【プチインプレ】11月に発売を控えた話題の自動変速クロスバイクに試乗してみました！【NESTO】
by: ワタナベ

充電いらずでいつでも自動変速！

充電不要の自動変速ということで人々の耳目を集めるSHIMANOの「Q’AUTO」システム。

私も気になっていたところ、ホダカ株式会社様に、11月発売予定のQ’AUTO搭載モデルである「AUTOMATE」の試乗車をお持ちいただけたので、早速試乗してみました！

走り出してスピードが上がるにつれて、自動的にギアが上がっていきます。
足を止めて惰性で走り、また新たに漕ぎ出す場合もしっかり軽いギアに戻ってくれています。

手動での変速に慣れている身としてはなかなか新鮮な感覚です。

平地主体でわずかな時間の試乗でしたが、変速のことを考えずにただペダルを漕ぐだけでよいというのは、特にスポーツバイク入門者にとって非常に扱いやすいのではないかと感じました。

一方、スポーツバイクの変速に慣れている立場からすると普段の変速の感覚よりワンテンポ変速のタイミングが遅いかな、と感じました。
ただこれは、スポーツバイク初心者の方に関してはほとんど気にならないか、あるいはちょうどいいと感じるレベルかと思います。

もし変速タイミングが気になる場合は、オプションで用意されている無線シフトスイッチを使用することにより、個人ごとのシフト操作の好みをAI学習させることも可能です（だいたい30分程度で完了するそうです）。

今回試乗させていただいたNESTO「AUTOMATE」にはシフトスイッチは付属しないのですが、ホダカ様独自のサービスとして、数量限定のシフトスイッチ貸出キャンペーンが行われるとのことです。

AUTOMATE シフトスイッチ貸出サービス – NESTO

「AUTOMATE」に関しては、どうしてもQ’AUTO搭載という部分に注目が行きがちですが、実はフレーム自体もQ’AUTO専用に設計されています。そのため変速に関するワイヤー受けや穴などが一切なく、非常にシンプルで洗練された外観となっているのも、「AUTOMATE」の大きな魅力です。

これまでの電動変速コンポでは、動作のためのバッテリーが必要でしたが、Q’AUTOではハブ内部にキャパシターを搭載しているので、これまでのDi2シリーズのように別体のバッテリーは接続されていません。走行時のハブの回転で蓄電するので充電の必要がなく、走行中にバッテーリー残量を気にする必要もありません。実際に使ってみて、これはかなり使い勝手が向上するなと感じました。

※キャパシタの電気容量は小さいので、走り出してすぐは変速機構が動作しない場合があります

高いポテンシャルを秘めた自動変速クロスバイク

新機軸の電動変速システム「Q’AUTO」を搭載した「AUTOMATE」を実際に試乗した結果、クロスバイクの新たな可能性を感じることができました。

スポーツバイクにはじめて乗る方はもちろん、すでにロードバイクなどに乗っている方のサブバイクとしてもとても魅力的だと思います。

NESTO「AUTOMATE」の発売は11月の予定ですが、ご予約を承ることは可能です。新感覚のクロスバイクをいち早く入手したい方は、ぜひ店頭にてご予約ください。

メーカー公式サイト
AUTOMATE – NESTO

NESTO AUTOMATE

販売価格：￥198,000（税込）
メインコンポ：SHIMANO QUES（Q’AUTO）
ドライブトレイン：1×10=10速
カラー：マットグレー／マットブラックグラデーション
サイズと適応身長の目安：
520mm (175-185cm)
490mm (165-175cm)
460mm (155-165cm)
重量：10.75kg（520mm、付属品除く）

オプションの無線シフトスイッチ

※店舗の在庫状況は日々変動いたします。本記事の商品が在庫切れの場合もございますのでご了承ください。
※価格は記事掲載時のものです。