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とてもディープなＭＴＢ用ビンディングペダルの話【2回目】

2018/02/17 15:26

コラム

とてもディープなＭＴＢ用ビンディングペダルの話【2回目】
by: 京都店

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北邨です。

ペダルの話　2回目です。

↓１回目も見てくれるとうれしいです。↓

【ペダル】なにげにディープなMTB用ビンディングペダルのはなし。

ビンディングペダルの命

ビンディング機構の話です。

メーカーごとの専用設計になっているので、

SPDタイプのビンディングペダルは踏み面から

ビンディング機構まで高さがあり、

メーカーによって高さが違うのです！

測ってみました。

SHIMANO PD-M995 XT

￥9,546-税別

ハイト　7.4mm

TIME ATAC XC2

￥8,500-税別

TIME ATAC XC4

￥11,000-税別

ハイト　7.8mm

crankbrothers 　Eggbeater2

￥12,000-税別

ハイト　7.3mm

SHIMANO PD-A530

￥6,384-税別

ハイト　7.2mm

メーカーによって高さが違う。

どころか、シマノはPD-ＭシリーズとPD-Aシリーズでハイトが違うのです。

あれ？

これって靴のほうはどうなの？

と思ったあなた、するどいですね。

靴の方にも高さの違いがありました。

fi’zi:k X5 BOA

ソールの深さ　7.6mm

fi’zi:k M5B UOMO

ソールの深さ　7.2mm

SHIMANO SH-ME2

ソールの深さ　8.0mm

SHIMANO SH-ME2

ソールの深さ　7.3mm

と、いったかんじです。

興味深いのはやはりシマノで、ペダル同様靴のほうも高さ（深さ）が違う点です。SPDペダルでもMTB用とロード用で設計を変えている点ですね。

MTB用の方が高い（深い）のは泥詰まりを意識してのことでしょうか？

ペダルのビンディング機構よりも、クリートの取付位置が深ければ、フロート機構の動きが渋くなったり、逆に、クリートの取付位置が浅ければ、ペダルの踏み面ではなくビンディング機構でペダルを踏むかたちになるので、ダイレクト感が希薄だったり、安定したペダリングができないようになりました。(体験談)また、ソールのゴムの乗っていないところでがっつり踏むので、靴も痛めます。（カーボンソールだとぞっとしますよ。）

ただし例外もあります。crankbrothersです。

crankbrothersは踏み面と靴の間にほんのちょこっと(0.5mm以下)だけ、クリアランスがある方がいいです。クリアランスをなくすと(私やりました)、ダイレクト感は増すのですが、たまに、外したい時に外れない、なんてことがあり普通にコケそうになったこと何回か。レース中、自転車から下りることのあるシクロクロスでは致命的であったため、試行錯誤の結果、ある程度のクリアランスが必要であるとの結論にいたりました。

crankbrothersはオプションパーツでEggbeater用とcandy用のトレッドコンタクトスリーブという、ペダル側でハイトを調整するためのものもあります。