【テック的考察】これはイイ！と思わず唸るテックスタッフ！珠玉のレーシングフレーム！！！【DEROSA】
by: 京都店

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こんにちは。テック担当のヨシダです。

テック作業場が在庫車で埋め付くされていて

圧迫感がすごいです、、

ありがたい事に、日々いろんな車体に触れる事が

出来ています。感謝感謝。

作業していると、これは組みにくいなぁ

整備しにくいなぁ

なんて、思う事が多々あります。

ただ、そう思うのは組み手だけで

乗り手はそんな事関係ないですし

カッコよかったり、速く走れたり

そういった事が伴っている事が

重要なのではないかと思います。

自分もちょっと組むのが手間でも

それ以上のパフォーマンスがあれば、我慢できます。

正直、その手間すらも楽しんでいる訳ですが。

ユーザーが求めるものをメーカーは頑張って

設計して作ってくれています。

もちろんそこには組み手がどう思うか

というのは、あんまり関係ありません。

それが自分の仕事ですので、それでいいと思いますが。

でもでも

レースで使われるようなフレームに関しては

ちょっとそれだけではキツイ事もあります。

レースは、スタートラインに立ち、ゴールしなければ

リザルトすら与えられません。

機材トラブルはつきものにしても

それの復旧やトラブルの起こりにくさ

もその世界では大切になります。

長くなりましたが、そんなレース志向な

フレームがこれ！

DE ROSA　PROTOS

51size　(175㎝前後)

全体を見てまず思うのが

BBシェルちっさ！！！！！！

だと思います。(そうなの？)

近年のカーボンフレームは圧入式のBBである事が

多いです。

圧入式のBBはベアリング径を大きくする為に

シェル内径も大径となっています。

それに見慣れている為か

ネジ切りのBB規格だと

ゴツイフレーム形状も相まって

シェル内径が小さく見えます。

ちなみに、イタリアン規格になります。

圧入式BBに関しては否定派ではありませんが

やっぱりトラブルの少なさからすると

ネジ切りの方が良い傾向にあります。

現在のDEROSAのラインナップを見ても

カーボンフレームでネジ切りのBB規格なのは

PROTOSのみとなります。

そして、BB下の穴の大きさ！

これは組み易いと思います。

ワイヤー式であれば、BBを先に入れても

組み上げれますね。

BBが入っていると、ワイヤーを通すのが困難な

フレームも多くある中、これは良いですね。

ブレーキは前後ともダイレクトマウントで

BB下にブレーキを付けたくなる物なのですが

こちらもあえてシートステー側に。

BB下だと重心が下がるメリットがありますが

整備性が結構落ちます。

シートステー側に比べて、作業時間が2倍くらいになります。

細かいポイントですが、ワイヤーの受けが取り外しできる様

全てボルトオンになっています。

これも、フレームと一体形成の方が

見た目スッキリなので、そうしているフレームも多いです。

そこをあえてこれ、、、

シビれます。

あとは、純粋にパッと見て

あ、これは走るな、と思わせる造形。

直線と曲線が良い感じに混ざっていて

普通にかっこいいです。(これ重要)

レース機材として、生まれたPROTOS

この機会にいかがでしょうか。

バチッと組み上げさせて頂きます！！

レース機材って言っても、プロの為だけのものではありません。

ちょっと頑張ってみようかなという人も

その恩恵を十分に感じることができるでしょう。

レースやイベントの直前のトラブルにも

対処しやすく、間違いなく速く走れます。

書いてて、めちゃくちゃ欲しくなってきました、、笑

~~サイズも合うし、、~~

皆様のご来店心よりお待ちしております。

　　　　　　　お知らせ　　　　　　　

3月29日

13:30～(予定)

パンク修理講習会

を行います！

もしかして、今までのやり方は

間違っていたかも？！

是非ご参加下さい。