【スポーク長はCADで出す】リムを活かしてホイールを組み換え！理想のスポーク長とは！？【ストレートプル】
by: 京都店

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こんにちは～。テック担当のヨシダです。

とてもお久しぶりのブログ登場です。

書きたいことが、どんどん溜まっていきます。

今回は先日、こちらの→SYSTEM SIX←を納車させて頂いたお客様の

別で所有しているホイールの組み換えを行いました。

諸事情でハブの交換が必要になってしまい

素直に純正のハブで交換するのもツマラナイので

リムを残してハブとスポークを違うものに交換させて頂きました。

ハブが純正の物ではないので、新規でスポークの長さを

算出する必要があります。

一般的にスポークは大分類で形状が2種類あり

見慣れたベンドと今回のストレートプルがあります。

世の中的にベンドのホイールやハブが多いので

そちらを組む機会は多いのでもしかしたら

ストレートプルのスポークでホイール組んだことないよ！

って方もいらっしゃるかもしれませんね。

なので、ベンドのスポーク長の計算方法や

計算サイトは結構ありふれています。

ストレートプルに関しては工夫次第で計算サイトを

使用して算出も可能ですが、そもそも

計算サイト自体、精度や誤差がまちまちなので過信は禁物です。

~~補正値が分かっていれば、それはそれで良いと思います。~~

本来であれば、高校の学習範囲でスポーク長は計算可能なのですが

小学生の算数で挫折しているヨシダにそれは無理難題と言えます。

で、計算サイトを使うかと言えば、そういう訳でもないです。

少数派かも知れませんが、ヨシダはCADソフトを使います。笑

こんな感じで、3Dでお絵かきしているようなものです。

スポークが届いたので、組んでいきます。

ストレートプルはハブに通すだけで、完成図が見えるので

面白いですね。

逆に、組み方はハブに依存するのでクロス数を変えよう、とか

そういう事はできません。

リムにスポークを通してあっさりと形になっていきます。

理想のスポーク長というのがあり

ヨシダの場合は、ニップルのツラまでスポークが掛かっている状態

が理想と考えています。(組み終わった時点で)

スポーク長が長すぎるとテンションが掛けられず

デロデロのホイールになってしまいますし

短いと、一見普通に組みあがりますが

ニップルが破断しやすいです。

ニップルが破断しているホイールがあったとしたら

それは9割はスポーク長が短いです。

もし、お持ちのホイールのリムの内側を覗く機会があれば

見てみてください。結構短いものが多いですよ。

~~にしてもHOPEは良いなぁ～～～～~~

一応、今回もスポーク長がバッチリだったので証拠写真を載せておきます。笑

書くまでも無いですが、しっかりセンターと振れは追い込んでます。

ちなみに、当店でのホイール組み工賃は税別4,800円となっております。

ご依頼お待ちしております！！