【DURA-ACE】実は選択肢が少ない、固定ギヤのホイールに手組ホイールってどうですか？？【手組ホイール】
by: 京都店

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こんにちは。テック担当ヨシダです。

急に寒くなった気がして、暖房を使うか迷います。

ちなみにまだ使ってません。

ホイール組みのご依頼を頂きましたので

ちょっとご紹介します〜。

ピストの後輪です。

DURA-ACE TRACKのハブとgan wellのリムで

オーダー頂きました！

このDURA-ACEのハブですがバンク内で

の走行にも耐える高精度なハブです。

ちなみに、競輪選手が

競輪競走で使用出来るパーツには制限があり

NJSの刻印がある認められたパーツでのみ使用が認められます。

しかも

ホイールの組み方にも規定があり、36Hの3クロス

以外の組み方は認められません。

なので、DURA-ACE TRACKのハブも36H以外は

NJSの刻印がありません。

フルNJS仕様で組みたい！と思ったら36H以外は

NJS認可ではないと言う事です。

まあ、刻印がなくて良いハブである事は同じです。

固定ギヤのハブというのは両側に小ギヤが付けれる

両切りのハブが多いのですが、このハブは片切りになっています。

個人的には片切りの方が好きです。

~~スモールフランジをチョイスしたお客様のセンスの良さGOOD！~~

で、両切りの場合ひっくり返してギヤ丁数を変える為に、JIS組で組む事が大半です。

片切りの場合はひっくり返す事は無いので

問答無用でITA組で組みます。(ヨシダの場合は)

※今回はリヤのみのオーダーですが

フロントを組む場合、例外を除いてこの系列のハブ

の場合ラジアル組はNGです。

その場合、ラジアルで組むと最悪フランジが割れます。(危険)

スポーク長を算出して、スポークカット～

リムを養生して

仮組み。

スポークテンションを上げていくと、ハブに

跡が付くので組み方間違えたからやり直し

とかはやりたくないですね。

なので！

”バルブ穴からハブのロゴが真っ直ぐ読める”

と言うのは特に指定があった訳ではなく

当たり前にしている事です。

今回もお約束スポーク長チェック！！

ドライブ側がコンマ3くらい長くても良かったかな

と言う感じですが、ニップルの割りにスポークが

到達しているので、個人的には合格です。

この瞬間が楽しくてホイールを組んでいる様な物です。。

いちいち書くまでも無いですが

振れとセンターは追い込んで

スポークテンションも決めた所まで上げています。

~~ちなみに組み上げてから一晩寝かせます。~~

黒いリムとスポーク・ニップルに

シルバーのハブが映えますねぇ。

これは余談なのですが、ホイール組みの1番最後に

行うべき工程があるのですが何だか分かりますか？

正解は、、、、、

ハブの玉当たり調整です。

正解した人はナカナカです。笑

手組ホイールのご依頼も是非ヨシダまで！！！