完成車&サイクルウェア京都エリアNo,1品揃えのお店!
2021/04/19 21:28
こんにちは、京都店フルヤです。
本日は、知る人ぞ知るイタリアのブランド、challengeから、限定生産品のハンドメイドタイヤをご紹介させて頂きます。
challenge ELITE XP クリンチャー
SIZE : 700×25c,27c (当店在庫は25cのみとなります。)
あまり聞き慣れないチャレンジというこちらのメーカー。
日本上陸は2010年とかなり近年のため、国内での知名度こそさほど高くないものの、前身ブランドのCLEMENTを含めると長い歴史を持ち、CLEMENT時代にはあのメルクスやジモンディも支えていた、れっきとしたレーシングタイヤブランドです。
そんなチャレンジのタイヤの一番の特徴は、表題にもあるようにハンドメイドであるということ。しかも自社工場生産。
例えば、ロードバイク用も含めほとんどのタイヤでは、土台となるケーシングとトレッドは一体成形されるのに対し、チャレンジのハンドメイドタイヤではこれらを別々に成形し、最終的に低温接着するという手法を取っています。
この製法により、熱に弱いコットンやポリエステルを原料とするケーシングを最大限しなやかに作ることが可能に。
直接地面に設置する部分であるトレッドにもこだわりが。
ほとんどのタイヤのトレッド部では、石油からつくられる合成ゴムを使用しているのに対し、チャレンジのハンドメイドタイヤは天然ゴムを使用しています。アレです。いつか教科書で見たことがある方もいるのではないでしょうか、ゴムの木を傷つけて染み出してくるあのゴムです。
天然ゴムは合成ゴムと比較して柔軟性と粘着性に優れているため、高い振動吸収性とグリップ力の確保に繋がっています。
今回ご紹介させて頂いているELITE XPは、チャレンジのハンドメイドタイヤの中ではボトムとなるモデルです。
しかし、その実力は他社ハイエンドに勝るとも劣らないものがあります。ケーシング値は220TPIとかなり高く、更に先述のハンドメイド製法と天然ゴム製のトレッドも相まって、非常にしなやかな走りを実現しているとのこと。
重量面でも意外と健闘しています。
実測257gは、セカンドグレード以上ハイエンド未満といったところでしょうか。特にバイクの軽量化を突き詰めている…などでなければ、気になるほどの差ではないかと個人的には思います。
軽さは大事ですが、軽い=イイ、という等式が成り立つわけではないですしね、ホイール然り。
ここで思い出して頂きたいのが税込4290円という価格。チャレンジの他のハンドメイドの価格(最低6600円)から考えても、他社タイヤの価格を鑑みても、これだけのモノがこの価格というのは正直ぶっ壊れです。
これは邪推なのですが、このELITE XPは、ハンドメイドタイヤを人口に膾炙すべく、言ってみればお求めやすい試供品のような感じのモノを…という経緯でリリースされたのではないかな…と思っています。
実はこのモデル、数量限定生産で、次回入荷は未定なんです。先のように考えれば、それも納得できる気がしませんか?
いずれにせよ、とても高い性能のタイヤがお求めやすい価格で手に入る絶好のチャンスです。
タイヤの交換を考えている方も、そうでない方も、是非お見逃しのないように!
27cのみになりますが、こちらからオンラインでの購入も可能となっております。
⇓⇓⇓
ご来店、お問い合わせ、お待ちしております。
本当は記事内に書こうかと思ったのですが、長くなりそうだったのと、少しマニアックな内容になりそうだったので、最後にオマケとして少々。
こちらのタイヤ、”クリンチャー”となっているのですが、細かいことを言うと”オープンチューブラー”という種類に分類されるタイヤです。 “ハンドメイドクリンチャー”と呼ばれたりもします。
普通のクリンチャーホイールのリムには付かないのか?というと、ややこしいことにそういうわけでもなく。
オープンチューブラーも、一般的なクリンチャーと同じように、タイヤビードをリム内壁に引っ掛けるタイプのWOリム(一般的なクリンチャーホイールですね)に適合するタイヤです。
特にオープンチューブラー専用リムというものがあるわけでもなく、チューブラー用のリムにも付きません。
そのへんがお客さんにとって紛らわしいことを知ってか知らずか、いつの間にかチャレンジは敢えてクリンチャーと分けていたオープンチューブラー表記をやめて、全部クリンチャー表記にしていますね。(今見たらヴェロフレックスもクリンチャーだけの表記になっていて、なんだか寂しい気持ちになりました。)
さて、じゃあ何がチューブラーなのか?というと、製法に由来しています。
通常のクリンチャータイヤは加硫製法と呼ばれる製法で作られています。乱暴に言うと機械で一気にドーンとタイヤの形に成形する、という感じの作り方です。我ながらひどい説明ですね。スミマセン。詳しく知りたい方は加硫製法でググってみてください。
一方のオープンチューブラーですが、途中までチューブラーと同様の製法で作られています。
チューブラータイヤは、ざっくり言うと、トレッドを貼り付けたケーシングの中にチューブを入れて縫い込む、という製法で作られています。
ケーシングにトレッドを貼り付けるまでは同じですが、最後にチューブを縫い込むかわりに、両端にビードを埋め込んでできたタイヤがオープンチューブラーというわけです。
チャレンジさんから画像をお借りしてきました。文字でゴチャゴチャ書くよりわかりやすいですね。笑
さてさて、オープンチューブラーだとなにが良いのか?という話。
ここでホイールに嵌める前のクリンチャータイヤの形を思い浮かべてください。ざっくりとした形はU字形ですよね。
これはクリンチャー製造過程で、路面と設置するトレッド部に熱処理を加えることで、リムにはめやすくなるよう立体的に形成しているためなのですが、ゴム本来のしなやかさといった特性能力がある程度損なわれてしまいます。従って、乗り心地やグリップ力も落ちてしまうわけです。
オープンチューブラーは、そのような熱処理を行っていません。
論より証拠。断面は真っ平らです。
このようなオープンチューブラータイヤでは、ゴム本来のしなやかさが最大限発揮されるために乗り心地、グリップ力が高いだけでなく、リムに装着した際により断面が真円に近く、バイクを倒した際にはより自然にグリップ力が変化するといった美点があります。
ただ大きな難点がひとつ。タイヤの付け外しがめちゃくちゃ面倒くさい(らしい)です。形状を考えれば納得ですが、片側のビードを嵌めるだけで一苦労だとか…そこだけは覚悟をお願いします。笑
あとがき的なつもりが非常に長くなってしまいました。興味を持ってここまで読んでくださった方、ありがとうございます。良かったら是非お試しください。
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