FULCRUMの最高峰。SPEED 40 CMPTZN
by: 京都店

こんにちは、京都店フルヤです。

今回は京都店屈指のハイスペックホイールをご紹介させて頂きます。

FULCRUM SPEED 40 DB CMPTZN

￥378,400

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10%OFF!! ￥340,560

対応タイヤ: クリンチャー, チューブレス

ブレーキタイプ : ディスクブレーキ, AFS(センターロック)

シャフト : 12mm径スルーアクスル(フロント100mm,リア142mm)

リム材質 : カーボン, ツイルフィニッシュ

リム幅 : 26.5mm

リム内幅 : 19mm

スポーク : ダブルバテッドステンレススポーク, ストレートプル F/R 21

ニップル : アルミ

ハブ : アルミボディ, アルミフランジ(フロント) カーボンボディ, アルミフランジ(リア)

フリーボディ : シマノHG11

適合タイヤ幅 : 23～50mm(700c)

ASTMカテゴリー : 2

重量 : 1,460g

その他 : CULTセラミックベアリング, 2：1スポーキング

フルクラムのトップエンドホイール、SPEED。

RACING SPEEDシリーズの実質的な後継モデルであり、その名の通りプロサイクリストの要求するスピードに応えるモデルとして、数多くのプロチームを支えてきたホイールです。

2021年、そのSPEEDにCMPTZNモデルが追加されました。

CMPTZNとは、Competizione=競争の略。要はレース用ということですね。同社のハイエンドアルミホイール、レーシングゼロにもその名を関したモデルがあります。

では通常モデルのSPEEDと何が違うのか。

最大の差異は、そのハブ内の構造になります。通常モデルではUSB=ULTRA SMOOTH BEARINGというシステムが搭載されているのに対し、こちらはCULT=CERAMIC ULTIMATE LEVEL TECHNOLOGYと呼ばれるシステムとなります。~~よく分からないけど強そう~~

(通常モデルのSPEEDは、チューブラー仕様のみCULT搭載となっています)

よくCULTベアリング、なんて言われたりしますが、実はUSBもCULTも使用するベアリング自体は同じで、違いは受けと玉押しにあります。

通常の受け・玉押しでは、とてつもなく硬いセラミックベアリングによって削れてしまいます。それを防ぐためにグリスを入れているのですが、それが回転の抵抗となる。そこで受けと玉押しをセラミックベアリングの硬さに負けないくらい頑丈にして、抵抗となるグリスを無くすことを可能にしたのがCULT。大雑把に言うとこんな感じです。

※グリスを無くせると書きましたが、音鳴りを防ぐために粘度の低いオイルを少し入れる場合が多いようです

そのCULTは実際どのくらいの効果があるのか。

親元を共通とするカンパニョーロのカタログを参照すると、まずUSBはスタンダードベアリングよりも50％優れた回転性能という記述があります。また、CULTはスタンダードベアリングよりも9倍優れた回転性能とのこと。

つまり、CULTはUSBの6倍の回転性能ということになります。

もちろんいくらベアリングが6倍の回転性能だとしてもホイール自体が6倍回るというわけではありませんが、100分の1秒を争う世界ではほんの僅かな差だとしても速い方を求めるわけですね…

もちろん、日常のライドでも回転の軽さは十分に感じられるかと思います。

その他のところでは、リムのグラフィックも通常モデルとは異なるデザインとなっています。

モデル名のロゴは通常モデルより小さく落ち着いた印象です。ブラックのリムにブラックのロゴなので、一見するだけではこれがプロスペックのホイールだとは分からないかもしれません。能ある鷹はなんとやらってやつですね…

通常のSPEED DBと同一の点では、やはりフルクラム独自の2:1スポーキングが注目したいところ。2:1スポーキングとは、その名の通りドライブサイドと反ドライブサイドでスポークを2:1の本数で配置することで、左右のスポークテンション差を是正しようというもの。詳しく書くとあまりにも長くなってしまいそうなので割愛します。笑

フルクラムの技術が詰まったハイエンドホイール、是非愛車のグレードアップにいかがでしょうか。

ご来店、お問合せお待ちしております。