完成車&サイクルウェア京都エリアNo,1品揃えのお店!
2021/11/10 20:17
目次
いつもワイズロード京都店をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
大変申し訳ございませんが、社内研修のため11月の定休日を変更いたします。
第二月曜日 11月8日 営業
第三水曜日 11月17日 お休み
お客様には大変ご迷惑おかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
京都店フルヤです。
今回は、自転車のアップグレードに効果てきめん!ハイパフォーマンスタイヤをご紹介させて頂きます。
700×25C, 28C
各 ¥9,020
※その他サイズは御注文となります。店頭にてお気軽にお声掛けください。
ある程度ロードバイクに乗り込んでいる方は何を今更…という感じかとは思いますが、まずは、なぜタイヤなの?というところから。
端的に言えば、少ない費用で最も走りが変わると言って差し支えないパーツだからです。
言うまでもない話ですが、走行している自転車において直接地面に触れているのはタイヤだけ。高速で回転し、路面の抵抗を一身に受けるタイヤだからこそ、アップグレードによる軽量化、抵抗減少は相当に”効く”んです。
他にも魅力的なアップグレードパーツはあまたある中、目立たない部品ではありますが、初めてのアップグレードはグッとこらえてタイヤにしてみましょう。完成車付属のモノからの交換だと、本当に走りが変わりますよ。
さて、コンチネンタルと聞くと、自転車より先に自動車用タイヤが浮かぶ方も多いのではないでしょうか。クルマ好きには知らぬ者がいないくらいのメーカーですが、自転車でももちろん言わずと知れた超ビッグネームです。
なかでも”GRANDPRIX”シリーズは、高い信頼性のみならず、耐久性を含めたあらゆる性能が高レベルでまとまっており、アマチュアライダーからレーサーまで幅広い層より長年高い人気を誇っています。
そのGRANDPRIXシリーズの最新作が、このGRANDPRIX 5000(以下GP5000と表記)。もはや定番と言っても相違ないほど人気だった前作GRANDPRIX 4000S Ⅱから更に全方位強化されており、まさに隙のない高性能タイヤの決定版と呼べる仕上がりになっています。
じつに10年以上ぶりとなるアップグレードを遂げたGP5000は、タイヤを構成するコンパウンド、ケーシング、耐パンク層、トレッドパターンなど、どこひとつ取ってもGP4000SⅡからそのまま持ち越されている部分はありません。
私自身GP5000は購入して使ったので、その感想も交えながらご説明させて頂ければと思います。ちょっと長くなってしまいそうなので、どうでもいいよ、という方は適当に読み飛ばしてください。笑
まずはパッケージにもあるブラックチリ・コンパウンドとはなんぞや?という話から。これは最先端のポリマーに特殊開発されたカーボンブラック粒子と充填材を組み合わせて製造されている、コンチネンタル独自のコンパウンド(平たく言えばタイヤの黒い部分ですね)のこと。通常より細かいカーボン粒子は、優れたグリップと転がりを実現しているといいます。
実際乗ってみても、転がりは前作同様極めて軽く、イイモノに乗ってる感…と言うのでしょうか、走りがなめらかになったような感覚。グリップもかなり良く、ドライはもちろんのこと、ウェット性能も前作よりは向上したように思えました。
トレッド下にはベクトランブレーカーと呼ばれる耐パンクベルトが入り、耐久性も重視されています。従来よりも広い範囲に渡ってベルトを配置することで、サイドカットなどのリスクも軽減させているとのこと。GP4000SⅡではサイドカットに弱いなんてハナシがありましたが、今のところGP5000は極めて快調です。
また、リムへの嵌めやすさも前作・他社製品と比較してもかなり嵌めやすい部類になっているかと思います。
個人的に最も感心したのが乗り心地。
実は私、GP4000SⅡも使っていたことはあるのですが、軽い転がりと耐摩耗性の高さには満足していたものの、正直なところ乗り味がどうしても好きになれませんでした。耐摩耗性を優先したがゆえコンパウンドが固めなのか、どうも振動の角を取らずゴツゴツとした感じが目立ったんですよね。
その乗り心地、あのイヤ~な感じはどこかに影を消し、GP5000では別物のように改善されていました。PIRELLI P ZEROのようなモチモチ系…とまではいかないにしろ、他社ハイエンドから換えても乗り心地に疑問符が付くようなことは無くなったのではないかと思います。
これは分かる方がいれば…という感じの追記ですが、GP4000SⅡまでの実測タイヤ幅太い問題もバッチリ解決されていました。念のため。
繰り返しになりますが、ハイパフォーマンスタイヤへの交換は低予算で目に見えて走りが変わるアップグレードのひとつです。また、ハイスペックパーツを導入するにあたって初心者の方にもデメリットが少ない数少ない部位でもあります。もちろん極端な決戦用タイヤは別ですが、このGP5000は他社高性能タイヤと比べて耐久性もかなり高くなっているので、パンクに神経質になる心配もありません。
上級者の方でも、コンチネンタルタイヤを愛用している方はもちろん、あまりいい印象が無いという方にも使って頂きたい一本となっております。
是非ご検討ください。
ご来店、お問い合わせお待ちしております。