完成車&サイクルウェア京都エリアNo,1品揃えのお店!
2022/06/29 18:25
目次
いつもワイズロード京都店をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
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定休日
毎週月曜日
営業時間
12:00~19:00
お客様には大変ご迷惑をおかけ致しまして誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。
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こんにちは、京都店フルヤです。
店頭に並ぶスポーツバイクのほとんどがディスクブレーキ搭載の車体になって久しい昨今ですが、今回はあえてリムブレーキの車体をご紹介させて頂きます。
SIZE : XS, M
COLOR : Cold Iron
圧倒的シェアを誇り、自社工場も構える業界最大手ブランド、GIANT。そのスポーツバイクで中核を成すのが、この”TCR”シリーズです。
現在ではロードバイクのほとんどがその形となったスローピングフレーム、それをはじめて採用したのが初代TCRでした。重量剛性比、空力など多くの面で優れていたTCRは世界中に衝撃を与え、以来オールラウンドバイクの雄として業界をリードし続けています。
そのTCRがモデルチェンジしたのは、つい最近の2021年モデルでのこと。ぱっと見では先代モデルと大差ないようですが、よく見ると細かい部分は別物。それもそのはず、フレーム全体が完全新設計となっているのです。
これまでのTCR長所の軽さ、剛性、空力を煮詰め、更に全方位最強バイクへと近づきました。
このTCR Advanced KOM 2は、そんな第9世代TCRの中では最もベーシックなグレードのフレーム。上位モデルの高性能は踏襲しつつも、使用するカーボンの素材や細部の仕様を変更することで、初心者の方でも楽しめるようより間口を広げ、かつ価格も低めに抑えたモデルとなります。
このTCR Advanced 2 KOMに組み合わされるコンポーネントは、もはや定番の感すらある”SHIMANO 105 R7000″。
リア11速を備えたミドルグレードモデルで、シャドータイプのリアディレイラー、ショートアームのフロントディレイラーなどなど、プロも使う上位モデル”DURA-ACE”や”ULTEGRA”の技術をフィードバックしたコンポーネントとなっており、性能は十二分。初心者の方のみならず、ある程度ロードバイクに慣れた方でも満足いくスペックを備えています。
ブレーキは、今やめっきり数を減らした”リムブレーキ”。ホイールのリム部分を直接挟んで止めるタイプのブレーキシステムです。
ディスクブレーキがメインストリームとなったスポーツバイク業界がゆえ、「リムブレーキはダメなの?」という質問をお客様からもしばしば頂きますが、そういうわけでもないんじゃないかな、と個人的には思っています。
そもそも絶対的な制動力自体は、リムブレーキもディスクブレーキも変わりません。なぜなら、ブレーキ自体の最大制動力がどうこうという話になる前に、タイヤがロック(=スリップ)してしまうからです。
確かにディスクブレーキには、軽い握力で大きな制動力を引き出すことができる、悪天候に強い、スルーアクスルによるフレーム剛性の向上…などなど、多くのメリットが存在します。特に雨天時の制動力については、リムブレーキとは雲泥の差です。
ですが、リムブレーキにもメリットがあります。まず第一に、同じようなスペック・コンポーネントの車体で比べたとき、構造が複雑なディスクブレーキに対してリムブレーキの方がだいぶ安価です。言い方を変えれば、高性能な車体を安く手に入れることができます。また、メンテナンスが簡単だったり、車体が軽量だったり…と、意外といいトコも多いんです。中古パーツもいっぱい流れてるし…
要は、自分の用途や目的に合ったブレーキシステムを選ぶのがイチバンということなのではないかな、と思います。
ご自身で決めるのが難しい場合は、ぜひ当店スタッフまで。相談に乗らせて頂きます!
この車体の隠れた目玉が、タイヤ・ホイール周り。「チューブレス」に対応しているんです。
「チューブレス」とは、読んで字の如くチューブがレス、すなわち通常自転車のタイヤの中に入っているチューブが存在しないシステム。ざっくばらんに言えば、チューブのぶんの余分な抵抗が無いため、乗り心地や転がり抵抗などで大きなメリットがあります。
一方で、ホイールやタイヤの設計・製造に高い精度が求められるため、コストが高くつくという欠点もあります。それゆえ、車体についてくるのはウレシイところですね。
カーボンフレームにシマノ105を搭載してアンダー30万円と、スポーツバイクの高騰がジワジワ進む昨今ではバーゲンプライスと言える値付けのこの車体。
数は減りつつあるリムブレーキの車体ですが、特徴をしっかり理解して選べば最高の相棒になりますよ。
ぜひご検討ください。
ご来店お待ちしております。