完成車&サイクルウェア京都エリアNo,1品揃えのお店!
2022/11/09 19:09
こんにちは!
京都店の元井です。
先日帰り道にて油断していたら、イベント用に電気の配線が敷いてあり、その段差で思いっきり落車してしまいました笑
怪我は擦り傷程度で済んだのが幸いです。
通い慣れた道だからと足元には注意しないといけないですね。
さて、足元といえばロードバイク、ひいては自転車においてホイール、タイヤの変化は劇的に乗り心地に影響を与えます。
今回は今さら聞きにくいタイヤの種類の違いについて話してみたいと思います。
1.クリンチャータイヤ
ど定番クリンチャータイヤです。
ほとんどの自転車はこれですね。
外側のタイヤと中のチューブで構成されています。
その利点は修理のしやすさ、比較的安価で選べる種類が豊富なことでしょう。
決戦用から練習用、耐パンク性能に重点をおいたものまで様々です。
クリンチャー用のホイールも同様にたくさん種類があります。
好みのホイールに簡単に取り替えることができますよ!
デメリットとしては他のタイプのタイヤに比べるとホイールが重くなりやすいこと、チューブの膨らみが均一にならないことから発生する走行抵抗の増加で乗り心地が悪くなることです。
とはいえ、シビアに重量を気にするレースに出る方でなければクリンチャータイヤが扱いやすくオススメだと思います。
2.チューブラータイヤ
次はチューブラータイヤです。
チューブラータイヤは名前から分かるかもしれませんがチューブと一体型になっているタイヤです。
以前は決戦用といえばチューブラーだったようですが、最近はチューブレスに押されているようです。(トラック競技ではチューブラーが使用されています。)
利点は重量の軽さ、チューブが均一に膨らむから乗り心地の良さにあります。
一方デメリットとして価格の高さと取り付けの難度かと思います。
ホイールに取り付ける際はリムセメント又はチューブラー用の両面テープを使います。
これがベタベタになるので自分で変えるのは結構億劫になるかと思います。
また一回パンクするとクリンチャーのように中のチューブだけとはいかず丸ごと交換する必要が出てきます。
回し者かのようにIRCばっかり紹介しているのですが、
今回は僕が尊敬する先輩がおすすめしていた物を貼っておきます笑
3.チューブレスタイヤ(チューブレスレディ)
最後にチューブレスタイヤです。
これも名前の通りですが、チューブが必要ないタイヤです。
(ちなみに近頃見かけるノーパンクタイヤとは異なるものなのでご注意を!)
最近だとプロチームでもこちらを使っているチームが多いようです。
利点としてチューブが存在せず内圧(空気)が直接タイヤを膨らませるので走行抵抗・乗り心地共にチューブラーをも凌駕するとも言われています。
また、中にチューブが入っていないのでクリンチャーに比べて低圧で乗り心地良くして乗ることも可能です。
(もちろんチューブがないので軽くなりますね)
最近は種類も増えてきていますし、チューブラーよりは安価です。ただクリンチャーに比べると高額ですね。(ホイールも)
チューブレスレディの方は中にシーラント剤を入れる必要があります。
メンテナンスも結構大変なようです。
クリンチャータイヤのようにチューブを一回入れたら終わりではなく、定期的なシーラントの充填が必要になります。
ホイールによってチューブレス専用のものとチューブレスレディにも対応しているものがあるので注意しましょう!
4.太さの違い
最後にタイヤの太さの話をしたいと思います。
以前はロードバイクといえば、23Cのサイズがメインだったようですが、最近は25Cが主流になっていますよね。
(僕のラピエールも購入時は23Cのタイヤが付いていました。)
更にひと回り太い28Cのものも多くなってきています。
太さの違いで何が変わるのでしょうか
一つは接地面の差です。
実は地面に接地している部分の面積は”ほぼ”変わらないのですが、当たり方が変わります。
太い方が丸に近い点になるのですが、細いものは縦に伸びた楕円のような形になります。
これが走行時の抵抗感につながるらしいですよ。
また、入っている空気量が多くなるので乗り心地も良くなります。
グラベルバイクなどは32C以上の幅のものが付いていたりしますね。
反応性が良かったり、重量の軽量化にもつながるのでヒルクライムがメインの方や、スプリントの初速を上げたい方は細いのを付けてみるのもいいんじゃないでしょうか。
(ホイールによってはつけることができない幅のものもあるのでご注意ください!)