5分でわかる!努力義務化とヘルメットにならないヘルメット。
by: 京都店

 

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どうも京都店 吉野です。

 

 

この記事は頑張り次第では5分で読める予定です。

 

 

 

23年4月1日から道路交通法改正により、自転車乗車時のヘルメット着用努力義務が全年齢を対象になります。

 

 

 

内容に関してはこちらをご覧ください。

 

 

 

 

 

ブログのリンクを貼ったことで大幅な内容の省略ができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルメット努力義務化に伴う注意点

 

 

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要点だけざっくり解説

 

 

自転車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶるよう努めなければならない。

 

 

自転車の運転者は、他人を当該自転車に乗車させるときは、乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。

 

 

児童又は幼児を保護する責任のある者は、児童又は幼児が自転車を運転するときは、当該児童又は幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。

 

 

 

 

そして自転車販売店である私たちも自転車を購入した人にヘルメットの着用をお願いしなくてはならなくなります。

 

 

 

 

 

努力義務なので法的な拘束力や罰則は今のところありません。

 

 

 

 

 

ですが、自転車の義務である【損害賠償保険】

 

 

 

 

 

事故が発生した場合、ヘルメットの着用の有無で保証内容が変わってくる会社が多くなることが予想されます。

 

 

 

 

 

例えば、au損保の場合・・・

 

 

 

質問

 

「自転車向け保険」の「ヘルメット着用中補償」について、ヘルメットを被っている時の事故であればどんな事故でも対象になりますか?

 
 
 
回答
 
 
「ご自身が自転車搭乗中の事故で死亡された場合」が補償の対象となります。
また、次の場合はヘルメットを着用していても補償できませんのでご留意ください。
 ① ⾃転⾞用・乗⾞用ヘルメット以外のヘルメットを着用していた場合
 ② 当社所定の安全基準を満たしていないヘルメットを着用していた場合
 ③ あごひもを固定しないなど、ヘルメットを正規の方法で着用していない場合

 

 

au損保のホームページより抜粋)

 

 

 

①と③は特に今まで通りなのでスルーしますが、

 

 

 

自転車乗車中に被るヘルメットは専用の乗車用ヘルメットが必要です。

 

 

工事現場で被るようなヘルメットでは被っていないも同然とされてしまいます。

 

 

 

また乗車用ヘルメットということは二輪車で被るようなヘルメットも乗車用として認められる(2㎏以内)ようですが重いのでわざわざ被る人は少ないでしょう。

 

 

 

明らかにサイズが違うもの、あご紐などをしていなかった場合などは保険の対象外となることもあります。

 

 

 

 

もっとも重要なのは②です。

 

 

超重要ポイント

 

所定の安全基準を満たしていないヘルメットを着用していた場合

 

 

 

 

 

 

所定の安全基準?なにそれ?って感じですが、

 

 

 

日本でレースに出るには日本自転車競技連盟(以降 JCF)が公認したヘルメットを着用する必要があります。

 

 

 

レース?そんなん出ないから関係ない?

 

 

 

 

いえいえ、これが基準になるので重要です。

 

 

 

JCFやその加盟団体が主催するレースで使用が認められた各ヘルメット販売元(正規輸入代理店)がJCFに申請し、様々な審査を通過したものがJCF公認ヘルメットとして認められます。

 

 

 

 

審査内容は大きく分けて次のような項目がテストされます。

 

 

・材料試験(汗試験・頭髪油試験)

 

・外観試験

 

・構造試験

 

・質量試験

 

・衝撃吸収性試験

 

・あご紐強度試験

 

 

 

詳細はPDFでご確認ください。(コチラ

 

 

 

いろんな安全規格

 

 

 

JCF公認ヘルメットは一定の基準を満たしたヘルメットと言えるのでひとつの選ぶ基準になります。

 

 

 

JCF公認ヘルメットにはシールが貼ってあります。

 

 

 

 

 

カブトヘルメット | OGK KABUTO

 

 

が、一方で色違いのJCF推奨シールなんてのもあります。(紛らわしい)

 

 

 

公認と推奨で何が違うのかというのは置いておいて・・・

 

 

 

端的にいうとレースしないなら関係ありません。

 

 

 

 

JCFの他には・・・

 

 

 

SGマーク(一般財団法人製品安全協会)

安全と安心の目印 SGマーク

SGマーク公式サイトから引用)

 

 

 

 

 

CEマーク(ヨーロッパ基準の安全規格)

ウィキペディアから引用)

 

 

 

 

 

CPSCマーク(アメリカ基準の安全規格)

Seal of the United States Consumer Product Safety Commission.svg

ウィキペディアから引用)

 

 

他にもGSマーク(ドイツ)やMipsマーク、

 

 

 

 

 

レースに出場するなら形状などで弾かれるかもしれないのでJCF公認ヘルメットを被るといいでしょう。

 

 

 

日本国内のロードレースに出るならJCF公認マークが必須ですが、

 

 

 

海外通販や個人でヘルメットを輸入しようとしている場合、JCF公認シールが貼られていない場合があるので注意が必要です。

 

 

 

というのも海外製品は、日本の正規代理店がJCFへ申請をしていることが多く、同じものであっても海外から直接輸入した場合、対象外になることもあるようです。

 

 

 

 

ただ、普段使いのヘルメットならJCF公認でもJCF推奨でもSGでもCEでもCPSCでも一定の基準はクリアしているので問題ありません。

 

 

 

 

少し話が逸れましたが保険会社の言う「所定の安全基準」というのはこうした機関を通して認められたものかどうか?という点が重要なようです。

 

 

 

 

密林やらでもたくさんのヘルメットが売られています。

 

 

 

ダメだとは言いませんが必ずどこかの機関に認められたものを選びましょう。

 

 

 

価格=頑丈ということではない

 

 

 

ヘルメットの価格を決めるのは頑丈さではなくベンチレーションによる通気性、軽量性などで値段が変わります。

 

 

 

被るものですので少しでも快適に乗るならいいものを買うのがおすすめです。

 

 

 

当店のヘルメットは8,000円~

 

 

 

となっております。

 

 

 

よければご相談ください。

 

 

 

 

それでは。