タイヤは減るし、チューブは薄くなる。パンクを回避するには。
by: 京都店

 

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どうも京都店 吉野です。

 

 

スポーツ自転車というか自転車に共通する主なトラブルはタイヤに集中します。

 

 

やれ寿命だ、パンクだバーストだ。

 

 

片輪交換しようとすると工賃が

 

クリンチャーの場合、片輪1,320円(最短即日)

 

チューブレスの場合、片輪2,640円(預かり)

 

チューブラーの場合、片輪3,520円(預かり)

 

クイックリリース、スルーアクスルに限ります。

 

ピストバイクでよく見られるナットタイプは片輪1,760円です。

 

 

 

基本的に当店はパッチを当ててのパンク修理は行っていません。

 

スポーツ自転車は高圧で空気をいれるので出先の応急処置にはいいですが
またすぐパンクする可能性があるので即チューブ交換です。

 

 

チューブが1本1,000円前後、タイヤは在庫品だと安くても3,000円~

 

なので片輪で5,000円以上はほぼ確定で掛かってきます。

 

 

たっけぇ。

 

 

お持ち込み頂いたお客様にもよく驚かれます。

 

 

 

ママチャリ感覚で言うと確かに高い。

パッチを当てる修理で安いところだと500円~なんかでやってたりします。

 

 

なので余計に高く感じるんでしょうね。

 

ママチャリ、スポーツルック車などの修理は承れません。

 

 

 

熱心な自転車乗りは日頃からタイヤのチェックを欠かしません。

 

空気圧、異物、ヒビ、トレッドの残り。

 

なので何かを踏まない限りトラブルに見舞われることは少ない。

 

 

 

ですが、一般ユーザーとなると話は別です。

 

雨ざらしで数か月空気を入れずに乗っていたりするのでもちろんチェックなどを行う人も少なくなります。

 

タイヤはゴム製で地面を転がるので当然削れ、気温、湿度、紫外線で劣化しますしチューブもタイヤ内の摩擦で薄くなっていきます。

 

 

タイヤやチューブなどのぺらぺらのゴム製品がノーメンテで長期間性能を維持するのはどう考えても難しいでしょう。

 

 

 

ちなみに前輪よりも後輪の方が摩耗が早いです。

 

 

なので前輪と後輪のタイヤとチューブを時々入れ替えてあげることで摩耗度合を同じくらいにして交換の際にまとめてやってしまううのがおすすめです。

 

 

どうせ同じ金額で交換するならまとめてやった方が手間もありませんし、気持ちよく走れます。

 

 

 

問題はどんなタイヤを選ぶか、です。

 

 

安い=すぐパンクする

 

高い=パンクしにくい

 

 

ということはありません。

 

 

小まめなメンテナンスが面倒な人には基本的にどんなタイヤも変わりませんので。

 

 

低価格のものは練習用や街乗りでメンテナンスさえすれば長く使えるものが多く。

 

 

高価格になるほど何かに尖ったタイヤが多くなります。

 

 

超軽量タイヤはともかく決戦用タイヤは普段使いにはあまり向きません。

 

 

最近は軽くて一定の耐久性を兼ね備えたタイヤなども発売されていますが
正直めちゃくちゃ高い。

 

 

一般的なタイヤの軽さとパンクリスクはトレードオフです。

 

 

 

 

重量を気にしないならおすすめは

 

 

 

Continental 4シーズン

 

 

 

 

11,000円

 

 

 

耐パンク、耐摩耗に特化したタイヤですのである程度長期間の使用にも耐えます。

 

 

せっかく使うなら4シーズンがおすすめですが

 

 

タイヤだけで2万円オーバーと覚悟が必要な値段です。

 

 

 

一時期使っていましたがさすがはコンチネンタル。

 

 

25cで240gとは決して軽くはありませんが転がりもグリップ性能も非常に満足できる1本です。

 

 

 

よければお買い求めください。

 

 

 

 

それでは。