【PINARELLO】あの最新モデルFシリーズとXシリーズを乗り比べしてきました!
by: 吉永

こんにちはワイズロード京都店の吉永です。

今回はPINARELLOのカワシマサイクルサプライ様のご協力を賜り東京で開催されるサイクルモードに先駆けて試乗&乗り比べをさせて頂きました!

初めて実車を見たときの印象としてほとんど色の違いでしか見分けられませんでした。

しかし、それはマイナスのイメージではなくメーカーの意図としてシリーズ関係なくPINARELLOの見た目のカッコよさや所有欲を満たせるよう幅広い層のサイクリストに親しんでもらえよう思いが込められています。

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DOGMA F DISC

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インプレッション

Fシリーズの中でも最上位のT1100のカーボン採用。フレームに触れただけで積層の薄さや強度を感じられます。

サイズ展開も豊富。11種類の中から選べます。

一漕ぎ目から感じたこと・・・

 えぐい加速感、何もかもを置き去りにしていくような・・・。

ペダリングのパワーを何倍にも増幅してくれているような前に前に引っ張ってくれてるような感覚がしました。

レース機材で硬い乗り味かと思いましたが、なぜ、こんなに快適なんだ・・・。

それは使われているカーボン素材が剛性が高いにも関わらず小さい力でよくしなるからです。

コーナーではバイクを倒した時の安定感が高くコーナリングが下手な私でも感じる事が出来ました。

レースにおいてコーナリングが上手い人であれば上位を狙える強い武器になりえるのではないかと思いました。

まさにピュアレーシングバイクの頂点。レースに勝つために完璧にまでも無駄をそぎ落とした、その乗り味に感服、そしてとても感動いたしました。

X3

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Fシリーズがレース向けであるのであれば、こちらはエンデュランスバイク。

1日中乗っていても快適なロードバイクです!

正直、私はX3のが乗り方には合っていました、レーサーではないのだと思いました。

それほど乗り味の違いを実感しました。

サイズ展開も豊富、9種類から選べます。

インプレッション

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まず乗車姿勢が楽!

それもそのはず、ヘッドチューブの長さが全く違いますね。

フレーム設計は一新されカーボン素材はT600を採用、リア三角のデザインも変わり32cまでのタイヤを履くことできます。

今回はクリンチャータイヤでしたが、それでも快適すぎる乗り心地でした。チューブレスタイヤに変えればもっと快適性も上がることでしょう。グラベル運用もいいかも!

また快適性や耐久性を追求してしまうと重く反応性の悪いことが多いですが反応性などの低下は一切感じませんでした。

むしろ25km~30kmまで「スーッ」と加速しスピードの減衰なく進んでくれました。

新設計のわずかに内側にアーチしたシートステーの独自設計は、とにかく快適性がよく驚きました。

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最後に

全く新しく変わったPINARELLOの魅力を言葉足らずではございましたがインプレッションさせて頂きました。

カワシマサイクルサプライ様にはお忙しい中このような場を設けていただき繰り返しではございますが、お礼申し上げます。誠にありがとうございました。