76

ヘルメットの安全性は価格差で変わらない?
by: 京都店

 

 

どうも京都店 吉野です。

 

 

一時期に比べ、ヘルメットの在庫が安定してきました。

 

 

当店のヘルメットは7,000円~40,000円くらいの価格帯のものを揃えています。

 

よくご質問頂くのが、価格差での安全性違い。

 

 

安全のために被るんですから気になりますよね。

 

結論だけいうと

 

【価格=安全】ではない

 

 

 

ブラウザバックせずにもう少しお付き合いください。

 

 

当店で取り扱っているヘルメットの多くはJCF(日本自転車競技連盟)の破壊検査に合格したものがほとんどです。(一部ファングッズを除く)

 

 

JCFの検査では

 

・材料試験(汗試験・頭髪油試験)

 

・外観試験

 

・構造試験

 

・質量試験

 

・衝撃吸収性試験

 

・あご紐強度試験

 

などかなり項目が多く、厳しいです。

 

詳細はPDFでご確認ください。(コチラ

 

 

この試験をパスしたヘルメットがJCF公認ヘルメット、JCF推奨ヘルメットとなります。

レースに出るならJCF公認ヘルメットの着用が必須ですが街乗りには関係のない話です。

 

カブトヘルメット | OGK KABUTO

(JCF公認シールとJCF推奨シール)

 

 

ちなみに保険会社のヘルメット特約などではJCFをはじめとした公的安全機関の試験をパスしたヘルメット以外を着用時にケガ、死亡、障害などの保証の対象外になることがあるそうです。

こちらではお調べできませんので保険規約をご確認ください。

 

 

そんなヘルメットあるん?と思いますが普通にあります。

全部がそうではないのでどこにあるとは言いません。

 

 

 

じゃあなんの価格差なのか

 

安全性が同じならなぜこんなに価格差があるのか。

 

 

答えは簡単。

 

 

価格が高くなればたくさん肉抜きされ、軽量で通気性も抜群で長時間被っていても疲れにくい。

 

 

要するに競技向けになります。

 

 

街乗りの数十分なら軽さは重視しなくてもいいですが、数時間自転車に乗ることになるサイクリングは前傾姿勢も相まりヘルメットの重さが首への負担になります。これがわりとつらい。

 

 

ヘルメットの中は蒸れるので通気性がいいに越したことはありません。

 

 

店頭在庫品だとレーザーのフラグシップモデル【GENESIS AF】が最軽量(195g/28,314円)です。

 

 

 

 

ちょっとした買い物にはオーバースペックですがこの時期にサイクリングするなら欲しくなりますね。

 

 

レーザーには独自の安全設計、耐衝撃システムのKINETI CORE(キネティコア)を搭載してより安全性を高めたモデルもございますので良ければご相談ください。