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2024/03/26 20:38
こんにちは!!
ワイズロード京都店の福元です。
本日は期間限定で展示中の「BELL」のヘルメットについてご紹介。
まずはベルというブランドについて。
1950年代、アメリカで誕生したブランド、
この頃はモーターサイクル用のヘルメットを主に製造し、
革新的なモデルを多く世に送り出してきました。
1975年、世界初の自転車用ヘルメットである「BELL BIKER」を発表。
また、BELL BIKERは EPS(発泡スチロール)ライナーを初めて使用した
ヘルメットでもあり、現在はほぼすべてのヘルメットブランドにおいて
使用されている技術です。
さらにはインモールドマイクロシェル製法を確立したのもBELLでした。
聞き馴染みのない言葉かもしれませんが、
ブランドを問わず、ほとんどのハイエンドモデルのヘルメットを
製造する際に使われている技術です。
まさに自転車用ヘルメットにおける元祖ともいうべきブランド、
それがBELLです。
BELLの現在のラインナップにおけるフラッグシップモデル。
重量はMサイズで285gと少々重めながら、非常に高い安全性をもちます
Mips搭載の同モデルですが、
「SHERICAL MIPS」という2つのレイヤーフォームを使用した
特殊なテクノロジーを採用。
「んーと、つまり?」となりかねないのでもう少しご説明します。
元々Mipsとはヘルメットの内側にレイヤーを1枚設け、
回転衝撃から頭部への衝撃を減少させる
スリップ・プレーン(滑り面)システムのこと。
通常このレイヤーはシート状ですが、
SHERICAL MIPSは下の写真のように、
外部のレイヤーフォーム(密度の高い素材)と
内部のレイヤーフォーム(通常のEPS)が独立して動きます。
下の艶のあるブラックの部分に対して上のマットブラックの部分が
動いているのがおわかりいただけると思います。
2層の密度の違うレイヤーを使用することで重量増を抑えながら、衝撃への耐性も高め、
更にレイヤー同士が独立して動くMipsの機構になっている、という事で、
低~高速の衝撃すべてに対応をし、頭を守ります。
別カラーで現在全サイズを展示中です。
ミドルグレードに位置するFALCON XRも同様に
舗装路からグラベルまであらゆるライドに適応する実用性と
Mipsを搭載し高い安全性をもたせたモデル。
こちらは通常のMipsが搭載されています。
後頭部には専用のリアライトをつけるスペースもあり、
耐衝撃性だけではない安全性へのアプローチも。
XR SHERICALも同様ですが、バックルはマグネット仕様。
脱着も用意です。
今回はレッドの在庫も。
多くの独自技術を持つBELL、
ご紹介したモデル以外にもMTB用など多くのラインナップがございます。
元祖ともいえる老舗ヘルメットブランドの
こだわりと安全性への配慮が詰まったヘルメットを是非一度ご試着ください。