【FUJI】街乗りでピストバイクに乗るメリット、デメリット
by: フクモト

こんにちは
ワイズロード京都店の福元です。

スポーツバイク歴10年の私、
これまでロードバイクはもちろん、
様々なジャンルのバイクを所有してきました。

スピードを求めるものからBMXのようにストリート系のバイクも。
たまに広場でピョンピョン跳んで遊んでいます。

そんな様々なバイクを所有する私が
普段街乗りや通勤でも使用するバイク、それがシングルスピードバイクです。

変速が無く、中にはピストバイクと呼ばれ、固定ギアという特殊な仕様のものも。

今回は当店で一押しのシングルスピードをご紹介しつつ、
街乗りでシングルスピードを選ぶメリットを考えます。

FUJI　TRACK ARCV

日本生まれ、アメリカ育ちのブランド「FUJI」

シングルスピードやピストバイクにおいては
メジャーなブランドのひとつ。

前下がりが特徴的なパシュートジオメトリーを採用した
ストリート仕様のトラックバイクです。

メリット①

何と言ってもまずはトラブルの少なさ。

現在スポーツバイクにおいて一般的に使われている
外装変速は一度チェーンを外して、
隣のギアに掛けかえる構造をしています。

そのため、時間が経って調整がズレてくることでトラブルが出てきます。

変速のないシングルスピードはそのチェーン関係のトラブルが
大きく減ります。

チェーン自体も分厚く、耐久性の高いチェーンが多いので、
ここもポイント高いですね。

福元は10年ピストを乗り続けていますが、
チェーン関係のトラブルに見舞われたことは一度もありません。

全体的に自転車としての構造がシンプルなので、
故障する箇所も少ないといったところ。

メリット②

2つ目はカスタムのしやすさ。

ロードバイクならドロップハンドル、
クロスバイクならフラットハンドルといった具合に
多くのスポーツバイクは対応するハンドルの形が大まか決まっています。

ハンドルの形を大きく変える事も可能ですが、
その上で必要になってくるパーツも多く、相性のようなものも
有ったりするのでハードルが高いのが正直なところ。

シングルスピードの場合はブレーキレバーぐらいなものなので、
このあたりの自由度はかなり高いです。

ハンドルを変えて、グリップやバーテープ、サドル、
それぞれのパーツの色を合わせてみたり、色々遊んだ記憶があります。

TRACK ARCVはアヘッドステムなので、
ハンドルの交換等は特に自由度が高いですね。

メリット③

ファッション性の高さも間違いなくメリットです。

このデザイン、カラー。

他のスポーツバイクのようにスポーツの為ではなく、
端から街乗り用に作られているバイクなので、
普段着でも乗りやすいカジュアルさ。

フレームには大きなデザインはなく、
シンプルなので、普段着でも浮きません。

速く走らなければならないという義務感もないので（※個人的には）
いつものんびりと川沿いや街中をラフな格好で走っています。

デメリット①

走行性能に制限がかかります。

使えるギアが1つしかないので、速く走るのもゆっくり走るのも
同じギアで行うしかありません。

ギア自体は交換ができるので、好みのギア比にできますが、
ギアを軽くするとそれほどスピードは出なくなりますし、
ギアを重たくすると上り坂が大変です。

長距離走行など、スポーツとして乗る場合にはやはり
クロスバイクやロードバイクの方が走りやすいです。

福元は過去、ピストバイクでビワイチ（190㎞）をしたことがありますが
2度とやらないと心に誓いました。若さ故のやつです。

デメリット②

クロスバイクに比べると高額なものも多いです。

クロスバイクやロードバイクもモデル毎に価格差があるように、
ピストバイクにもモデル毎の価格差がありますが、
平均するとクロスバイク⇒ピストバイク⇒ロードバイクの順に
金額が上がる印象があります。

フレームの金額だったり、高い理由はモデルによって様々ですが、
「一番安いスポーツバイクに乗りたい！！！」となったときに
「変速ついてへんから安いやろ！！！」と思って見てみると
案外そんなことはないですよという話ですね。

ちなみにTRACK ARCVはフォークがカーボンになっており、
走行感もかなり軽いのが特徴です。

まとめ

ざっくりとまとめると、
街乗りを楽に、カッコよく走るのがシングルスピードバイク
というところ。

ぜひカッコよく街乗りを！！！！