完成車&サイクルウェア京都エリアNo,1品揃えのお店!
2024/08/22 19:19
こんにちは!
ワイズロード京都店の濱上です。
今期は京都店で個人的に一押しの1台をご紹介!
北イタリアのトリエステと繋がりが深いWILIERのエアロバイクがこれだ!
WILIER FILANTE SLR
カラー:F1 VELVET RED GLOSSY
サイズ:S (身長170㎝前後の方向け)
コンポーネント:SHIMANO 105 Di2
今回WILIERのFILANTE SLRをご紹介するの当たってあらかじめお伝えしておきたいのですが、個人的にエアロバイクとは、
速さ と 独自のカッコよさ が 両立した バイクだと考えています!
ただ単に速いバイクならエアロバイクでなくてもたくさんありますし、単にカッコイイバイクも同じく他にたくさんあります。
横から見ると太く、前から見ると細いエアロチューブが組み合わされたフレームは、どこから見ても「速い」印象を受けますし、実際にペダルを漕ぎだすと風を斬って進む矢のごとく本当に「速い」!!
そんなバイクこそがエアロバイクなんだと個人的に考えています。
その考え元、ご紹介したいバイクがWILIERのFILANTE SLRです!
一目でわかる「速さ」とイタリアブランドらしい美しくもカッコイイエアロデザイン!!
この時点で僕が好きなエアロバイクとしての考えの半分は当然クリア!
特に個人的に好きなポイントが、ヘッドチューブからダウンチューブに繋がる箇所で前方から受ける空気の流れを無理やり進むのではなく、空気の流れに沿って静かに切り込んで聞くようなデザインが最高にカッコイイです!
また近年のエアロバイクに見られるようになったシートチューブから真横に突き出してからリアエンドに向かうシートステーもカッコよく、フレームとタイヤのクリアランスを増やすことで、前面投影面積を減らし、空気抵抗を削減し、その結果平地での高速巡行性能を飛躍的に向上させているんです!!
これはフロントフォークにも同じ設計にすることで、空気抵抗を削減しています!
そして実際に試乗してみて感じたのが、「静けさ」でした。
これまで多くのエアロバイクを試乗したり、実際に購入してきましたがエアロバイクに乗ると、目の前の空気の壁をズバズバ切り裂いて進む感覚が強く、騒がしい(力強い)印象でした。
そのイメージを前提に試乗した影響か、走りはじめの静かでスムーズな加速に驚きました!
ゴウンゴウン音を立てなたら進むのではなく、まるでスケートリンクの上をスーーーっと進むような、そんな静かで滑らかな印象を受けました!
さらに走りはじめだけではなく、30キロから40キロに加速する際も自然と滑らかに加速していくので、またもや驚いたのをはっきりと覚えています!
40キロ以上の速度となると、僕の力不足なのもあり静かな感じではなくなったものの、脚力のある方やペダリングスキルの高い方はさらなる高速域でも、スムーズで静かな「速さ」を実感できると思います!!
試乗で乗ったのは平坦のみでしたが、実際にヒルクライムコースを試乗した支店のスタッフのイププレによると、ヒルクライム中でも平坦と同じように加速力が強く、並みのヒルクライムバイクよりも遙に速いスピードで上ることができたそう。
軽さはもちろんのこと、BB周りの剛性の高さや踏み込んだ際の適度な反発をバネの様に利用することで、ダンシングやスプリントの際にリズムがとりやすく踏み込んだ力のロスが少ないことで速さに直結しているような印象を受けたそうdす
近年のレースを見ていると、よほどのヒルクライムコースではない限り、エアロバイクで登坂をこなす選手も多くなりつつあるので、時代に合ったエアロバイクといえます!
ちなみにアッセンブルされているステム一体型ハンドルバーは軽さに特化させた0BER CARBONを採用しており、エアロモデルのFILANTE BER CARBONと比較して20gも軽量化しハンドリングの軽さにも貢献。
またハンドルリーチを短くすることで、前期姿勢の維持もし易くなっています。
ご納車後に改めてエアロモデルのFILANTE BER CARBONをご希望の場合はカスタムも承りまわれるのでお気軽にご相談ください!
という事で、見た目のカッコよさだけではなく、実際に走っても速いことが分かったので、個人的に考えるエアロバイクとは?に対して最高の結果を得ることができました!
皆様はWILIERのブランドロゴの右上にあるTRIESTINA(トリエスティーナ)の文字にはお気づきでしょうか。
WILIERのバイクは Wilier TRIESTINA 社が製造しているのですが、実は20世紀初めに当時無名だったイギリスブランドのWILIERを、北イタリアの商人であり職人のピエトロ・ダル・モーリン氏が買収して育て上げたことが始まり。
その後トリエステ出身のジョルダーノ・コッターをキャプテンとするプロフェッショナルレーシングチーム創設を決意し、輝かしい成績を残すことになります。
そしてモリン氏は、トリエステの未来を考え、町の名前を彼の会社名に付け加えることを考えました。
これがWILIERとトリエステのつながりになります。
ちなみにトリエステはクロアチアとスロベニアの国境近くの都市で、美しい街並みに映えるファブリックアートと美味しいコーヒーが有名です。
実は以前イタリアを旅していた時に訪れたことがあるのですが、ローマやフィレンツェのような観光都市よりも個人的には好きな場所になりました。
小高い丘と山が連なっているのでロードバイクで走っている方もちらほら。
コーヒーは日本のドリップしきではなく、エスプレッソが基本。
カウンターにはザラメのような粒の大きい砂糖が置いてあり、砂糖をいれつつ飲み干して、残った砂糖を救って食べるのが地元琉だそう。
観光センターにて地元で有名な6か所のカフェを巡るお得なチケットが販売されているので、訪れた際は是非お試しあれ!
そのうち1か所だけ、いかにも高級そうなホテルのカフェで、ドアマンが在中していたり、コーヒー以外にお菓子を出してくれたりと、気が引けるぐらい贅沢な場所もあり、別途料金が発生するのではないかとソワソワした思い出があります (笑)
そんな個人的な思い出の地とも関わりがあることがわかって以来、次のバイクはWILIERにしようとひそかに思いを募らせております。
いつになるかは分かりませんが、早ければ1年以内には買い替えていそうな予感がします。
その際はまたブログにてご報告させていただきます。
以上、ワイズロード京都店の濱上でした!