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【スタッフバイク】ついにグラベルロードをゲットしました!
by: 濱元

 みなさんこんにちは
ちょくちょく欲しい欲しいといっていましたが、
ついにグラベルロードをゲット致しました!

COMMENCAL 365 RACE

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※京都店ではコメンサルの取扱いはございません…ごめんなさい※

 

ピレネー山脈のふもと、スペインとフランスに挟まれたアンドラ公国発のブランド、コメンサルのグラベルです!!
コメンサルと言えばDHをはじめとした下り系MTBに強いというイメージのブランドです!
この365も山の中のMTBブランドが作っただけにマウンテントレイルでも走り回れるような設計になっていると思います。

スタックも高くちょい長めのリーチに短めのステム

寝かせ気味のヘッドチューブや長めのフロントセンター

チェーンステーやBB下がりは小さめ

MTB的な要素も織り込んで舗装・未舗装を走り回れるグラベルロードという印象がポイントになりました!

 

というのは割と後付け
正直他のバイクと比べて何が自分を惹きつけたのかを言葉にすることが出来ないのですが、本当は広告として出てきた画像にくぎ付けになって買うのを決めたぐらいに衝動買いでした!
もちろん実際に注文するまではいろいろ調べましたが海外での発売直後という状況もあってか情報少なすぎで困りました。
代理店さんにもお話を聞きながら、年明けに注文!
納期延期を経て7月に無事納品されました!!
催促ばっかして申し訳ありません!!

フルアルミフレーム

コメンサルのバイクをよく見ていくとわかるのですが、コメンサルにはカーボンフレームのバイクがありません。
トレンドの変化にたいして細かいアップデートをしやすくするためだったり、製造時のコストや衛生環境的な面でカーボン素材を避けているそう。
365も例外ではないので、フォークも含めてフルアルミ!

トレイルを走り回るとして、フルアルミのグラベルバイクってどうなんだろう…という不安はもちろんありましたが、それを乗り越えて「欲しい」が勝っていたのでもう後は乗ってみるしかないよねという感じ。

オフロードを意識した仕様

GRX 1× ドライブトレイン

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潔く1×オンリーの設計

SPANK 25°フレアハンドルバー

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25°フレアのSPANK FLAREハンドルバー。Sサイズで440㎜が付いています。ちょっと広くないかと思ったのですが乗ってみると対して気になりませんでした。

なんといってもこのハンドルバー、中にビブロコアと呼ばれるフォームが詰まっていて、MTBなどで起こりやすい手のしびれによって力が入らなくなる現象を起こりにくくしているそう!

前後180㎜ディスク

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前後とも180mmのディスクが付いています!
ディスクロードなどと比べて特にリアの効きが違うので下りがめちゃくちゃ安心します!

ドロッパーポスト

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ブレーキと合わせて下りの安心アイテム!腰を下げたり引いたりで重心をコントロールしやすくなります

 

DT SWISS G1800

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グラベルのエントリーグレードとなり、ラチェットLNに18Tのスターラチェットが搭載されています。
グラベルの登りを考えるとラチェット数を増やしたいと思ったりもしています!

 

MAXXIS RAMBLER → グラベルキングX1

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もともとはランブラー 45CでしたがグラベルキングX1 40Cへ換装しました!
未舗装は滑るような場所もありますが、舗装路を中心に軽快性がアップ!

クランクブラザーズ キャンディ7

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オフロードペダルは定番クランクブラザーズのキャンディ7
クリートの脱着も軽く、周りのケージ部分が装着時だけでなくクリートがはまっていないときにも踏み外しにくくていい感じです!

 

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フロントにはオリジナルマットガードもついてる!

 

積載性はちょっと低め

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グラベルロードと言えばバイクパッキングの積載性も一つの特徴ですが、この365はトップチューブ上側やフォーク横にも台座はありません。
トップチューブ下やダウンチューブ上に台座としてのボルトがありますが、ボルト止めするフレームバックってそうそうないのでなぜこの仕様に?という感じはします。
割と器用なバイクだと思いますが、積載を重視する方は別の選択肢の方が良いかもしれません。

1ヶ月ほど遊びまわってみました!

アルミらしいソリッド感

漕ぎだしやオンロード上での走行感はソリッドな感じです。良くも悪くもアルミフレームらしさというか。
多くのグラベルよりもチェーンステーやBBドロップの数値も小さめなので踏み込みに対しての反応はダイレクト。ある程度踏みながら回すことで進みが良くなるので結構レーシーな味付けと言えるかもしれません。
とはいえ太めのタイヤやコンパクトなリア三角があるので、突き上げはあるもののそこまで不快な感じではないので、チューブレスでの運用してあげるとマイルドさが向上します。
ハンドリングもロードに比べれば緩やかですが、もっさり感もなく癖のない感じでエンデュランスロード味の走行感です。

そしてトレイルへ…

この一か月いろいろ先人たちの走ってきたグラベル・トレイルを調べて走り回ってみました!
ハンドルの高さやフロントセンターの長さによって下りでも前のめり感が少なく、ドロッパーポストも付いているおかげで後ろ加重のポジションも取りやすくなっています!
さらに前後180㎜のブレーキローターによって制動性の高さも全然違うので安心感が違います!
ハンドルバーのフレア角25°もコントロールがしやすく、ハンドリングもレスポンスよく動いてくれる印象で、思ったラインをトレースしやすい感じです!

フルアルミという事で大きめの石がゴロゴロしているような路面を下ったりするときの衝撃が心配でしたが凹凸の衝撃はあるものの、暫く下っても手がしびれるような感じの腕の疲労感が少ないのは驚きでした。
アセンブルされているハンドルバーや厚めのバーテープなど他の要素ももちろんあるでしょうが、フルアルミというスペックから想像する以上に衝撃吸収性は高いと思います。

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ロードバイクでは見る事が出来ない景色を見る事もできる!

 

万人にはオススメしづらいがとても楽しいバイク

365日アドベンチャーを、的なコンセプトながら、毎日の通勤や街乗りに使うには勇気のいる価格ではありますし、フルアルミというスペックも、パッキング性能も万人受けするような仕様ではないので、誰にでもおすすめするようなバイクとは言いづらいですが個人的にはとても楽しいバイクだと思っています!
ほとんど衝動買いのような買い方をしたものの、求めていたもののほとんどが詰まったバイクとして大満足しています!
まだまだとりあえずでつけたパーツもあったりするので、いろいろ悩みつつカスタムしていきたいと思います~!

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