【PINARELLO】F series、X seriesを比較！！！(スタッフ個人的な) 選び方をご紹介！！！
by: フクモト

こんにちは！

 

PINARELLO ROOM担当の福元です。

 

本日は店頭でもお話することの多い
F seriesとX seriesを比較。

 

ちなみに、F5 105メカニカルとX1 105 メカニカルはそれぞれ個別で
ご紹介していますので、よければそちらもご覧ください。

 

F5 105 メカニカルはコチラ↓↓
【PINARELLO】これぞピナレロ。常に伝統的でありながら最新のバイクをご紹介！！！

 

X1 105 メカニカルはコチラ↓↓
【PINARELLO】純粋にサイクリングを楽しむバイク！！！！

 

同じコンポーネントを搭載したこの2台の特徴、
それらを踏まえて比較してみます。

 

F series  Xseries の違い

 

ジオメトリー

 

 

非常に似たデザインをしているF5とX1。
あえて同じホワイトの写真を撮りましたが、
見分けがつく人の方が少ないでしょう。

 

もちろん全く同じではないですが、
伝統的なONDA FORKや左右非対称なフレーム設計、
その他空力を意識したデザインなど
共通のテクノロジーはかなり多くあります。

 

しかし、
重ねてみるとジオメトリーの違いがここまであります↓↓

 

 

どちらも速く走るために設計されたバイクですが、
F seriesはロードレースの世界で数多くの実績を持つ、
ピナレロのレース・ジオメトリーを採用。

 

一方でX seriesはエンデュランス+ ジオメトリーを採用。
競い合うような走り方ではなく、ライドを楽しむスタイルのバイクライドに適しています。

 

結果的にXの方がハンドルが位置が高くて近く、
ホイールベースが長い設計に。

 

シートステーの形状

 

 

X1のシートステーは”FLEX STAYS”と呼ばれる
弓のようにしなって快適性を向上させるテクノロジーを採用。

 

ゆるくS字を描くような形状をしています。

 

 

こちらがF5のシートステー。

 

ほぼ違いのない見た目に思えますが、
ここ箇所の形状で見分けることができます。

 

フレーム素材

 

 

F5はTORAYCA T700を使用。

 

反応性と性能を維持しつつ、路面からの振動を吸収する高い減衰性を
特徴とするバランスの良いカーボンです。

 

 

一方でX1はTORAYCA T600。

 

快適性を向上させたカーボンファイバー構造で
路面からの振動を的確に吸収し、心地よく快適な乗り心地。

 

F5の方が軽い傾向にはありますが、
重量だけであれば同サイズで100gも変わらない差。

 

しかしF5の方が剛性感はしっかりしていたり、
ジオメトリー的にも軽快な加速感があります。

 

どちらを買うべきか

 

先にお伝えしておきますが、
めちゃくちゃ個人的な意見をこれから述べます。

 

カラーラインナップも違うので色が好きな方を選ぶのも
一つだと思っていますが、強いて性能面での選び方を言うなら、
という話。

 

まずはレースをされている方はF series です。
これは迷う必要はないです。

 

問題はサイクリングをメインとした
ホビーユーザーがどちらを選ぶのが良いかという話。

 

レースには出なくても、上りのタイムを縮めたい、
スピードを求める方にもF seriesでしょう。

 

逆に長距離を走りたい！！とはっきりしている方は
X seriesで間違いはありません。

 

難しいのはそこまでスピードを求めているわけではないけど、
エンデュランスロードはなぁという方や、
ロードバイクらしい軽快さもほしくて、と迷っている方。

 

個人的にはこういった方々はF series、X series
どちらでも全く問題ないと思います。

 

それこそ好きな色で選んでも良いと思います。

 

エンデュランスモデルとしてラインナップされていますが、
他ブランドのエンデュランスモデルに比べX seriesの特徴は
ロードバイクとしてのパフォーマンスの高さ。

 

非常に良く走ります。

 

F seriesもレースモデルですが、
軽快な加速感を持ちつつもPINARELLOらしい安定感ある走りは
使い方を問いません。

 

金額的にX seriesの方がお手頃ではあるので
そこで選ぶのもありですね。

 

 

ホイールアップグレードプログラムがメーカーより
用意されているので差分でアップグレードするも良しですね。

 

カンパニョーロやフルクラムのホイールに付け替えて、
お得に購入できるプログラムです。

 

まとめ

 

結局、答えが「どちらでもよい」ということで
なんじゃそりゃという方もいらっしゃるとおもいます。

 

しかしながら、ピナレロの伝統を色濃く受け継いだ
両モデルは本当に万能なバイク。

 

得意科目が違うだけのどちらも平均して優等生なので、
結果どちらを選んでも後悔はないと思います。

 

まだまだ迷ってしまう方はぜひスタッフまでご相談ください。