【メンテナンス】チューブレスタイヤの装着にはこれ!
by: 島田

こんにちは。

ワイズロード京都店島田です。

 

昨日に続き今日もメンテナンス系です。

TOPEAK  JOEBLOW BOOSTER

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トピーク ジョーブローブースター ¥31,900- 税込

チューブレスタイヤの装着も可能にしたポンプです。

 

チューブレスタイヤの装着にはなぜ普通のポンプでは使えないのか?

チューブレスタイヤはその名の通りチューブがありません。

タイヤそのものがチューブの役割も果たしていてリムに嵌めた状態ではタイヤとリムの間に隙間がありそこからエアーが漏れてしまい普通のポンプで入れてもタイヤにエアーを充填することが出来ません。

そこで通常は店舗で装着する際は電動のエアーコンプレッサーを使って勢いよくエアーを入れます。

そうするとバチンバチンという音とともにエアーが充填されてタイヤがしっかりリムに装着されます。

この作業をタイヤのビードを上げると言います。

このビードを上げるという作業に使えるのがこのポンプの特徴になります。

なおタイヤのビードは一度上げてしまえばタイヤのエアーを全部抜いてタイヤを外そうとしなければ次回からは通常のポンプでエアーを入れることが出来ます。

 

使い方は?

 

いざ、チューブレスタイヤをリムに嵌めてエアーを入れるという段階になったら。

ポンプ上部にあるダイヤルゲージ横のレバーを「CHARGE」に変えてポンピングします。

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するとポンプ本体のチャンバー(最初の画像の黒い円柱の部分)にエアーが充填されます。

最大11BARとかなり高い圧まで充填出来ます。

 

そしてホイールのバルブに空気入れのバルブ口を差して。

 

ダイヤルゲージ下のボタンを押すとためていたエアーが勢いよく出てきます。

これでチューブレスタイヤの装着が可能になります。

 

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通常のポンプとしてポンピングしながら使用するときはゲージ横のレバーを「INFLATE」に戻して使用します。

 

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今までチューブレスタイヤの使用をためらっていた人や今現在もチューブレスタイヤを使用しているけれどタイヤ交換のたびにショップに持ち込んでタイヤを装着していた人などにおすすめです。