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【IRC】これが本当のチューブレス!新しく生まれ変わったFORMURA PRO使ってみた!
by: 元井

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こんにちは!

京都店の元井です。

ちょっとした与太話から

 

タイヤ選びのポイント

皆さんタイヤはどのメーカーのものを使っているでしょうか。

ホイール交換などでタイヤを選ぶ際はまずはIRCかパナレーサーを選ぶことをおすすめします。

理由は日本製だからです。

というのもメイドインジャパンは品質がいいみたいな日本製神話的な話ではなく。
タイヤは直接接地する日本のフィールド、日本の路面を想定して実験しているので、国内で走るであろう多くのユーザーには一番適していることが多いからです。
国内のプロチームのほとんどがIRC、パナレーサーまたはブリヂストンのタイヤを使用しているのもその実証実験の一環でしょう。

なので、初めてのタイヤ選びではIRCかパナレーサーのものを選んでみるのがいいというわけです。
その上でもっとこうしたいなどあれば他のメーカーを使ってみるのがいいかと思います。

今回はIRCにフォーカスしていきます。

さて、そんなIRCの武器の1つがチューブレスを未だに作っているところだと思います。

 

チューブレスレディとチューブレス

車やバイクでは当たり前のチューブレスですが自転車ではかなり稀です。
かつてマヴィックが打ち出したUSTから本格的にロード用でもつくられるようになったチューブレスですが、
気付けばほとんどがレディになりチューブレスはほとんどのタイヤメーカーが出さなくなりました。

その理由は利権なんかのややこしい”大人の事情”を抜きにしても精度の難しさやホイールとの相性の難しさなどいろいろあります。

レースシーンでパンク対策でシーラントが入っていた方がいい、チューブレスタイヤの方が重たいなどでレディを使われていたことも原因かと思います。
(なんだかんだロードバイクはレース機材至上主義なんだなと僕は思います。)

※出始めの頃のチューブレスは重かったようですが、現在はIRCで言うとチューブレスが可能なRBCC(28C)が単体で310gなのに対して、S-LIGHT(28C)は255g。
プロだと少なめに入れていると思いますが、28Cの標準的なシーラントの量は2ozなので合計すると重量自体はそこまで変わらないでしょう。
実際のところはシーラントの量次第ですね。

ということで話は戻ってきまして、未だにチューブレスタイヤを作っているメーカーがIRCです。

IRCの新型FORMURA PROは軽量モデルのS-LIGHTはチューブレスレディ専用ですが、RBCCとX-GUADはチューブレスが可能となります。(もちろんチューブレスレディも可能です。)

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ということで、こちらのタイヤを導入してみました。

IRC FOMURA PRO RBCC

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カラー:BLK
サイズ:700×28C
価格(税込):¥11,000

 

昨年新しく生まれ変わったFORMURA PROです。

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前作では圧倒的なグリップの良さが仇となって転がり抵抗に難点がありましたが、今作では転がり抵抗が9.97%軽減されました。

前作からのグリップ力も健在で特にコーナーでは前作と同等のグリップ力を発揮します。

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また組む側の目線で言うとチューブレスの厳しい条件の影響で精度が高すぎるため、ホイールとピッタリ過ぎて取り付けが大変でしたが、驚く程に取り付けしやすくなりました。

それでもIRCの精度の高さは変わっていないのでフロアポンプでも可能なくらいビードが上がりやすく組付けやすいタイヤだと思います。

気密性も高く空気も抜けにくい印象です。

 

ということで、いかがでしょうか。

実際に前作も使っていましたが、ちょっと走っただけでも、かなり走るタイヤに変わったのが分かります。

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シーラント要らずのチューブレスなら管理等も含めて手間も少ないのでチャレンジしやすいかと思います。
(ホイールによってはリムテープの交換が必要となります。)

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とはいえ前段でも話していましたが長距離走ったり、レースで使用される方はパンク対策にシーラントを入れておく方が無難かと思います。
チューブレス運用でも少量のシーラントを入れておくのもありかと思います。

次回は実際にチューブレスでロングライドを敢行したいと思います。

それでは。