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【完全保存版】ロードバイク軽量化 メリット/デメリット全て教えます(゚Д゚)ノ
by: 関

s-RIIH4955みなさんこんにちは。Y’s Road松山店 関です。

 

今回はヒルクライムでタイムを短縮するためのカスタム

ロードバイクの「軽量化」の楽しみ方・始め方について

ワイズロードきっての軽量マニア関が詳し~くご紹介しようと思います。

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尚、この記事では筆者の異常なまでの軽量化へのこだわりが随所に出てしまっています。

一般サイクリストの皆様は「こんな考え方があるんだ」程度に、気軽にお読みください☆彡

 

もくじ

1.軽量化のメリット

2.軽量化のデメリット

3.軽量化の効果

4.コースに適したカスタム

5.自転車を軽くするか、人が軽くなるか、

6.まずはここから軽量化

7.軽量化のオススメパーツ

8.どこまで軽く出来る?

9.安全第一で!

10.ウエアもお忘れなく!

11.軽量パーツカタログ

 

 項目多いな!Σ(゚Д゚)

 

軽量化のメリット 

自転車を軽くすると何が良いのでしょう?

 

一番はやはり上り坂をラクに上れること! 

それ以外にも、慣性が少なく漕ぎだしが軽いので、信号などのストップ&ゴーでのロスが少なく済みます。

 

バランス良く軽量化すればコーナリングなどでのコントロール性も増すので、漕ぎだしの軽さと合わせて、ロングライドや平坦路でもエネルギーを節約することが出来ます!

 

軽量化のデメリット

初心者の方やこれから軽量化にチャレンジする方にとってはほとんどデメリットはありません

 

軽い≒ラク 

と言っても過言ではありません!

 

ただし、軽量化も突き詰めていくと、(5kg台とか)

 

・安定性が減る

・慣性が減る為、足を止めると減速が早い

・下りが遅い

・パーツによっては耐久性・整備性・剛性に難あり

 

などの短所が出ることも。

用途に合わせたカスタムやパーツ選びをして、失敗しない軽量化をしましょう。 

 

軽量化の効果 

上りで実際どれくらいのタイム差が生まれるのか。

実際に走って実験してみました。

(実走実験で条件も違うのであくまで参考程度ですが、、)

 

コースは障子山のストラバ区間

距離6.08km 高度差328m 平均勾配5%

 

バイクは

s-IMG_2806 s-IMG_2906

 

TREK EMONDA SLR(左)

TREK MADONE 7 (右)

 

重量差約2kg!

タイム差は、、

 

エモンダ 19:26

マドン 19:49

 

実に23秒差!!

 

これを大きいととるか小さいととるかは皆様次第ですが、、

6kmで23秒はかなり大きいのではないでしょうか!

 

ヒルクライムなら順位がいくつも変わりますし、

24kmのヒルクライムなら90秒近く変わる計算です!!

 

ちなみに、、

 

マドンで手を抜いているんじゃないの~?と勘繰る方もいるかもしれませんが、、

全力です!!

 

証拠に、、

無題2

EMONDA (軽量)

 

無題

MADONE (エアロ) 

 

偶然ですがパワーもケイデンスも心拍もほぼ一緒!

(むしろMADONEの時の方が踏んでいる!)

 

一番信頼できるのがパワーで、これが一緒なら出している力は一緒ということです。、(風向き等他の要因も多少関係ありますが)やはり軽いバイクの方が上りは相当有利という事が実証できていると思います。

 

ちなみにちなみに、、、

 

下りで同じ区間漕がずに出た速度は

 

EMONDA 55km/h

MADONE 60km/h

 

でした。

速度域が高いほどエアロロード・ディープホイールの効果が高まってくるので、目標のコースレイアウトを考えて軽量化とエアロのバランスを探るのが面白い所ですね! 

 

コースに適したカスタム

レースで勝にはコースに適したカスタムが必要。

一般的に、同じ条件なら軽いバイクの方がラクに走れますが、レースでは軽いバイクが絶対に速いわけではありません。 

 

平地の高速巡行なら軽さよりも空力の良いエアロバイクの方が有利です。

目標のコースに合わせたカスタムをしましょう。

 

例えば

久万高原ヒルクライムや

富士山国際ヒルクライムなど

 

勾配がきつく、平坦の無いコースなら軽いほど有利だし、

あまり重いギアは使わないので、

フロントシングルなど、振り切った軽量化も考えることが出来ます。

 

逆に、 

石鎚山ヒルクライムや

Mt.富士ヒルクライムなど

 

勾配が緩かったり、平坦区間のあるコースでは、

いくら軽くてもフロントシングルにして重いギアを外してしまうと平坦区間でついていけず、タイムも遅くなってしまいます。

 

特に、

石鎚ヒルクライムは平坦区間が長いので、

エアロパーツで前半攻めるか

軽量パーツで後半ラクするか

は戦略次第です!

 

自転車を軽くするか、人が軽くなるか、 

よく聞く質問ですが、自分に言わせればこの問い自体が不毛です。

自転車の重量と体重は全く別物だからです!!

 

まず体重

 

普段あまり運動をしない方やお肉が気になっている方については、減らせるのであれば体重を無理なく減らしてください。

上りではその方がラクに感じるはずです。 

 

ガッチリした体格の方やベテランさんは無理して体重を減らす必要はないと考えます。

無理なダイエットをすると体重が減っても出せるパワーが減ってしまったり、体調を崩してしまうかもしれません。

軽さとパワーのバランスの良い体重を見つけて絞りましょう。

 

自転車の重量は5kgとか、軽くし過ぎると前述のデメリットが出ることもありますが、基本は軽いにこしたことはありません。

 

レースなどで最高の結果を出すには、機材のカスタムと身体のトレーにニングのどちらも必要ですが、どちらかだけでもタイムの短縮を狙う事が出来ます!

体重が重いからバイクを軽量化しても意味が無いわけではないのです!!

 

ただし、体重とバイクの重量のバランスもあると思うので、

体重の1/10をめどに軽量化するのがオススメです。

 

まずはここから軽量化

軽量化と言っても方法はさまざま!

まずは不要なパーツが付いていないか確認しましょう。

 

反射板やバルブキャップ、スタンド、カギなど。

 

レースで不要であればライト・ベル等も外す事が出来ます

*レギュレーションを要確認・公道では必須

 

これらは外すだけなのでタダで軽量化できます! 

 

軽量化のオススメパーツ

不要なパーツを外したら次はパーツ交換です!

真っ先にするべきなのはホイール・タイヤです!

 

走り心地を大きく左右するパーツであり、回転部分は遠心力が働くので、実際の重さ以上に軽さを実感できるのです!

ちなみに、15万前後の完成車によくついているホイールの重量は約2000g

5万くらいのホイール(ゾンダなど)は1500g台

 

超軽量カーボンホイールが1100g台

です。

 

「たった500gか」と思う方も多いかもしれませんが、

車体重量7000gのうちの500gなので必ず違いを実感できるはずです!

回転部分ならなおさら!!

 

タイヤは

重いと物が300g台

200gを切れば軽量と言えます

 

極端に軽いものはパンクしやすいので気を付けましょう。 

パーツごとの軽量化優先度を独断で考えると、、

A.まずするべき

不用品を外す・ホイール・タイヤ

 

B.出来る限り交換したい

コンポーネント・ワイヤ・ハンドル・サドル・シートポスト

 

C.余裕があれば変えたい

スプロケット・クランク・クイックレバー・ペダル・ステム

 

といった感じでしょうか。

あとはコストとの戦いですね!

 

最初のうちは100g/1万円単位で軽く出来て効果も実感しやすいので楽しいのですが、

進めていくうちに50g/1万円とかどんどんコスパが悪くなって行きます。

 

これは予算や目標次第なので効果の実感しやすいパーツから交換しましょう。

 

ただ、軽量マニアとしてお伝えしたいのが、、

「軽量化は1gずつの積み重ねです!

パーツ交換の際、少しでも軽いものを選ぶことで、少しでも楽に走れるようになります!!」

 

100gぐらい変わらないよと言わずに少しでも軽いパーツを付けてヒルクライムをラクに・速く走りましょう!!

 

各々のパーツについては後述しますが書ききれない分は店頭でお尋ねください。

 

どこまで軽く出来る?

市販のバイク・パーツで、安全性に問題が無く、2×11パーツで予算150万前後の場合

 

ズバリ・4.5kg!!

くらいではないかなと思います。

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ちなみにEMONDAの場合シマノ仕様で5kg前後

スラムに変えて、1×ギアであと数百g軽く出来るか、、という結果でした。

 

TREKの場合、軽量で信頼性の高いバイクがいくつもありますが、軽量なBB30クランクが入らないという落とし穴があります。

 

ただし、重量のみで考えると上記の通りですが、TREKのBB90は軽くて高剛性、トラブルもまず起こらないので重量を差し引いてもTREKのバイクはオススメです。

 

オーダーメイドで作られた世界最軽量の自転車は2kg台というのがあるらしいですよ!

ググってみて下さい(‘Д’)

 

安全第一で!

軽量パーツの中には、

とても繊細なもの・調整がシビアなもの・耐久性の少ないもの

も多く存在しています。

 

特性を良くご理解いただき、慎重にパーツをお選びください。

なかでもブレーキなど安全性に関わる部分は慎重に選びましょう。

 

そして、

amaz〇nで売っている中華製・模造品

○○オク・メル○○等の中古品は避けましょう。

 

中古品は出品者も気づかないうちに破損していることもあるし、

ノンブランド品は破損して怪我をしても誰も保証してくれません。

 

ウエアもお忘れなく

自転車ばかりに目が行きがちですが、ウエアの軽量化もお忘れなく!

 

特に注目したいのがヘルメット・サングラス・シューズです。

体幹で支えている頭部と一分間に左右で150回転以上回している足の重さは効果を実感しやすいです!

 

ヘルメット

KABUTO FLAIR

¥21,500

 

比較的安価ながら170gと超軽量!

日本人の頭にフィットしやすい。

 

 

サングラス

To define

OAKLEY EV ZERO

¥24,200

超軽量で着けていることを忘れる程!

フレームレスで視界が広いのも最高。

シューズ

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SHIMANO  RC9

243gと軽量かつ高剛性

ウエアは軽さも大事ですがフィット感を優先して選びましょう!

予算度外視!?軽量パーツカタログ

 

オススメの超軽量パーツを一挙ご紹介!

ホイール

BORA ULTRA 35 チューブラー

 定価¥380,000

1170gと超軽量かつ35mmハイトで高速レースにも対応。

セラミックベアリングで回転も超スムーズ!

タイヤ

5333-1

Elite JET < 160g

 ¥9,000/1本

 

その名の通り160gの超軽量チューブラータイヤ

一応パンク防止シート入っていますが、完全決戦用(笑)

クリンチャーでも160gはなかなかないですが、チューブラーはチューブ込でこの重量!

コンポ

SRAM RED

SRAMのクランクは軽量ですが、BB30規格なら更に軽量な社外品もあり。

 

あるいはより汎用性の高いSHIMANOコンポもオススメ。

 

ワイヤ

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ALLIGATOR I-LINKなど

アルミ製軽量アウター

ブレーキ・シフト合計¥14,300前後

 

鉄製アウターをアルミのビーズタイプにする事で重量を半分近くカットできる場合も。

ワイヤのタッチもしなやかになる事が多いです。

 

ハンドル・ステム

DARIMO

ハンドル Ellipse Road ¥ 55,000 124g

ステムIX2 ¥48,000 64g

 

セットで約190gの驚異的な軽さ、

価格も驚異的で剛性等は未知数。

Bontrager XXX Integrated Road Handlebar/Stem black

Bontrager XXX Integrated Road Handlebar/Stem

¥64,800

218g~と超軽量。

比較的柔らかめだが、スプリント以外は気にならず、強度も十分!

TNI Helium6

 ¥4,200

 97g(100mmツヤ無し)

 

低価格ながら並のカーボンステムより軽い!

サイズラインナップも多く、ポジションも出しやすい。

サドル

セライタリア C59

¥61,000

63g

フルカーボン製ですが、座面がしなるので振動吸収も◎

全長も長く、ヒルクライムで前乗りしやすい。

Bontrager Carbon XXX Bike Saddle greydark

Bontrager Carbon XXX Bike Saddle

¥57,400

68g

ボントレガー製品は30日間返品OK!

形が合わなければ返品できます。

サドルサイザーを使って事前にサドル幅が適正かチェックすることもできます。

 

スプロケット

6211-1

TNI アルミコグ

137gと純正の半分程度の重量。

軽いギア程速度調整がしやすい「ロークロス」の歯数構成。

アルミ製なので常用はNG

 

ペダル

LOOK KEOBLADE カーボン セラミックベアリング チタンシャフト

¥39,000

190g

カーボン板バネ・チタンシャフトで超軽量

セラミックベアリングで回転も超スムーズ!!

その他パーツは書ききれないので是非店頭にてお問い合わせ下さい☆彡


いかがだったでしょうか、、

 

ここでご紹介したパーツはあくまで一例です。

アイデア次第でもっとお安く、数千円~数万円で走りを良く出来るカスタムも沢山あります!

 

ロードバイクはあくまでポジションあってこそなので、

初心者・中級者の方はまず当店のフィッティングサービス

「バイオレーサー スタンダード」を受けていただくことをオススメいたします。

(ポジションンが定まっていないと高価なハンドルやステムの長さを選べないので)

 

自分のポジションに合ったハンドル・ステム・サドル等に交換するのと同時にパーツのアップグレードをするのがおすすめです!

 

軽量化は自転車の幅広い楽しみ方の1つです。

皆さんも愛車を眺めて1つずつパーツをカスタムしてみませんか?

自分で選んだパーツで走るのは楽しいですよ!!d_300x

 

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