ホイールバラし＆車体組み立て【クロモリはいいぞ～！】
by: 関

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みなさんこんにちは。Y’s Road松山店　関です。

 

 

 

今回ご紹介するのは、、、

 

 

フレームのパーツのせかえです！！

 

 

 

＊おことわり＊

今回ご紹介するフレームは当社取り扱いのないブランドです。取り寄せは出来ません。

他社購入の新品フレームの持ち込みは品質保証の観点からお断りしております。

今回のバイクのようにフレーム・パーツとも新品でない場合はお受けできますのでご相談ください。

 

 

 

 

まずは外したパーツのメンテから。

 

 

VISIONのTRIMAXホイール

 

 

低価格ながら黒リムがカッコいいアルミチューブレスホイールです。

 

 

一年近くお使いいただいたホイールなのでメンテナンスから始めましょう。

 

 

フリーボディーを分解

 

 

ラチェット部分のグリスは汚れやすいので年1回くらいの掃除がオススメです。

 

 

バラバラに分解

 

 

清掃完了

 

 

グリスアップ完了！

 

 

グリスが切れた状態と比較するとホイール空転時のカラカラ音が静かに感じます。

 

 

 

 

ベアリングはカートリッジタイプで回転に濁りが無いのでそのまま使います。

 

2～3年使ったら交換しましょう。

 

 

 

 

前輪は内部のチェックと玉当り調整だけしてそのままです。

 

 

 

 

スプロケットも洗浄。

 

 

今回使うパーツ達

 

 

 

 

 

BB・ワイヤ・チェーンなどは新調

 

再利用するコンポパーツも以前自分が作業させて頂いたもので、この時の為に清掃してあったのでスムーズに作業が出来ます！

 

 

パーツはそんなに傷んでいませんが各部が出来るだけスムーズに動くように注意します。

RDのライナーはワイヤセットについてくるので交換。

 

 

 

ハンドル・サドル・ホイールが付いたところでお客様にご来店頂きポジションチェック。

 

フォークコラムの突き出しが非常に短いのでロングライドポジションを作るにはステムを上向きに付けないといけない可能性もありましたが、試乗して頂いた結果下向きのまま対応出来たのでほっと一安心。

 

 

 

ポジションが決まったところで本組開始！

 

フレーム自体はいたって普通の使用なので組み付けは簡単。

 

その分どこまで気持ちよく進むように組めるかが腕の見せ所ですね♪

 

 

 

 

組み上がったのがコチラ

 

 

 

 

悪天候の為屋内で撮影。

 

 

いかがでしょうか？？

 

 

 

 

ハンドル周りはレックマウントを使いスッキリとライトとサイコンを配置。

 

 

 

シートポスト・サドル・バーテープはフィジークで統一！

 

シートポストとサドルレールはカーボンで軽さと振動吸収に優れます。

 

 

 

タイヤはIRCのチューブレス　RBCC

 

軽量でグリップが良く、パンクのリスクも少ない優秀なタイヤです。

 

 

今回はタイヤ交換はしていないものの、組み付けてから半年以上たったのでシーラントの追加をしています。

 

 

 

 

メインコンポはアルテグラ。

 

かなり距離を走るお客様ですが、普段からしっかりメンテナンスして頂いているおかげで、お店でちょっと掃除すれば快適に動作してくれました。

 

 

 

このバイクはパーツもハイテク仕様！

 

オートライトに盗難防止装置オルターロック！！

（ボトルケージ下の黒いBOX）

 

万が一盗難されてもオルターロックがバイクの現在位置を追跡してくれます！

 

 

 

ヘッド周りはワイヤが擦れて傷つきやすい部分。

 

車体が傷つく前にプロテクターをつけましょう！

 

 

 

 

重量はアクセサリなしで

8550ｇ

 

クロモリとしてはかなり軽量で、ホイールやコンポによっては7kg台も見えてきますね！

 

 

クロモリロードは重量以上にこぎの軽さや快適さを感じることが出来ます！

クロモリなんて…と思っている方は乗ったらびっくりしますよ！！

 

 

 

 

 

 

 

 

5月吉日　無事お客様に引き渡し完了致しました！

 

ご満足いただけたようで何よりです！！

 

 

 

正しく扱えば長く使えるバイクですのでお大事になさってください♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Gallery

 

 

今さらですがこのフレームはクロモリ＝クロームモリブデン鋼です。

 

クロモリバイクは適度にしなるので、身体にやさしく、ちょっと踏み込むだけで軽く快適に加速してくれて、路面からの嫌な振動も少ないので、レース以外のロングライドには非常にオススメの素材です。

 

体感的にはミドルクラスのカーボンロードよりはよっぽど快適だし走りも負けていません。

 

 

 

今回のバイクはスローピングフレームで

一般的なクロモリバイクよりも太めのパイプを使っているようです。

 

軽量で剛性を持たせるためかと思われますが、比較的新しいデザインですね。

最新のアルテや黒いホイールとも相性抜群です！

 

 

また、クロモリといってもパイプの銘柄で乗り心地が変わったりします。

ミカンでいうところの「いよかん」とか「せとか」みたいな？

 

このフレームはカイセイ　8630Rというこれまた比較的新しいチューブで、

 

他のパイプと違い熱を加えると強度が増し、

粘り強いしなりが出る銘柄です。

 

 

普段カーボンバイクにお乗りの方でも比較的違和感なくお乗りいただけると思います！

 

 

 

 

クロモリといってもピンキリで安いものは重さが目立ってしまうので、本格的に楽しむならフレーム20万～の物がオススメです。

 

 

 

 

 

語り出したらきりがないので今回はこの辺で、、

 

 

 

クロモリロードはとーーーーーーーっても奥が深いので、ご興味ございましたら店頭にて関までお尋ねくださいませ。

 

<m(__)m>

 

 

 

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