本日の修理紹介 ～FELT FR30～
by: 関

みなさんこんにちは。Y’s Road松山店　関です。

 

 

今回

 

紹介する修理作業は、、

 

 

FELT　FR30

消耗パーツ交換と左STIレバー交換です。

 

 

 

 

一番大きな問題は左のSTI（変速）レバーの故障。

フロント変速が動かなくなってしまっています。

 

 

フロントの変速が動かない原因に、ワイヤーの調整不良やワイヤーのつまり、切断などがあり、シマノのSTIレバーが壊れることはめったにありませんが、、

今回は転倒により内部のパーツが折れ、本当に壊れていました！

 

 

 

STIレバーの交換と同時に、、

ワイヤーとボロボロになったバーテープの交換。

 

 

伸びたチェーンの交換

 

チェーンは消耗により伸びます。

この計測工具が写真のようにスポッと入るとチェーン交換のサイン。

計測はお店ですぐに出来るのでお気軽にお尋ねください。

 

 

タイヤは限界を超えています、、

 

 

今回はこれらのパーツを使って修理していきます。

タイヤ・チューブ・STI（左）・ワイヤー・バーテープなど

 

 

STIレバーなど多くのパーツはシマノから補修部品が出ていますが、現在生産が不安定で長期間入荷しないものが多いです。

修理や点検は是非お早めにご相談ください。

 

 

ここから作業開始。

 

まずはスプロケットの洗浄。

これくらいの汚れであれば変速性能に大きな悪影響はありませんが、せっかくチェーンを新品にするのでサービスで洗浄いたします。

 

 

使うのはおなじみNo.92！

全体にスプレーしてブラシで擦るだけ！！

 

 

数分でピカピカなるのでオススメ！

 

 

 

ワイヤの通り道や変速機は砂が詰まってしまっているので掃除が必要

▼▼▼

 

 

 

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油で真っ黒だったフレームも簡易清掃。

 

 

フレーム全般の掃除ならワコーズのフォーミングマルチスプレーが最強！

 

今回は動作に支障ない程度の掃除をさせていただいたので、是非ご自身でもやってみてください。

 

 

 

STIレバーとワイヤーを交換して再調整をしても変速がうまくいかない、、

そんな時はディレーラーハンガーが曲がっている可能性大！

転倒などで自転車を倒すと変速機の付け根（ディレーラーハンガー）が曲がってしまいます。

今回は軽微だったので曲げなおして修理。

次は交換しましょう。

 

 

 

 

タイヤも交換。

タイヤは中の繊維が見えてしまっていて、隙間に小石も挟まり放題、、

パンクしなかったのが奇跡！

 

 

目視ではわかりませんがヘッドにガタがあり、ブレーキをかけるとカタカタ動いてしまっていました。

これでは安全に操作できないので調整です。

 

 

 

 

完成！！

 

 

 

新品タイヤ

 

 

 

新品のチェーンと掃除したスプロケット

変速はバッチリです！

 

 

 

バーテープも新品でスッキリ。

 

これで再び快適にお使いいただけます。

今回のような消耗品交換は2～3年に一度が目安。

 

 今回はSTIレバーを交換したので5万円以上かかりましたが、通常は3万円前後の事が多いです。

定期的な消耗品交換で安全&快適に自転車に乗ってください！

 

 

 

 

繰り返しますが、、

現在、様々なパーツの生産が不安定で、スプロケットやチェーン、ブレーキパッド、ディレーラーハンガーなど当然在庫があるようなのパーツが入手困難です。

 

消耗パーツを使い切ってしまうと、長期入荷待ちになることもあります。

是非早めの修理・点検をオススメします。

 

 

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