【スタッフライド】VOLT800NEO借りて350km走ってみた！【インプレ神山編】
by: カミヤマ

ワイズロード松山店の神山です。

今回はVOLT800NEOを借りたので香川県までうどんを食べるために350km（一緒に行った青木君は400km）のオーバーナイトライドをしました。
それではVOLT800NEOのインプレに行きましょう！
※インプレは個人的主観がたくさん入っておりますのですべての方が同じように感じるとは言えませんのでご了承ください。

使用機材はこちら！

VOLT800NEO
そして普段私が使用しているのは

VOLT800

VOLT800と比較

まずはスペック面から価格、防水性能はVOLT800と800NEOでは変わりなし。
バッテリー容量は大きくなり3.6v/3400mAhから3.6v/4800mAhに
充電端子もマイクロUSBからUSBタイプCに変更（急速充電に対応）
後述しますが逆さ吊りにも対応、配光も大幅に改良されておりまったくの別物といってもいいでしょう。
そのくらいアップデートがされております。

次に点灯時間について
モードは合計で5種類、明るさ等は変わらず
ハイモード/800lm、ミドルモード/400ml、ローモード200lm、ハイパーコンスタント、点滅の種類
しかし点灯時間は大きく伸びておりハイモードでは2時間から2時間半、ミドルモードでは3時間半から5時間に、ローモードでは8時間から12時間に伸びております。
もともとローモードの8時間でも十分だと思っていたのですがさらに長い12時間はオーバーナイトでも充電の残量を気にする必要はありませんね。（実際今回のライドでも気にすることはなかったです）

充電時間はなぜか短く。

CATEYE製品では初のUSBタイプCを採用。
充電の速度が短くなる共に上下関係なく差し込むことができる、充電ケーブルの持ち運びの量が減らせるなどのメリットが沢山あります。
今ではスマートフォンやモバイルバッテリーにもUSBタイプCが採用されているのでケーブルの数が減らせるのはメリットの一つではないでしょうか？

防水性能に変わりなく高い基準

実際に雨の中使用した訳ではないので使用レビューとはいきませんが防水性能はIPX7と自転車用ライトとしては十分すぎる性能の高さですね。

それでは実際に使っていきましょう！

まずは逆さ吊り機能から。

多くの方はハンドルの上側にライトをつけるかと思いますが私のようなエアロハンドルを使用している方やサイクルコンピューターを使用している方などで逆さ向きにライトをつける方を最近は増えてきた印象があります。
しかしメーカーが本来考えてる向きではないのでしっかりと路面を照らすことができなかったり対向車にまぶしい思いをさせてしまうリスクも。
ほかにもライトのスイッチを押しにくくなったり、

充電の差込口が上に向いてしまってせっかく高い防水性能がしっかりと発揮できなかったりとデメリットばかりが目立っておりました。

800NEOではライトパーツを3つにわけることで上下反転が可能となっております。

実際に使用しましたがボタンが押しやすく、バッテリー残量もすぐに確認できるようになりました。

特にボタンは押しやすくなっており、桜三里での下りの時にハイモードに変更するときなどすぐに操作できたので逆さ吊りの利点を大きく感じることができました。
そしてバッテリーの残量をすぐに確認することができるので今どのくらい残っているのかなどをすぐに確認することができます。
（地味にこの機能がありがたい）

それではこのライトの特徴のもう一つ配光を見ていきましょう

配光の違い

こちらがVOLT800の配光
そして

VOLT800NEOの配光

上側へが軽減されております。
カットではなく軽減というところもさらにありがたい！
標識を照らしたり被視認性のためにある程度のライトが必要ですが目つぶしになるような明るい光をなくしています。

メーカーが想定している向きにハンドルの上下関係なく使用可能なのと防水性能の高さ、バッテリーの確認など優れたポイントが沢山。
これ私が使用してきたライトの中で一番のライトです！そのくらい素晴らしい！

ここまではスペック面の話を元にインプレをしてきましたがココからは実際に使用して感じた話をしていきたいと思います。

まずは明るさ

出発時間が23時と夜中。
もちろんライトをつける必要があります。VOLT800NEOを点灯！！！！第一印象、、明るい！！
同じモードでVOLT800を使用していた青木君のライトと比べても若干明るく感じる気がします。
特に横に広がっているので路面の凹凸等をしっかりと確認することが可能です。
実際にライドの途中で青木君にVOLT800NEOを渡して後ろからの照らされ方や前方の路面の照らし方を確認しましたがVOLT800に比べると路面をはっきりと見る事が出来ます。
VOLT800では円の中心が明るくて外に行けば行くほど暗くなっていたのですがVOLT800NEOでは長方形のような照らし方をしてくれるので路面を幅広く、明るく照らしてくれたので路面の落下物や凹凸にいち早く反応でき、快適なライドが出来ました。

その他

充電の持ちなどは私の鍛錬不足で限界まで走れてないので体感は出来ませんでしたが他の機能が素晴らしかったので紹介を。
まずは上下反転機能です。
電池の残量確認の他にも雨が充電差込口に入らなくていいのと、ボタンを親指で操作できるというメリットだらけです。その中の1つボタン操作についてより詳しくインプレしていきたいと思います。

押しやすく！

VOLT800

VOLT800NEO
二つの画像を見くらべて頂くとわかるかと思いますがボタンが大きく、周りの窪みも大きくなっており押しやすくなっていました。
冬用のグローブを装着した上でも操作し易く、素早く明るいモードと暗いモードに変更することができました。
暗い場所でもすぐにハイモードに変更できるので下りなどでも安心して走る事ができます。

今回のライドを最初から最後まで前を照らしてくれたVOLT800NEO
デメリットを上げるとすると…
重量になりますね。

VOLT800

VOLT800NEO
重量が少し増えていますね。
バッテリーや分割機能の関係です。
この重量を気になるかは人それぞれですが私的にはバッテリーの持ち、明るさなどを考慮すると気にならないかと思います。
むしろ予備バッテリーなどを考えると自転車と自分で背負う装備の合計重量は軽い？
そんな感じがします。
他にも様々感じたことがありますがこの辺りは実際に店頭にて神山まで聞いて頂けたらと思います！