【チェーンオイルとは】状況によっての使い分け方！【ドライ・ウエット】
by: マツダ

チェーンオイルとは

チェーンオイルは、自転車のチェーンを保護し、摩擦を減らすために欠かせないメンテナンス用品です。

正しいオイルを選ぶことで、チェーンの寿命を延ばし、スムーズな走行を維持できます。

それでは、チェーンオイルの種類のご紹介です。

1. ドライ用オイル

特徴: 乾燥した天候や路面状況に適したオイルです。ほこりや砂などの汚れが付着しにくい成分でできており、軽くて滑りやすいのが特徴です。

適した状況: 晴れた日や乾燥した路面を走行する場合。

メリット: ほこりや泥が付きにくく、走行時の抵抗が少ない。

デメリット: 湿気や雨に弱く、耐久性がやや低い。

2. ウェット用オイル

特徴: 水や湿気に強く、雨の日やぬかるんだ道でも効果を発揮する粘度の高いオイルです。防水性が高く、長持ちしやすい。

適した状況: 雨や湿度の高い環境、泥道での走行時。

メリット: 防水性能が高く、長時間保護が続く。

デメリット: 粘度が高いため、ほこりや泥が付きやすく、頻繁なメンテナンスが必要。

3. セミドライオイル

特徴: ドライとウェットの中間的な性質を持ち、季節を問わず幅広く使えるタイプのオイル。オールシーズン対応のものもあります。

適した状況: 天候が変わりやすい環境や、日常的にバイクや自転車を使う場合。

メリット: 天候に左右されにくく、手軽に使用できる。

デメリット: 専用オイルに比べると、特定の条件下での性能は劣る場合がある。

4. セラミックオイル

特徴: 高性能なオイルで、摩擦抵抗を最大限に減らし、チェーンやギアの寿命を延ばす。プロのレースなどでも使用されます。

適した状況: パフォーマンスを重視したい時やレース用。

メリット: 摩擦が少なく、高速走行や長距離走行に適している。

デメリット: 一般的なオイルより高価。

5. ワックス系オイル

特徴: ワックス成分を含むため、チェーンにコーティングができ、汚れや水を弾きやすい。特にロードバイクや長距離走行に使われることが多いです。

適した状況: 長時間の走行や、汚れを極力避けたい環境。

メリット: チェーンにしっかりと付着し、汚れや湿気を防ぐ。

デメリット: 乾燥時間が必要で、メンテナンスに手間がかかる。

 オイルの注油方法

チェーンを清掃: まずチェーンの汚れや古いオイルをチェーンクリーナーなどでしっかり落とします。

適量のオイルを塗布: 一度に大量に塗布するのではなく、チェーン全体に均等に少量ずつオイルをつけます。

余分なオイルを拭き取る: オイルを塗った後は、余分なオイルを拭き取り、チェーンのベタつきを防ぎます。

最適なオイル選びとメンテナンスによって、愛車のパフォーマンスを長く保つことができますのでぜひぜひ♪