【３年が目安！】そのヘルメット、本当に安全ですか！？
by: イシカワ

皆さん、こんにちは！ワイズロード松山店のスタッフ石川です！

皆さんのヘルメット、そろそろ買い替え時期かもしれませんよ？

今回は、意外と知られていないヘルメットの寿命と、その重要性についてお伝えします。

自転車用ヘルメットには使用期限があり、使用開始から約3年が買い替えの目安とされています。

これは、万一の際に命を守る重要な装備品であり、見た目にダメージがなくても、この期間での買い替えが推奨されています。

なぜ「3年」が目安なの？

ヘルメットは、外側のシェル（帽体）と、衝撃を吸収する内部のライナー（発泡スチロール）で構成されています。このライナーは、強い衝撃が加わるとへこむことでエネルギーを吸収しますが、一度変形すると元には戻りません。 ヘルメットは外部からの強い衝撃だけでなく、降り注ぐ紫外線や、使用に伴う汗・皮脂、そして熱（50℃以上）などの外的環境によっても劣化が進んでいきます。 メーカーが使用済みヘルメットを対象に行った耐衝撃試験では、3年以内のヘルメットはほぼ確実に衝撃を吸収できたのに対し、5年以上経過したものは、ほとんどがヘルメットとしての役割を果たせなかったという結果が出ています。このような試験結果に基づき、製品安全協会とJHMA（日本ヘルメット工業会）はヘルメットの有効期間を「購入後三年間」と定めています。これは法的な規制ではありませんが、使用者の安全を確保するための重要な目安です。

こんな場合は即買い替えを！

一度でも事故に遭ったり、転倒してぶつけたり、高いところから派手に落としたりした場合は、見た目に損傷がなくてもすぐに買い替えを検討してください。内部の衝撃吸収ライナーがダメージを受けて変形している可能性が非常に高く、次に衝撃を受けた際に十分な保護性能を発揮できない危険があります。

劣化の自己診断の目安

目に見えない劣化ではありますが、ヘルメット内部の発泡スチロール部分が、角ばっていた形から徐々に丸くなだらかになったり、ザラザラした質感がツルツル、テカテカになったりすると、劣化のサインかもしれません。ただし、これらはあくまで目安であり、内部で進行している劣化を完全に判断できるものではありませんので、使用期限の目安を過ぎていれば買い替えをお勧めします。

新しいヘルメットで、より快適で安全なサイクリングを楽しみましょう！ 

ヘルメットは試着が必須

ヘルメットには試着が必須です！

どんなに高価なヘルメットでもサイズが合ってなければかぶっていて不快ですし、万が一の際にその性能を発揮できません！

ワイズロード松山店ではOGK、KASK、LAZERなど多数ヘルメットをご用意しております。

ぜひ、店頭でご試着のうえ、お気に入りのヘルメットをお選びください！

皆様のご来店を心よりお待ちしております！

ワイズロード松山店 スタッフ 石川