今年もブルベ専用グローブが入荷してきてます！インプレあり
by: 尾林

今年のブルベ活動は、100周年記念大会であるAR中部のBRM611中部300km一本に絞る予定の、名古屋ウェア館・尾林です。
スタート時間が6時・7時・8時とありますが、2019年と同じルートということもあり、その時に8時スタートでギリギリ日をまたいでのゴールだったので、今度こそはその日中の完走である16時間切りにチャレンジしてみるつもりです。あと、遅い時間のスタートの方が色んな人と走ることが出来るので寂しくないってのもあります（笑）

ということで、今回は2020年の300km・400km・600kmのブルベで使用していたグローブが入荷してきましたので、ご紹介したいと思います！

1 自転車業界初のブルベ専用グローブ
- 1.1 日焼け対策にもなる9分丈モデル
  - 1.1.1 ブルベ専用と謳うほどの安心感
  - 1.1.2 長距離ライドを想定した工夫
- 1.2 一般的な指切りモデル
  - 1.2.1 9分丈モデルとの違い
2 最後に

自転車業界初のブルベ専用グローブ

驚愕の盛り盛りパッド！厚手パッドのグローブは数あれど、ブルベ専用と謳ったグローブはこのシリーズぐらいでしょう。指切りと指先の出る9分丈と冬用のモデルと3モデルありまして、今回はこれからのシーズンにオススメの指切りと9分丈が入荷してきてます！

日焼け対策にもなる9分丈モデル

intro（イントロ）
STINGER 6
￥6,050（税込）　購入はこちら

超弩級の極厚パッドが入った、究極のロングライド志向の方に向けたモデルの9分丈グローブ！私は2年前に購入してから、ここぞというロングライドではいつも使用しており、SRメダルを獲得した2020年では300km・400km・600kmのブルベで大活躍してくれた、相棒というべき存在です！

ブルベ専用と謳うほどの安心感

一般的なグローブでは滅多にお目にかかれない、この小指球のぶ厚い低反発ウレタンのパッドが、

ハンドルから伝わる衝撃や振動を緩和し、手のひらの痛みや肩・首回りの疲労を激減してくれます！特にこのブラケットポジションの時の楽さは、一度経験するとなかなか止められないですよ♪実際、ブルベ400kmでは26時間かかったのですが、ヘトヘトに疲れ切ってしまうとハンドル荷重になってしまうので、このグローブじゃなければ手のしびれや痛みに耐えられなかったと思います。

そして、疲れや初心者にありがちなハンドル荷重での振動吸収として、親指と人差し指の股にもパッドがしっかりついてますので、先ほどの小指球のパッドと合わせてブラケットポジションが凄く快適になります♪あと、私が最も苦手とするダウンヒル時にも体重がかかりやすい所なので山岳ライドでも大活躍！AR中部のブルベだと山ばっかり走らされるので、上る分の長い下りで肩が凝ってしまうことが多いのですが、このグローブを使ってからかなり解消されるようになりました♪

さらに、手のひら付け根にあるグレーのどでかいパッドですが、まずこんな場所にここまで大型のものが必要なのか疑問に思う方も多いと思われますが、これが意外といい仕事をしてまして、この部分が圧迫されてしまうと手首の血流が止まって手のしびれや痛みが出てしまったりしますので、低反発ウレタンとGELでしっかりと保護してくれているんですね♪

長距離ライドを想定した工夫

親指から人差し指にかけて広い範囲がタオル地になっているので、夏の暑い時期やヒルクライムの様な高強度時に気になってくる汗を拭うのに使えてとっても便利♪私は走り終わった時などは、汗が乾いて塩がついてたりすることがよくあります（笑）

そして、個人的にイチオシな部分が手首の部分が長めでベルクロフリーとなっていること！これによって、手を曲げた時に手首に硬さを感じることがありませんし、長袖やウインドブレーカーを着ている時にマジックテープで生地を傷つけることもありませんので、余計なことに気を回さずにライドに集中できるというメリットがあります！特に、疲れてくるとベルクロを外すこと自体が億劫になってきたりもしますので、この仕様はありがたいという他ないですね！
あと、日焼けを極力したくないので、袖との間が埋まるので安心というところもあります。

そもそも、この9分丈仕様についてなのですが、ブルベはひたすら長時間日光にさらされながら走るので、こういう部分も守っておくと終盤に疲れ方に違いが出てきたりしますし、日が暮れて寒くなってきたときでも指切りに比べればちょっとした防寒にもなりますので、肌は極力露出しない方が良かったりします。
ただし、フルフィンガーとなるとタッチパネルの反応が悪くなったりしますので、この9分丈っていうのが使いやすくて絶妙なんですよ♪