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ワイズロード名古屋ウェア館 Y'sRoad nagoya-wearkan
2023/08/26 15:50
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目次
fi’zi:k
VENTO OMNA
「VENTO(ヴェント)」の名が物語る通り、fi’zi:kの中ではレーシングカテゴリーという位置づけになる一足。しかしながらはじめにお伝えしておきますとお値段は¥23,400(税込)。まさしくエントリーグレードの価格になっております。
いろいろお伝えしたいことは数あれど、まず推したいポイントはやはりそのルックスです。一目でfi’zi:kのシューズとわかる、無駄を削ぎ落としたシャープなデザインは健在。
パンチホールを多くあしらったアッパーは通気性に優れ、これまでのfi’zi:kシューズに比べてもしなやかに足を包み込んでくれます(個人の感想です)。最近流行のニットやメッシュを採用しているわけではないですが、かなり自然なフィット感を実現しています。
多くのメーカーがハイエンドシューズに取り入れている、BOA Li2ダイヤルを惜しげもなく(?)採用。この価格のシューズで逆回転ができるダイヤルが付いているのはまず見たことがありません。走行中にフィット感を微調整するのも簡単です。しかも全周にラバーグリップが付いており、フルフィンガーのグローブを着けていても操作しやすいのも特長です。
ケーブルガイドは上位グレードと同様、繊維素材のループを採用。エントリーグレードのシューズによくある、プラスチックのケーブルガイドを縫い付けていないのでアッパーの伸縮性を損ないにくく、「シューズそのものは合うのにケーブルの受けがどうにも痛い」という心配もありません。
ハイエンドシューズのパフォーマンスを受け継ぐとは言いつつも、ビンディングシューズ初めてという方もターゲットになっているわけで、そういう方々にも違和感なく受け入れられるように足首周りはクッション厚めで包み込むようなホールド感が得られます。また写真ではわかりにくいかもしれませんが、かかと部分には滑り止めのシリコングリップをあしらっています。
必要にして十分な剛性を確保しつつも、エントリーライダーにも馴染みやすい自然なフィーリングと効率的なペダルパフォーマンスの実現のために新たに設計されたR5ナイロンアウトソール。剛性指数は6/10で幅広いユーザーにマッチします。さらに、大きなベンチレーションホールも備え、シューズ内部を常に快適な状態に保ってくれます。このあたりはさすがVENTO(風)シリーズといったところでしょうかね。知らんけど。
持った感じ軽そうだったので実測してみたところご覧の通り248g(サイズ42/片足)でした。いちおう公式では238gということになっているようですが、まあ個体差の範囲でしょうか。同社のハイエンドモデルVENTO INFINITO KNIT CARBON2がカタログ値で225gだそうなので(ただし、55,000円します)、このOMNAがいかに軽いかおわかり頂けるかと。
はじめに断っておくと私は甲高幅広の典型的な日本人足。実長はそんなないんですが(25.3cmくらい)、幅のゆえにいつもサイズアップを余儀なくされており、NIKEならだいたい27.0、しかしCONVERSEの27.0を一日履くと小指が取れそうになるというかわいそうな足です。
fi’zi:kは人気ブランドでありながら、幅狭のヨーロッパ的な足型の代表みたいなシューズなので、これまでのモデルはマイサイの42(27.0cm相当)だとかろうじて履けるが窮屈感がやばすぎて実用に耐えないレベルでした。
なので今回のOMNAも履ける期待はしてなかったのですが、他のスタッフから「だいぶ履きやすくなりましたよ」という話も聞いていたので試してみたところ、同じ42サイズでもごく自然にフィットしてくれました(実走を考慮するとハーフサイズさげた41.5も試してみたいところですが、さすがに怖さもある…)
というわけで、これまで私と同様に「fi’zi:kが足に合わず避けてきました」という方にもぜひ一度お試し頂きたいシューズです。
今回当店に入荷したのはBLK/BLKとWHT/BLKという、いずれも鉄板な2カラー。
BLK/BLKの方は36(23.0cm相当)から45(29.0cm相当)までかなり幅広く揃いました(ハーフサイズ除く)ので、女性はもちろんわりと大柄な方までお試し頂けます。
WHT/BLKは40(25.7cm相当)〜43(27.7cm相当)のゴールデンサイズでラインナップ。
ご用意のないカラーやサイズについてはお取り寄せで承りますので、まずは一度店頭で試し履きしていただければと思います!