KAPELMUURの15℃帯新作ウェアを着て平田クリテリウムに参戦してきました！レポートとインプレ
by: 尾林

紅葉もぼちぼち色づき始めており、サイクリングに出掛ける服装も裏起毛ジャージに変わった名古屋ウェア館の尾林です。
11月5日には、今年初めて平田クリテリウムに参戦してきており、その時にKAPELMUURの新作ウェアを着ていったので、そのウェアの紹介とインプレをしたいと思います。

1 レース・サイクリングの基本は冷やさないこと
2 レース結果
3 使っているものリスト
4 今から役立つ便利で高機能な裏起毛ジャージ
5 カラーバリエーションと在庫
6 最後に

レース・サイクリングの基本は冷やさないこと

なんかちょっとにやけ顔というか久しぶりすぎるレースに緊張して情緒不安定です（笑）
さて、周りの服装を見てみるとレースで暑くなるからと、夏向けの半袖ジャージで素肌をさらしている人がほとんどの中、一人だけ季節感がバグっている様に見える人が私です。
上下共にグローブも含めて裏起毛のウェアを着ておりますので、いわゆる気温15℃向け装備という状態です。もちろん、この格好でFTP前後の強度で走れば当然汗もかきますし暑くもなります。
しかし、ウォーミングアップという言葉があるように、身体は温まっている方がパフォーマンスが上がるのです！そして、レースではスタートの待ち時間がございますので、その間に冷えてしまうと身体が動かなくなってしまいます。私が参戦したカテゴリーは10.5kmなので20分もかかりません。なので、暖かい格好をしてたとしてもオーバーヒートする前にレースは終わります。スピードが上がれば風も強くなるので自然とクーリングはしてくれますし、私が被っているヘルメットはポガチャル選手も使用しているものなので、通気性はもちろん抜群ですから、その部分でも不安要素は無くこの格好をチョイスしました。
実際、スタート前に『寒い寒い』と震えている人もいましたし、私はスタートから快調にペースを上げることが出来ました♪

レース結果

ちなみに、レース結果としては二周目に入るタイミングで先頭集団の後方にいたのですが、スピードが乗ったので勢いで前に上がっていったら、集団がきれいな一列に並んでおり列の中に入るタイミングが掴めず『中に入るのか！？』と声を掛けられましたが、緊張で上手く声が出せずにお辞儀だけして、勢いのまま集団先頭まで出てしまい、2人ほど飛び出してたので集団も抜け出し、先頭に合流しました。
しかし、折り返して向かい風になるところで前を引いてみたものの、風に負けてペースが上がらずに早々に脱落して集団に戻っていきました。
その後は、最終周回まで飛び出した時の疲労を抜くように集団内で大人しくしており、最後のストレートで16人の集団後方から頑張ってみたものの、私はスプリント力が極端に低いため、結局11位でのフィニッシュとなりました。
一応、6位以内に入るとリザルトに載るので、いつかは入ってみたいですが、中々壁は高そうです。

使っているものリスト

ちなみに、先日コストコまで買い物に出掛けた時の格好も同じでした。どんなウェアとかを着ていたのかというと・・・

アイウェアとシューズは現行モデルと違うので現行品を載せてますが、見える部分としてはこんな感じです。
ヘルメットとアイウェアは完全にポガチャル選手を意識してます（笑）
さて、前振りが長くなり過ぎましたが、次からは私が着ていったジャージの紹介です！

今から役立つ便利で高機能な裏起毛ジャージ

Lion de KAPELMUUR
CORDURA サーマルジャージ

摩耗や引き裂き、擦り切れといったダメージへの耐久性が高く、スポーツ使用でも動きやすさがあるストレッチ性と高い保温性を併せ持った、アウトドア生地としても人気の高いCORDURAフリースを使った、メーカー推奨温度帯10～15℃の裏起毛ジャージです！
正直、触ってみるとそこまで高耐久なのかと疑いたくなるほどの柔らかさを持った生地で、私は試着してみてその着心地の良さに虜になってしまいましたよ♪

風が当たりやすい前面と袖部分に先ほどのCORDURAフリースを採用しているので、起毛の厚みがあり保温性が高いです。
逆に、熱が籠りやすい背面には高ストレッチ性の薄手マイクロ裏起毛素材を使用して、通気性の高さと動きやすさを持たしております。
体感的には、気温10℃前後で活躍してくれそうな高い保温性がありそうですが、着てみると通気性も高いので気温が高めの風が強いにもちょうど良さそうな感じです。実際、平田クリテリウムのレース中に暑すぎるといった感覚はありませんでした。逆に、日当たりが良いところでのんびり走っている時の方が暑く感じやすいですね。
そして、とても動きやすくて柔らかいジャージなので、厳冬期にジャケットの中に着るミドルレイヤーとして使用して頂くと、抜群の暖かさを実感できるはずなので、寒がりさんにもとてもオススメです♪

そして、このジャージの凄いところが、これ単品でも汗冷えしにくいというところ！！
レースの後やヒルクライムとかで汗だくになったとしても、この様に濡れた状態で触るとよく分かるのですが（私は洗濯の時に気づきました）、外側は濡れた冷やっとした感覚があるのに対して、内側の起毛素材を触ってもべちゃべちゃに濡れてることも無く、冷たい感じもほとんどありません！
なので、本来はアンダーウェアで対策する汗冷えがこのジャージを素肌に着てたとしてもほとんど起きないのですよ！なので、ノースリーブのアンダーウェアを着て、腕の部分は直接肌に触れた状態で着ていることが多いです。
もちろん、もう少し気温が下がってきたらちゃんとした秋冬アンダーを着るべきなのでしょうが、着心地が気持ち良すぎて直接着たくなっちゃうんですよね～♪