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熱中症対策には腕と脚を冷やせ!カバーと水かけで適切なクーリングをしましょう!
by: 尾林

ツール・ド・フランス2024
ステージ四勝目を挙げ、ダブルツールをほぼ手中に収めたタデイ・ポガチャル選手!
このままブエルタも参戦してくれないかなぁ~?と期待してしまう名古屋ウェア館の尾林です。
さすがにチームスケジュールもありますし、他の選手だって総合エースを狙いたいでしょうから、そう簡単に判断できることではないですが、ここまでの調子を考えると夢を見てしまうところはありますよね~♪
さて、そんなロードレースファンを熱狂させたツールも残すところあと2日!
そんな熱さに負けない様に、今回は夏場のサイクリングに置いて重要なクーリングにオススメのアイテムたちをご紹介いたします!

 サイクリング 二ノ瀬 ヒルクライム アームカバー 熱中症対策 熱射病対策 MET TRENTA 3K CARBON PEARL iZUMi SCICON シマノ鈴鹿 猛暑 CAMELBAK キャメルバック ボトル シャワー 水かけ おすすめ

熱中症対策には腕と脚を冷やせ

アームカバー・レッグカバーと水の相乗効果は高い

まず、前提として紫外線は当然のことながら、熱中症対策としても肌は露出しない方が対策として効果が高いんです。
理由としては、肌が露出していると日焼けをして肌が熱を持ってしまうのと、そもそもの日射熱が直接身体に蓄積されていってしまうので熱中症になりやすい状況が生まれやすくなってしまうんです。
そこに、一枚布をはさむことで日射熱を防ぐことが出来るのですが、そうすると直接風が当たらなくなるので『かえって暑くなる。熱が籠る。』と、心配される方も多いことでしょう。
もちろん、ただ着ただけでは布地分の保温になってしまうのですが、直射日光を浴び続けるよりはマシというのと、汗をかいたときに吸汗速乾素材であれば気化熱現象によって体温を奪っていってくれますので、何も着ていない状態よりも涼しく感じるようになります。
さらに、乾かしきれないほど水分を含んでしまった場合でも、水の膜が身体を守っている様な状態になりますので、日射熱を防ぐ効果が高くなるんですよ!
特に、サイクリングだと速度が出る分、乾くのも早いのでカバー等で肌を守っている場合のクーリング効果は特に高いです!

そして、熱中症対策として特に効果的だと言われているのが腕や脚を冷やす行為。
体幹部分に比べて、腕や脚の方が血管が表面ある上に表面積も広いので、冷却効果は数倍~数十倍ともいわれているらしいです。
実際、大腿やふくらはぎに水をかけた時の気持ち良さはすごいです♪

 

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まず、腕に関してはサイクリング中は前に突き出している分、日射を受ける割合が大きいので、走り出す前から濡らしておくことで保水状態を作り出しておいた方が、日射熱を防ぎつつも気化熱現象によって冷却されて気持ちよく走り始められます。
正直、汗をかく量よりも乾く方が圧倒的に早いので、定期的に水かけを実施した方が良いです。
ある程度走ってると、その冷たさにも慣れてしまうので冷たく感じなくなることもありますが、実際に腕を触ってみると冷えてるのを実感できますので、効果はしっかりと確認できます。

 

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脚は特に効果的で、内ももとふくらはぎは冷たさを感じやすいので、気分も爽快ですよ!
腕ほどは乾きやすいわけではないですが、気持ちのリセットに効果的です♪

 

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頭もかければ気持ちいいですが、顔に水が垂れてきたり、アイウェアが濡れたりとあまり効果的では無かったりしますので、走行中でなければインナーキャップを濡らしてから被った方が水も無駄にならずに、効果も高いです。

 

私の真夏の服装

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とまぁ、こんな感じで水をかけるのが有効なのは分かっていただけたかと思います。
そこで、私が今の時期(というより年中ですが)サイクリングに出掛ける時の服装を見て頂くと、紫外線対策も兼ねてほとんど肌が露出しない様にしております。
首周りは布で覆う場合と日焼け止めで対応する場合とがございます。
気温が高いと汗の量が多すぎて車体も含めていろんなところに汗が垂れすぎてしまうので、そういった場合は日焼け止め対応のことが多いです。
では、実際にここまでしていて本当に全く暑くないのかというと、当たりまえの話しですがもちろん夏なので暑いです。
しかしですね、これだけ全身が覆われている状態で汗だくになると(水をかけても同じです)、水の膜で覆われているような状態になりますので、運動強度上昇による体内からの発熱は感じますが、外からの熱さが段々と気にならなくなってくるんですよ。
特に、日差しが当たっている時は、肌が露出している首回りと指先に日射熱を感じながらもそれ以外はかなり緩和されているのを実感できますので、私は猛暑でサイクリングに出掛けたとしても、無事に帰宅する自信がございます!

さて、そんな感じでカバー類が重要ということは伝わったかと思いますので、私が実際に使用しているアイテムや近しいものをざっくりと並べていきますね。

頭部のクーリングが期待できるFREEZE TECHのヘッドキャップ!
通気性の高いヘルメットを使用していると、直射日光が頭部に当たってしまう場合もございますので、キャップで防御出来るのと水のかけた時の保水を目的としてます。
ちなみに、髪を伸ばしていたりして毛量が多い場合は、キャップの気化熱現象が頭部から離れてしまって効果が薄いので、直接風が当たりやすい様に、ヘッドバンドとかにした方が効果的な場合もございます。
私は気分でポガ毛を出したい時はHALOのヘッドバンドを使っています。

 

フェイスカバーは、花粉症の時期は特にお世話になる方が多いNAROO MASK!その中でも夏用で冷感がしっかりしているF1Sを真夏はよく使用しております。
花粉をしっかり防げる高性能フィルター側と呼吸がしやすいメッシュ側を使い分けることが出来まして、メッシュ側は大量に汗をかいたとしても普段とほとんど変わらない呼吸のしやすさがございますので、ヒルクライム中もマスク状態で行っちゃうことが多いです。
頬っぺた側の素材が超涼しいので、この時期からとても重宝しております。
ちなみに、通勤では日焼け止めを塗るのが面倒なので、首までカバーできるN1を愛用しております。

 

アームカバーとレッグカバーのオススメは断然PEARL iZUMi!フィット感が高いのでずり落ちにくく、日射熱の遮断力が高いのがとても良いです!
一般的なカバーよりも少し厚手なのですが、だからこその保水性と春秋にも対応できる保温性も持ち合わせていますので、一年の半分以上で私を守ってくれてる相棒です!

 

日焼け止めのオススメはBRISA MARINA!私は露出している部分が少ないので、ピンポイントで濡れるこちらのスティックタイプが重宝します!
サーファーにも人気の日焼け止めですので、汗でも落ちませんしサイクリングの途中で川に入っても安心です♪

 

紫外線対策とは違いますが、熱中症対策としてはアンダーウェアがとても重要!登山家にも愛用者が多いこちらの網々なメッシュ構造が涼しくて快適です!
休憩中の過度の汗冷えも防げますし、ロングライダーに特におすすめの商品です!

 

最後に

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適切な対策をすれば、猛暑日でも比較的安全にサイクリングを楽しむことは出来ますし、暑いからこそ水場での水浴びやランチタイムなどの休憩が気持ち良かったりもしますので、個人的には冬よりも夏の方が好きです♪
もちろん、熱中症警戒アラートが出ている時は、暑熱適応にも個人差がございますし、年齢によってはどれだけ対策しても危険な場合がございますので、あくまで趣味である以上は無理のない範囲で楽しむことが重要ということをご理解して頂いたうえで、夏のサイクリングを楽しんで頂けたらと思います。
そして、8月24・25日にはシマノ鈴鹿ロードが開催予定ですので、大会当日やそれに向けての練習で、猛暑でのサイクリングに不安な方は是非!ワイズロード名古屋ウェア館へご相談にご来店下さいませ!夏ライドが大好きな私がお待ちしております♪