日本最大級のスポーツサイクル専門店!圧倒的在庫量!中京地区第1号店!
ワイズロード名古屋本館 Y'sRoad nagoya Honkan
2015/10/01 12:18
どうも。
スズキです。
私が自転車屋さん(Y’sRoad)で働くようになってからかれこれ4年半ほどになりますが、
こういうお仕事をしていると特別何も考えていなくても、
自転車そのものだったり、関連用品だったりの所有数は勝手に自動的に増えていってしまうものです(((((( ;゚Д゚))))))
私とて例外ではございません。
以前は私の主力マシン(←エラそうに!)たるカーボンのロードバイクをご紹介させていただきましたが、
今日は趣向を360度かえまして(←元に戻っとる)… ミニベロです!!!
GIOS 2009 “MIGNON” Custom
実は私、お店ではいちおうミニベロ/フォールディング担当なんです。知識等々についてはまだまだ至らないところも多々、の勉強中の身ではありますが、ミニベロやフォールディングを楽しみたいという気持ちは人一倍!
そんな私が、ミニベロの奥深さのデモンストレーションという意味も込めていじりにいじり倒した(つもり)のがコレ。
ベースはご覧の通り、当店ミニベロコーナーの爆売れベストセラーモデルの筆頭であるGIOS・MIGNON。
ちなみにMIGNONってのは日本語にすると「かわいらしい」って意味なのですが、そんなことを微塵も感じさせないほどゴリッゴリにカスタムするのが今回のコンセプトだったわけで。
ちなみにそもそも、このMIGNON、元はと言えば「もらいもん」だったのです。知人に「もう乗らないけど、要らない?」って聞かれてふたつ返事でもらい受けてきたものなんですが、当初はもう雨ざらしで目も当てられない様子でした。
ですが今ではこのピンクはカラーラインナップになく希少で、かつカワイイので、「カワイくてレアなモノ大好きなオッサンの私としては捨て置けない!」ということで、大々的なリフォームを敢行するに至ったのです。
【こだわりポイント①】
お金は極力かけない!
錆びが出てたりいろいろ大変だったのでフレームだけ残して総取っ替えと相成りましたが、諸事情によりお金は余りかけられないので、できる限り「あり合わせ」で進めることにしました。
メインコンポはSHIMANOの5700系105。私が生まれて初めて買ったロードバイクについていたモノで、10速とはいえ十分過ぎるスペック。それを移植しました。
前後ブレーキも105を移植。実はそのままではMIGNONに105のブレーキキャリパーは付かないのでちょこっと細工をしています。よい子は真似しないでくださいね(笑)。
ちなみにリアメカだけは紆余曲折の末に6700系ULTEGRAがついてます。
で。
既に画像からおわかりとは思いますが、ロード用コンポをリサイクルするということは当然ハンドルもドロップ化となります。
こんなトリッキーなハンドルを付けてみました。ちなみにこれは元々持ってたわけではなく
「拾ったモノです(驚愕)」
そしてシートポストとステムもこれまた私のロード初号機からの移植品。
たまたまラッキーにも、ハンドルと同じCinelliのVaiシリーズで揃っちゃいました。Cinelliは自店ではお取扱いのないブランドではございますが、完成車付属品の出身ということで大目に見て頂ければと(笑)。
ちなみにVaiと言われたらふつーはスティーヴ…
いやなんでもないです。忘れてください。
バーテープはその昔、我らが梅林店長がくれた物です(笑)。fi’zi:kの限定品です。
つまり何が言いたいのかというと、
いろんなところからかき集めでケチって組み替えました!ってことではなくて、
規格さえ揃っていればロードだろうとミニベロだろうとジャンルをまたいでパーツ交換ができるフレキシブルさも、自転車カスタムの楽しみの一つですよ、ってことなんです。
ですので皆様も、
パーツ余ってるけど…
とか、逆に
フレームが余ってる…
とかありましたら、
お気軽に裏の名古屋カスタム館へどうぞ!ご相談に乗らせていただきますよ!
【こだわりポイント②】
クランクは派手に!
実はこのMIGNON、これが第2次カスタムになるんです。
一番最初、第1次カスタムした時のお姿がこちら。かなり昔ですが…
画像の通り、当初はクランクも105で揃っていました。もともと700Cのロードについてたコンパクトクランク(50/34)でしたので、20インチの小径ホイールでは軽くなりすぎて実用に耐えなかったんですよね。
「これはチェーンリングを大きいのにしなきゃな…」
「でも5700系は(ノーマルとコンパクトでPCDが違うため)チェーンリングだけの交換ができないから、クランクまるごとになっちゃうな…」
などと悩んでいたのですが、
どうせクランクごと交換するのなら見た目にもこだわりたい!!!
と欲目が出てしまいまして。
そんなところへ渡りに船とばかりに、とあるところから格安で入手したのがこのROTOR!!!
見た目的には抜群のインパクトで人気も高い3D。しかも24ミリアクスルで、
SHIMANOのホローテックBBがそのまま使えて、手軽!
「可愛らしさが売りのMIGNONに、ROTOR 3D!」という、このバカバカしさが私のコンセプトにぴったりです。
ちなみにROTORといえば楕円チェーンリング「Q-RINGS」で有名ですが、私の乗り方だと楕円の必要性を感じないってのと、こだわり①で述べた通りお金は極力かけたくないのもあって、チェーンリングそのものはSHIMANOを使ってます。
でも後になって、MIGNONにQ-RINGSというバカバカしさも捨てがたく思えてきたので、そのうち考えたいと思います(笑)!
【こだわりポイント③】
タイヤはいいやつを新調しました!
先ほどご覧頂いた第1次カスタムの写真の通り、当初は見た目を優先してホワイトストライプのタイヤを履かせておりまして。これはこれでカワイイので超気に入ってたんですが、
「20インチミニベロでも、ええタイヤを履いたらええ走りになるのか?」
という命題に立ち向かうべく、第2次かすたむに合わせてドーンと新調!!!
おそらくは20インチタイヤの最高峰であろう、
SCHWALBE ONEを投入しました!!!
Y’s Road全店でも屈指のガチ乗り系店長とも言われる我らが名古屋店・てんちょー梅林の車体にも
実際に装着されており、また名古屋カスタム館スタッフも過去記事にて絶賛していたこちらのタイヤに、なんと20インチ(ETRTO451)バージョンが存在する!ということで、
「気になる…」
となりまして。
SCHWALBEといえば、このONEの前身に当たるハイエンドモデルULTREMO ZXでも同じく20インチをラインナップしており、どうしても手薄になりがちな小径用タイヤもエントリーからハイエンドまで手広く展開してくれる好印象なブランド。また国内代理店が名古屋市内というご近所さんであり、我らがてんちょー梅林があんなことやこんなことになった時に助けてもらったりもした(!)ピーアールインターナショナルさんという親近感もありつつで、試してみることに。
タイヤ幅が28mmら一気に23mmになったことでルックス的にはぐっとシャープになって、
「MIGNONなのに(?)めっちゃ走りそう!」という精悍な雰囲気に。
そしてやはり幅が細くなったことで多少なりとも軽量化につながっています。
走りに関してはまたあらためて別記事にて詳しくインプレしたいと思いますが、ミニベロといえどもこだわろうと思えば意外にも(?)とことんこだわれるということがおわかり頂けたかと思います。
しかしアレですね、こうなってくると
最高峰のタイヤの性能をフルに引き出してくれるハイグレードなホイールが欲しくなりますね…
ってことで、この次はホイールをグレードアップしようと思います!!!
そんなわけで、今となっては昔の面影など微塵もないキメラになってしまったこのMIGNON。
主にY’s Road名古屋本館いちばん奥のミニベロコーナーに展示していますので、ミニベロカスタムにご興味をお持ちの際はぜひ一度ご覧になってください。
そして気になることがあれば、何なりとお問い合わせください!
2015-09-05
スズキ コウキ
※注意:今回ご紹介したカスタム車については、メーカー等の推奨でないものや加工が必要な物が含まれており、スタッフが自己責任のもとに行っております。同様のカスタムをご用命の際に、一部承ることができない場合もございますのであらかじめご了承ください。
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