【お客様の１台！！】 メイド・イン・ジャパンの魅力…Panasonic FRC29【ぱなもり】
by: 鈴木

 

 

どうも。

スズキです。

 

 

 

みなさんは、Panasonicという大企業をご存知ですね？

家電とか、AV機器とか、家とかで有名な、超がつく一流メーカーでありますが…

自転車となるとどうでしょう！？

 

 

突然ですが今日の

 

は、

 

そんなPanasonicのロードバイクをご紹介です！！！

 

Panasonic FRC29  w/Campagnolo VELOCE silver

 

 

「パナソニックがロードバイク？？？」

と、もしかしたらピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんね。

電動アシスト車やシティサイクルならポピュラーですが…

 

 

 

そもそも「Panasonicと自転車」ということで言いますと、

「経営の神様」の異名で知られる創業者　故・松下幸之助氏は実は自転車店の丁稚奉公から職業経験を始めたということで、自転車には並々ならぬ特別な思い入れがあったのだとか。

 

つまり自転車こそがPanasonicの原点と言えるのです！

 

 

また、1980年代～90年代にはPanasonicチームにてツール・ド・フランスにも出場し、あまつさえマイヨ・ジョーヌを獲得したこともあるほど、オールドロードレースマニアにとっては非常に存在感のあるブランドなのです。

（詳しくはてんちょー・梅林による大昔の記事にて）

 

 

 

そんなPanasonicの高い技術を現代に受け継ぐクロモリロードバイクシリーズ。

（当店一部スタッフは「ぱなもり」と呼んでいます）

 

ご存知の方も多いと思いますが、

Panasonicのフレームはカラーオーダーができます。

 

 

今回のお客様のオーダーは

「真っ黒で！」

とのことでしたので、

 

フレームカラー：マットブラック　×　ロゴカラー：黒で…

 

こんな感じです。

全然わかりません。

 

フラッシュを用いてむりやり撮影してみると、

 

こんな感じになりました。

 

こういうオーダーもできてしまうあたり、懐の広さを感じますね（いろんな意味で）。

 

 

そんなマットブラックのフレームにシルバーのパーツを合わせて組み上げたいとお客様よりご要望賜りましたので、

 

「だったらこれしかないよね！」

ってことで、

Campagnolo VELOCEのシルバーをアッセンブル。

 

 

 

 

 

一応SHIMANO105にもシルバーはラインナップされてますが、どちらかというとサテン調のシルバーですので、ポリッシュ系ならやはりカンパがオススメです。

 

クロモリには無条件に似合いますね、シルバー。

 

 

そして今回、

コンポーネント以上にこだわったのはホイールです！！！

 

 

シルバーリムは数あれど（あるか？）、ポリッシュシルバーの完組ホイールは現行品だとコレしかないんじゃないでしょうか？

 

tradizione ZEROです。

 

ルックスももちろん◎ですが、実は意外と軽く、前後セットで1.5kgを切ります。

重量だけで言ったら15まんクラスのアルミクリンチャーホイールにも決して引けを取りません。

 

 

そこに合わせるタイヤはPanasonicつながりで…

 

Panaracer RACE EVO3。

コスパに優れた名品です。

 

 

ここまで来たらハンドル・ステムetc.のフィッティングパーツももちろんシルバーでまとめます。

 

 

 

 

サドルがまたポイントですね。

 

Selle ITALIA turbo1980。

そのモデルネームの示すとおり1980年代のロードレースシーンを代表するサドルであり、80〜90年台に活躍したPanasonicのフレームに合わせるのにふさわしい逸品。

 

バックスキンの表情がシブいですね！

 

 

 

 

そんな感じに仕上がった今回の一台。

 

 

実はこのフレーム、こちらの誇らしげなステッカーが語るように…

 

MADE IN JAPAN

なんです！！！

 

国内ブランドでも海外生産が当たり前のこの時代に、日本製にこだわる職人魂。

ここにも、創業者松下幸之助氏の思い入れが表れていると言えるのではないでしょうか！？

 

 

 

ちなみに日本製ということもあってか…

 

当店のTECHスタッフ齋藤や、現・京都店店長の利國も口を揃えて絶賛する高いフレーム精度を誇ります。

めちゃめちゃ組みやすいそうです、ええ。

 

 

 

個人的にPanasonicのフレームで気に入っているのは、この…

 

リアブレーキブリッジに施されたPanasonicの刻印。

さりげなくもカッコイイ主張ですね。

 

 

 

ところで気付いた方は気付いたかも知れませんが、

 

 

今回はオーナー様が長身痩躯ということでフレームサイズが大変に大きいです。

ここまで大きなサイズを既製品でラインナップしているメーカーはほとんどありませんが、こうしたニーズに対応できるのもPOS（Panasonic Order System）のメリットのひとつですね。

 

ちなみに、さらに大きなサイズもご用意がありますよ…！

 

 

というわけで、

そこに盛り込まれたこだわりからもフレームサイズからも圧倒的な存在感を放つバイクができあがり、納車にご来店頂いたオーナー様にも「イメージ通り！」とお墨付きを頂ける仕上がりになりました。

 

 

どうか末永くロードバイクライフをお楽しみ頂ければと思います。

この度はご注文誠にありがとうございました！！！

 

 

2016-03-13

スズキ　コウキ

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