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【ライドキット】お出かけに必要なパーツや工具を揃えましょう
by: 入澤 司

みなさんこんにちは。名古屋本館のいりさわです。

段々と暖かい気候に変化してきました、陽も長くなりつつあり春を感じます。自転車を購入された方々も少しずつ外へ外へ、遠くへ遠くへと足を運びたくなる時期ではないでしょうか。

そして、そのライドに必要なモノと言えば携帯工具やパンク修理キット。今日はその必要なモノたちを諸々紹介していこうと思います。

ロングライドに備えよう

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先ず、ズラリと並べてみました。ここに遠方にライドに出かけるのに必要であろうモノたちです。もちろん本当はコレだけじゃ足りないよというものもあったりしますが、今日はある程度想定されやすいトラブルに対して対処できるようになっておくことをオススメする内容とします。

 準備その1

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タイヤに合ったチューブ

何を言っても一番多いトラブルはパンクです。様々な要因でタイヤの内部にあるチューブが損傷して空気が抜けてしまい走れなくなります。これをパンクと呼ぶわけですが、中のチューブを交換して新しくすることがライド復帰への最短の手段なのです。なお、チューブのサイズの合わせ方は前回のブログでご紹介しましたので、そちらをご参照ください。

 準備その2

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タイヤレバーセット

これがないと修理が始められません!!とても大事な工具です。タイヤを剥き取って中のチューブを取り出す際に必要な工具です。もちろん慣れてくると素手でタイヤを剥き取ることも出来るようになりますが、これが中々大変なのでライド中におこなうことでは無いと思います。ということで、このレバーを使ってしっかりとタイヤを外して復帰に向けて作業をしていきましょう!

準備その3

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携帯ポンプ

ライド中に流石にあの家で使うフロアポンプを背負って走るワケには行きませんよね(笑)ということで、携帯できる手押しポンプ、ハンドポンプが必要になってきます。小型なので、ボトルケージと共にマウントをねじ止めして車体に取り付けておくこともできますし、今回の写真のモデルならかなり小型な部類に入るので、ツールケースに難なく収納することが出来ます。

なお、細身のポンプは高圧に対応できますが、一回のプッシュで沢山空気が入らないので多くの回数をプッシュする必要があります。そして、太めのポンプはたくさん空気を送り込むことが出来るのですが、逆に高圧には対応できませんので、注意が必要です。中には押しても引いても空気が入るモデルや、引いた時に空気をポンプ内で圧縮して押し込む時に勢いよく噴出するモデルもありますので、詳細は是非店頭にて様々なモデルを見比べながら確認してみてください。

準備その4

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CO2ボンベ

パンク修理の救世主、時短の必殺アイテムです。これがあるとハンドポンプで何百と手押しをして10分程度苦労する必要がなくなります。作業には多少慣れが必要なのは確かですが、このボンベ一本にはタイヤ1本分の空気が圧縮されて、数秒で一気に空気をいれることが可能です。

ダイヤル式がオススメ

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 ネジをひねることで、空気を送り込む量や勢いをコントロールできるモデルがとてもオススメ。押した時だけ出るモデルやセットしたら止まらないモデルも中には存在しますが、扱いが多少シビアなところもあるので、確実な修理を行いしっかりとライドに復帰するためには多少値が張っても扱いやすいモデルを用意したほうが楽です。

ボンベは使い捨て

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この二酸化炭素の小型ボンベ(カートリッジ)は使い捨てです。全てのガスを放出したら終わりなので、金属の燃えないゴミとして捨てましょう。なお、この写真の16gというサイズなら大体25~28cのタイヤであれば十分走れる程度まで空気が入ります。注意点として、ある程度までハンドポンプで入れきったあとCO2ボンベを使うと、チューブが膨らみ過ぎて破裂してしまうことです。この点だけ注意して、タイヤにチューブをセットし一気に空気を放出することで、数秒で空気を入れる作業か完成します!!これでハンドポンプで数百回、十数分とツライ思いをしながら作業しなくて済みます。
かといって、ハンドポンプを持ち歩かなくていいかと言われたらそういうワケではなく、もしボンベでの作業に失敗したときにお守りとして、またボンベを使う前準備にハンドポンプを使う機会がありますので、完全に持たないようにはできないと思います。

 準備その5

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携帯工具

ミニツールと呼んだり、マルチツールやフォールディングツールなどとも呼ばれる持ち運び用の6角レンチなどの工具セットです。パンクの修理の準備も大切ですが、各部のねじの緩みに対しても準備をしておく必要があります。ねじはいつか必ず緩みます。もちろんちゃんと対策をしておけば緩まないほうが多いでしょう。しかし、勝手に緩むという認識でいないと万が一の時大変危険です。六角レンチさえ持ち歩いていれば、各部のパーツが走行中の振動でもし緩み始めたとしても、ライド中に締めなおしを行って外れたりズレたりすることを防げます。例えば割と多いであろうパーツの緩みは、ボトルケージや、クリート。車体に固定されていないパーツやボトルが振動で揺れたり、踏まれて動くことで緩みます。ヘッドやサドル、シートポストなど特殊な形状だとより緩みやすい車種も存在します。ご自身の車体の特徴を理解して対策を講じておくことが安全への第一歩です。

 準備その6

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ボトルケージ

準備その7

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ツールケース

6と7はセットです。サドルの下にぶら下げる形のサドルバッグというアイテムも存在しますが、昨今のバイクのシルエットの多様化により、シートポストの形状の問題から取り付けが不可能な場合も大いにありますので、今回はケージとケースという手段をご紹介します。
ポンプでも少し触れましたが、ジップツールケースは比較的大きめなつくりをしていますので、小型のハンドポンプであればそのままケースに収納できます。

並べた様子

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ご覧の様に全部収まるというのは非常に見栄えが良いです。

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よく見かけるスタイルはこちら。

長いサイズのポンプは作業性が高いため、パンクからの素早い復帰が第一優先かと思いますので、ロングライドや通勤通学など時間が定まってる場合はこれが一番いいのは間違いありません。ポンプの長さだけに、小型化は一長一短という点も御承知ください。

ここで他の当店スタッフの装備を確認

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こちらのスタッフもツールケース

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そして、こっちのスタッフもツールケース。結構ツールケース派が多いです。因みに画像はありませんが、私は季節によって変えます。冬はボトル一本で済むのでツールケースに。夏はボトルを二本持ちたいので、サドルバッグに変更しています。

スタッフのケースの中身

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スタッフに拝借して、そのツールケースの中身を開けてみました。どういうアイテムを持って行動しているか確認していきましょう。

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トラブルに対応する工具たち

前述の通り、チューブ、ポンプ、タイヤレバーを持っています。そして、ホイールのリムハイトに合わせたバルブエクステンダーとバルブコアツール。携帯工具と小型のワイヤー錠。必要十分なアイテムが揃っています。

綺麗に収まります

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チューブを工夫して綺麗に折り畳むことにより、先ほどの装備が全てツールケース内に収納されています。これでライド中のトラブルも心配事が一気に減りますね。もちろん気にし出したらあれもこれもかなり多くのアイテムが必要になってくるので、一日で終わらないライドや一周して帰ってこないタイプのライドではもっとあると便利な装備も思いの外たくさんあります。

サドルバッグの場合

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サドルバッグを運用する場合、テールライトの取り付け問題がたまに出てきます。実はサドルバッグにはフックを取り付けるループが用意されていて、そこにフック型のテールライトを装着できます。

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フック型になっていないテールライトも別売りのアダプターを使うとフックと連結して運用可能になる場合もありますので、装備を買い足す時など参考にしてみてください。なお、自転車にこなれてくるとこういう細かい装備がどんどん増えていきます、それが経験値となって目的に合わせた装備が整っていくのです。そして、目的に合わせた容量のパックを用意してライドに備えてください。短距離やファストランで身軽に行く人、1週間~等の旅のようなながーいライドでしっかりと全てのトラブルに備えようとする人。様々なシーンに合わせて適切に用意していきましょう。

パンク修理の方法

ワイズロードではYouTubeにてチャンネルを持っています。ここではパンク修理の動画を紹介しています。そして、他にも安全な自転車の乗り方などを紹介したり、スポーツ自転車を扱うのに知っていて欲しいことをご紹介しておりますので、是非ご覧ください。なお、この動画は店頭にて車体をご成約頂いたお客様にはお渡しまでの間に一度ご覧になって頂くように資料として冊子をお配りしております。ここでご案内した項目はお渡しする際に再度ご案内する内容ではありますが、お受け取り頂く際にいきなり一度に大量の情報や作業を詰め込もうとしても絶対に覚えきれないので、予習復習の意味も込めていつでも見ていただければと思います。

まとめ

これらの商品は普段から店頭またはワイズロードオンラインにてお買い求め頂けます。もちろん不明点等ございましたらご説明いたしますので、お気軽にスタッフにお声かけください。装備をしっかり整えて快適で不安の無いライドへ出かけられるよう、我々スタッフのご協力致します。

今回ご紹介したアイテムの一部は下記にリンクを貼っておきますので、参考にしてみてください。