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「最速」それはいかにして求められたのか。
by: 名古屋本館

皆さんこんにちはワイズロード名古屋本館の安川です。
近年「エアロダイアナミクス」という言葉をよく耳にするようになりました。簡単に書くと空気の流れが物体に及ぼす影響を指す言葉で、空気抵抗とも言い換えることができます。
今自転車業界ではこの要素が非常に重要とされています。という事はですよ、それを追及した自転車が速いってことですよ!!今日はそんな究極系の1台をご紹介させて頂きます!

CANNONDALE
SYSTEM SIX HM R9250 Di2
¥1,430,000(税込)

SYSTEM SIX

エアロダイナミクスを追及し6つのパーツ

フレーム、フォーク、ハンドルバー、ステム、ホイール、シートポストこの6つをそれぞれ最大級に空気抵抗が軽減されるように設計し、それを1つのバイクとしてつくりあげたのが今回ご紹介しているSYSTEM SIXという訳です。
では商品紹介と6つのパーツを深堀していきたいと思います。

 

フレーム

ひと昔前のエアロフレームと言えば刃物の様に尖ったデザインが主流でしたが、今は少し考え方が変わってきました。逆に角が落とされたテーラーメイドのエアフォイルシェイプデザインが採用することで、空気がスムーズに流れ空気抵抗が最小限に押さえられるデザインされています!

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フォーク

フレームに埋め込まれるような形状になっておりシートチューブとは一直線上に配置され空気が巻き込まれるのを軽減させています。加えCANNONDALE独自の半スルーアクスル構造によりホイールの着脱を即座に可能としています。

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ハンドルバー

 ケーブル類が全て内装になる事でスマートになる事はもちろん、フレア形状になっているのでエアロポジションもとりやすくなっています。

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ステム

ハンドルと2ピース式一体型ハンドルになっており高いエアロ効果を得られる上に完全一帯ではなくステムとバラせるところが非常に良い!ピュアな一体型は軽く剛性もありますが、ポジションの変更を許さないのが痛いんですよね。CANNONDALEのシステムは一体型でありながらもハンドル幅やステム長を変更できるのは本当に嬉しい!!

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シートポスト

フレームのところでも書きましたが、過度に角を作らない←普段割とガチでこんな事いってスタッフから冷たい目をされています。話がそれました、シートポストも同様な考え方により最大級に空気抵抗を減少できるようにデザインされています! IMG_8344

ホイール

UCIという言葉をご存知でしょうか?国際自転車競技連合の略称でその役割は、世界基準のルールを定め自転車競技における諸々を円滑に進める為の組織です。
この世界基準のルールの中にUCIレース統括のロードレースで65㎜以上のリムハイトのホイールを使用してはいけないと定められています。
今回ご紹介している車体に純正で付いているホイールのリムハイトは64㎜!!
超ギリギリを付く事でルール上最大限エアロ効果を得ることができる仕様となっております。本気度が伺えますよね?

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 最後に

上記の6つを最大限活かし最速クラスの一角に君臨しています!
もっと細かく書きたいところではありますが、本文も長くなってまいりましたのでこの辺で我慢しておきます。もっと知りたい、興味が湧いた!そんな方々は名古屋本館へと足をお運びください。

 

 

2022/8/7  安川いきる