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【 #補給食 】ENEMOTIで持久系運動時の糖質の摂り方について考えてみる【 #サイクリング 】
by: 入澤 司

みなさんこんにちは。名古屋本館のいりさわです。

台風一過と思いきや不安定な天候が続いていますが、無理をしない程度にサイクリングを楽しんでいきましょう。

今日のテーマはサイクリング(持久系スポーツ)をするときの補給についてです。正しく補給をすることでスタミナを保ちながら走り続けることが出来るワケですが、この部分を誤ってしまうと楽しいサイクリングも台無しのしんどいだけの運動へと成り下がってしまいます。

今日は一型糖尿病患者で日々糖質と闘っているいりさわが糖質摂取の観点からオススメの商品をご紹介してみたいと思います。

早速オススメの商品をご紹介

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Enemoti(恵根餅)

塩餅 or くるみ餅

伝統的な食品にパラチノースを配合した、美味しい補給食です。補給食は美味しくないイメージが強いのが現状ですが、お餅なので抵抗感なくすんなりと口に運ぶことができます。なお、パラチノースとはスプーン印で有名なお砂糖やさん、三井製糖の製品だったりします。

パラチノースの効果が素晴らしい

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一般的な糖質グルコース(ブドウ糖)と違い、すぐに吸収され血糖値の急上昇を防ぐ仕組みになっているのが、このパラチノース。血糖値の急上昇(血糖値スパイク)が発生すると、身体は反応して一気にインスリン(糖代謝ホルモン)を分泌して血糖値を下げようとします。この一連の動きで、血管はダメージを負いますし、インスリンを出す膵臓は疲れます。結果的に二型糖尿病に陥るという悪循環が待っているわけです。ですが、そこに至る前に、インスリンが大量に分泌され血糖値が急降下する発生するインスリンショックが危険です。
インスリンショックを引き起こすと、非常に体がだるくなります。すごーく眠くなる人もいます、立っていられないくらい。これで食後の運転で交通事故を起こす人もいるくらいです。自転車を乗ってる人ももしかしたら経験があるかも知れませんが、注意散漫になりハッとしたこともあるのではないでしょうか?

こういう事にならないためにも運動中の補給には糖質の種類も考えることが大事になってきます。

 もちろんハンガーノック(低血糖)を既に引き起こしている場合は、ブドウ糖が必要です。個人的にはそのタイミングだったら少量のコーラ等の果糖ブドウ糖液糖が主な飲み物を飲むのが早いのではないかと思っていますが、前述のように一気に取りすぎるとインスリンショックを引き起こすので注意が必要です。

なお、パラチノースはゆっくりと吸収されるため、ダイエット効果も期待できます。体は本来糖質を最初に消費した後に体に蓄積された脂質を分解しエネルギーに変換していくのですが、吸収の遅いパラチノースの場合、燃焼時にエネルギーが若干不足するため同時に脂質もエネルギー源として使います。なので、長い目で見たときにダイエット効果も期待できるのです。

別の糖類もオススメ

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リポビタンゼリーforスポーツ

180g

 マルチカーボ組成とありますね。カーボ(糖質)の種類を増やし、吸収されるタイミングをずらしより長くスタミナが維持できるゼリードリンクです。吸収効率のよいマルトデキストリンとフルクトース(果糖)、そしてゆっくり吸収されるパラチノース。吸収速度はバラバラなため、運動開始前や運動中に摂ることでスタミナをうまくコントロールできます。なお、マルトデキストリンはエネルギー量は普通の砂糖とほぼ同じですが、甘味は1/10と言われているので甘ったるくて飲みにくいというものは少ないです。最近のエナジーゲルはマルトデキストリンで作られているものも多いですよね。パッケージ裏の成分表を是非ご覧ください。

運動後の回復にはこちら 

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Glico

パワープロダクション エキストラアミノアシッド テアニン

こちらは睡眠の質を向上させるという最近話題のテアニンを配合した休息用サプリメント。ライドの疲労を翌日に持ち込むと私生活もパフォーマンスが低下して生産性が上がらないはず。スマートな生活にオススメの逸品です。なお、回復に効果が期待できるアミノ酸やその他成分もバランスよく配合していますので、ライド後の就寝時には飲むことをオススメします。

最後に

何事もバランスが重要です。摂りすぎはまた別の問題も引き起こしますので、気持ちの良い生活の為に無理だけはなさらないでください。走り方の相談はいつでも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。