「速く」走るために必要な要素とは?!必要なアイテムも合わせてご紹介!
by: 星野

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全国のワイズロードファンの皆さん、こんにちは!

先日、シマノ鈴鹿ロードに行ってロードバイクってやっぱりいいなぁ~と改めて感じている、どうもホッシーです。

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イベント、特にレースに出ている人は、既に日々のトレーニングや必要な機材が揃っていると思います。こんな方は中級者や上級者と言えるでしょう。

ですが、今からロードバイク始める初心者の方距離を乗ってそれなりに楽しんでいる脱初心者の方は、イベントやレースに出たいけど、速くなるためにはどんなことすればいいのか、お悩み中の方もいらっしゃいますよね??

そこで今回は「速く走るために必要な要素」として、脱初心者にオススメの買っておいた方が良い物とその方法をご紹介したいと思います!

 

 目的に合わせた機材集め

まずお聞きします。ロードバイクで速く走るためには何が必要だと思いますか?

「空気抵抗の良いバイクに買い替える」「軽いホイールにする」「変速機のグレードを上げる」などが最初に思い浮かんだことではないでしょうか。
自転車競技は機材スポーツなので、そちらにばかり気を取られがちですが、そもそも脚力が無ければどんなに良いバイクを乗っても速くはなれません。試乗をする程度の距離であれば速くなるでしょう。いきなりスゴイ高級バイクに乗っても、劇的に速くなるなんてことはありません。

高価なパーツを否定している訳ではありません。速くなるための一番の要素は「脚力」です。細々としたパーツを変えたりしてタイムを縮めるより、脚力をアップした方が格段に速くなります。良いパーツは最終手段に取っておきましょう。
では速くなるために、完成車に付いている純正の物から、早めに変えた方が良い物・追加した方が良いパーツを順にご紹介します。

 

速度を視覚的に見るサイクルコンピュータ

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乗り物でありながら、完成車には速度計(メーター)が付いていません。そこで必要になってくるのが「サイクルコンピュータ」(以降サイコン)です!
センサーを車体や体に取り付ければ速度はもちろん、走行距離・ケイデンス・心拍数などが表示できます。サイコンが無ければ練習量の指標となる走行距離や、どれだけの速度が出ているのかが分かりません。トレーニングの質を上げるためには欠かせないアイテムですね。

あと、走っていて「今日は何km/h出せた!」などロードバイクがより楽しくなること間違いなし!モチベーションのためにも、いち早く導入をオススメします。

 

速くなるために欠かせないビンディングシューズ&ペダル

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ホッシー的に、これを使ったら「れっきとした自転車人」、と思うのが、「ビンディングシューズ+ペダル」です。
ガッチリと固定されて、ロードバイクと一体となり靴がペダルの上で滑ることなく、車体を手足の様にダイレクトに操作できるようになります。
母指球を中心に、踵を横方向にひねらないと脱着ができないので、慣れは必要です。車の教習とかと同じ感じで、人間不思議なもので1ヵ月も使い続ければ、大体のことに慣れてしまうんですよ。そうなればノールックでクリートキャッチが出来るようになります。最初は怖いと思いますが、頑張って練習しましょう!

一番恩恵を受けるのが、ペダルを踏むだけでなく「引き足」を使えるようになることです。
ペダル踏み込むときは、太もも表の大腿四頭筋を使います。力が入れやすく体力があるときは元気に走れますが、ここにばかり負担をかけてしまうと、すぐに体力切れになってしまいます。

ハムストリングと言う言葉を聞いたことがあると思います。太ももの裏側にある大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋の3つの筋肉の総称なのですが、大腿四頭筋より爆発的な加速力には劣るものの、非常に持久力のあるのが特徴です。ハムストリングを使い、引き足で距離を稼ぎ、最後の方まで大腿四頭筋を温存して走ることができます。

ペダルとシューズが固定されていれば、押すだけでなく、引っ張る力をかけても外れませんので、ロングライドをしても体力消費を抑えられます。
体力に余裕ができれば、よりロードバイクを楽しむことができますし、練習量を増やせます。また、ペダルの踏み位置が変わらないので、正しいペダリングでの筋力アップにもつながるので、走れば走るほどパワーアップへの近道です!

 

実際に動いているのはフレームではなくホイール

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パーツ交換で、一番体感できるものは何だと思いますか?
フレーム?変速機?違います。「ホイール」です!もちろん土台となるフレームも大事ですし、スムーズな変速も走りには欠かせませんが、それらを変えても正直すぐに速くはなりません。
純正の前後ホイールはおよそ2㎏あり、通称「鉄下駄」と言われたりします。軽量アルミホイールと言われるものは1,500~1,600g台のことをさします。走ることには、ホイールのグレードは関係ありませんが、加速力や旋回性能、回りやすさが違います。
初速などで大きな違いが出ますが、純正のままだと例えるならタイヤ引きをしている感じになります。ペダルを踏み込んでチェーンを引っ張り、ギアを介して回っているので、大きな抵抗となるのが重さです。
リムが100g重くなると走行時の体感で1㎏重くなると言われています。それが500gも違うと5kgの重りが足回りについていることと一緒なんです。

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価格はピンキリなので、選ぶ幅がありすぎて正直困ると思います。初めてホイール交換される方は、5~7万円くらいの中堅グレードにするだけで、バイクの走りが劇的に変わると言っていいでしょう。ロードバイクの奥深さを体感して下さい。

練習の期間中は、わざと重いホイールで練習して体に負担を与えておいてから、レース前に軽いのに交換すればかなりパフォーマンスアップすると思います!軽量ホイールへの体慣らしも必要なので、遅くともイベントorレースの2週間前には交換して練習しておきましょう。

 

唯一地面に接しているパーツ

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どれだけ体を鍛えたり、機材を揃えても、これだけは妥協しないでほしいのが「タイヤ」です!
自転車のパーツで唯一、地面に接しているものだからです。ホッシーが一番妥協しないパーツです。命を預けていると言っても過言ではないからです。
ちょっと大げさに言いましたが、高級タイヤはグリップ力が高いうえに、転がり抵抗も良くなります。意外にも登りのタイムを縮めるのにも効果があります。ホイールを買うにはコストがかかりますが、タイヤなら1万円で良い物に交換できますので、ホイール交換前にタイヤ交換をしてみるのも有効であります。
コーナリングでの安定感、ホイールの回転パワーを無駄なく地面をとらえて、加速するグリップ力は速くなるためには欠かせないパーツです。

だまされたと思って一度いいやつを使ってほしいです。後悔はさせません!

 

基礎が出来上がった後に交換するパーツ

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トレーニングもしました、必要な機材も揃えました、でも何か物足りない、、となったら走りの質を上げてくれるパーツを交換しましょう。コンポーネント(変速機)であったり、ビッグプーリー、バーテープ、軽量ハンドル達です。速さには直結しないものの、走りをよりスムーズに体が求める馴染むものを使いましょう。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。完成車で購入されたロードバイクは、純正のままでも十分走れるスペックがありますので、まずは身体づくりに注力しましょう。間違った知識と練習方法は、すぐに頭打ちになってしますし、身体の故障に繋がります。最初の頃は、基本装備がしっかりした状態で走りに行くだけで、筋力がついてグングン走力アップができます!
基礎練習は、どんなスポーツでも大事になってきますし、後々のパーツ交換した時の感動を、より感じることができるようになります。

機材スポーツなので、憧れだったり、見劣りするのが気になったりするかもしれません。ホッシーの持論ですが、いいバイク乗ってる人に対して、低いパーツグレードで勝つのも意外と楽しいものですよ(笑)

楽しみ方は人それぞれですが、やっぱり少しでの速く走れた方が、グループライドをしても置いていかれたりせず楽しむ事ができると思います!
他にも気になることががありましたら、店頭でホッシーに聞いてみて下さい!