1,106

【 #TREK × 名古屋 】エアロロードの雄、MADONE SL6が再入荷!!
by: 入澤 司

皆さんこんにちはワイズロード名古屋本館、トレックスペシャルアドバイザーのいりさわです。

20220901_120756

2003年にランスが毎日練習する峠の名前付けられ登場したカーボンバイク、MADONE。

2013モデルではKVF形状を取り入れ、エアロモデルとして業界を席巻しました。

今日ご紹介するモデルはその第六世代のミドルグレードです。今回の入荷はかなーり久しぶりです。1年は間が空いたような気がします。申し訳ないことにちょっと記憶にない位久しぶりにみました。一台のみの入荷です。

TREK

20220901_120809

MADONE SL 6 DISC

カラー:Trek White/Trek Black

サイズ:50(161 – 166 cm)

ミドルグレードはフィッティングに特化

20220901_120842

※整備前の為、仕上りが悪いですがご了承ください。

 コックピット周りはノーマルのハンドルとステムで構成されています。これはフィッティングを煮詰めるのに非常に都合がよいのです。一体型のエアロハンドルはステムの長さを変えるのに、ハンドルごと全部交換する必要があります。10万前後もかかる可能性も。もちろんハンドル交換も同じことです。しかし、別々に組み付けるこのタイプなら簡単。まだポジションが仕上がっていない場合、簡単にパーツ変更ができるということは、大変にありがたい仕組みなのです。

 なお、このノーマルのハンドルが付いているということは、クリップオンのDHバーも簡単に搭載できることになるので、時と場合でトライアスロンバイクへと変身することも容易なのです。

ISO SPEEDが乗り心地を改善

20220901_120824

本体の白とは別に黒くなっている部分が見えますよね、こちらがISO SPEEDの一部です。L字型をしていて、サドル方向へと延びるパーツが仕込まれています。この部分、フレーム本体と分離していてここだけで板バネのようにしなる仕組みになっています。昔からよく言われて問題として、エアロロードは乗り心地が悪い。というポイント。マドンはこの問題に真剣に取り組み、ドマーネ譲りのISO SPEEDを搭載し、この問題を解決しました。なんと第七世代ではこの仕組みすら排除して、乗り心地とエアロ、そして軽量性まで叶えてしまうシステムを開発しましたが、第六世代はその乗り心地は調節式です。好みの硬さに調節できる点では第七世代より優れていると言えるでしょう。なお、第七世代の乗り味はこの調節式ISO SPEEDの一番硬い時とほぼ同じとのこと。第六世代をお乗りの方は一番柔らかいほうにしている方も多いかと思いますし、トライアスロンなど長時間座りっぱなしの競技の際はこの一番柔らかい位置に置けることが非常に優位に立てるのではないでしょうか?

Aeolus Comp TLR搭載

20220901_120814

50mmハイトに内幅18mmのホイール、アイオロスコンプ。アルミリムにカーボンカバーを施してあるこちらのホイールは、重量こそありますが、エアロ性能は高い物に仕上げてあります。重量があるので、ストップアンドゴーは苦手ですが、速度に乗ってしまえば巡行は楽々ですね。

なお、タイヤはR3とセカンドグレードを搭載。R2やR1など廉価なモデルは使わない辺り、マドンへのこだわりを感じることができます。これがエモンダSL6ですと、R2タイヤなので、元祖レースマシンであるマドンへの特別な待遇なのでしょう。

 新入荷モデルはMT800

20220901_120835

 MT800のディスクローターは160mm。油圧ブレーキは天候に左右されないこと、引きが軽くコントロール性に優れるところがメリットです。一時前のリムブレーキのケーブル引きタイプはエアロロードだとケーブルルーティングが複雑すぎてレバーの引きがとっても重いことがデメリットでありましたが、油圧になってからは引きの重さとはおさらばすることが出来ました。

最後に

店頭に入荷したもの以外を発注するとなると、次の納期は来年の夏ごろの予定になってしまいます。22/9現在のデータではありますが、これがどう変化するのかもなにぶん不透明な状況でございます。もし、サイズが合いそうな方で、快適なエアロロードをお探しの方がいらっしゃいましたら、是非店頭へお急ぎください。