633

GEN6 MADONE SLR 9 相当の車体を即納で!! P1 ICONカラーの在庫あります。
by: 入澤 司

皆さんこんにちはワイズロード名古屋本館
トレックスペシャルアドバイザーのいりさわです。

今日は店頭にある在庫の中で、既に選択不能になっている特別なカラーのMADONEをご紹介します。

TREK

20230216_132537

 プロジェクトワンの特別カラー

20230213_182343

20230213_183047

アイコンという手間暇惜しまず仕上げたカラーのシリーズがあります。当時、その中でツールドフランス参戦専用カラーとして、このモルテンマーブル(溶け出した大理石調)のカラーが存在していました。受注期間はとても短く、今となってはとても貴重なカラーの一台と言えます。

装備はフルでデュラエース

20230213_182410

こちらの完成車、名古屋本館でフレームをもとにオリジナルで組み上げた一台です。なので、従来ではホイールはボントレガーですが、今回はホイールまでデュラエースでアッセンブルしております。

 WH-R9270-C60

20230213_182434

ド迫力のディープリム。リムハイト60mmの平坦基調向きホイールです。前後 重量1609gと直線番長仕様のホイールですが、マドンとの相性はバッチリです。セミではなくフルエアロな一台に高ハイトリムは巡行がかなり楽です。そもそも維持する脚力がとも言えますが、それでもこのクセになる走り心地は最高ですよ!!

タイヤは少し太めを採用

20230213_182647

マドンは28Cまでと言われております。ホイールのリム内幅は21mm。採用しているタイヤはピレリP7です。

20230213_182701

P7は旧エトルト基準ですので、リム幅17mmに組んだ場合28mmとなるように設計されております。21Cのリムの場合、理論値は30mm幅になるとのこと。ですので、かなりボリューム感のあるタイヤに仕上がっております。トラクションコントロールも良好ですし、エアボリュームも稼げていますから乗り心地も殊更よくなっていることでしょう。

エアロ性能もお墨付き

20230213_182452

正面から見たときの出っ張りの少なさは驚きます。いまでこそこういう見た目の車体は増えましたが、マドンがこの形状にモデルチェンジしたときはまだまだ少なかった印象。自転車だけが前に行こうとするエアロモデルらしい直進性は今でも衰えることはありません。

なお、ハンドルステムのサイズは420×110です。

第六世代MC前モデル

20230213_182336

このカラーが用意されていた頃のモデルですので、フレームの仕様も当時のモノです。(小泉構文)

OCLV700にBB90

20230213_182359

こちらのモデルのMADONE SLR は現行EMONDA SLRが新登場したのちに、EMONDA SLRと同様にOCLV800にアップグレードし、BBがT47へとマイナーチェンジしました。したがってこちらは旧モデルという表現になってしまいますが、フラッグシップモデルであることには変わり有りません。とても上質な走りで乗り手を満足させてくれること間違いありません。

乗り心地に優位性アリ

20230213_182515

 トップチューブの裏側の写真。これはISO SPEEDを写しています。この世代では調整式を採用していて、このISO SPEEDを固定するボルトを緩めてスライドさせると乗り心地のコントロールができます。

スライドは目視できます

20230213_184000

車体の隙間から見える黒いパーツ、こちらがスライダー。これを前方に移動すればダンパーが大きく動くので乗り心地が柔らかくなり、後方に下げれば動きが小さくなるので、乗り心地は硬くなります。第七世代である新型MADONEはこのスライダーを一番後ろで設定した硬さと同等と言われているため、乗り心地にフォーカスすると第六世代に軍配が上がることになります。また、DHバーのインストールなども検討したときにパーツが用意されている第六世代のコックピット回りは、トライアスロンにも対応できる懐の深さを持っています。

さいごに

 限定カラーも魅力的ですが、プロジェクトワンは自分だけの一台を作り上げるシステムです。本当の意味で他の誰の車体とも被らないデザインを手にするためには、ICONシリーズやセレクトカラーより、カラー選択するシリーズにしたほうが面白かったりします。

気になる方は一度HPでシミュレーションしてみましょう。カラーテーマを選んで、各部の色を好みのモノに設定。これで画像に反映されるので、すごく面白いです。なんなら一日中理想のデザインを求めて遊んでいられます。パーツのアップグレードも同時にシミュレーションできるので、理想のバイク作りがそこで完結します。我々も理想の一台をつくるお手伝いをしますので、お気軽にお声かけください。