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ワイズロード名古屋本館 Y'sRoad nagoya Honkan
2023/05/22 19:23
みなさんこんにちは。
ワイズロード名古屋本館トレックスペシャルアドバイザーのいりさわです。
ミドルグレードカーボンに電動105をシリーズ化して紹介しておりますが、スペックが頭一つ抜き出ているモデルもあります。
競技目線で見たときに便利な部分が多いので、今日はそこにフォーカスして車体をご紹介して参ります。
目次
マドンと言えばエアロ。現在は第七世代まで進化してきましたが、こちらのモデル「SL6」は第六世代のフレームを踏襲しています。
だからと言って、性能が悪いという訳では一切なくて、エアロ性能はピカイチです。開発の度にトレックは社内の風洞実験設備で最適な計測をした上で試作品を作ります。それをプロチームのメンバーにテストライドを行ってもらいフィードバック。それを
トップチューブ裏には調整式ISO SPEEDが搭載されています。シートポストの中身がL字型に分割独立していて、トップチューブ内に差し込まれています。支点が動かせるシステムで、柔らかくしたり硬くしたり自在です。
なお、第七世代のマドンは、一番硬くした時と同じ乗り心地とのことです。悪くはないと思いますが、一番柔らかいときの乗り心地は凄くいいので、ロングライドやトライアスロンでの体力の温存という意味では実はこちらの方が向いているということが言えます。
SL6は手の込んだ専用カーボンハンドル/ステムを採用していません。これは価格上昇を抑えることにも繋がりますが、ハンドル周りを好みのパーツにカスタムしやすいとメリットがあり、これがかなり有効的です!!
最初から付いているハンドルもアルミ製のエアロハンドルですので、空気抵抗が多い訳ではありません。重量こそカーボンに劣りますが、エアロロードらしい走りを魅せる為のパーツのひとつなんです。
ステムのクランプ部分をご覧ください。
丸い部分が幅広く多く用意されています。ここにDHバーがクランプ出来ます!!
トライアスロンですと、身体を丸めて空気抵抗を少なくして走るのですが、その姿勢を取るためにこのようなパーツが必要になります。今時のエアロなロードは専用のハンドルとステムが最初から搭載されていて、このDHバーが付けられない、もしくは付けるのにお金と時間がかかり過ぎるというデメリットも持ち合わせています。時には汎用性があったほうが良い場合もあるのです。
リムハイト50mmのカーボンホイールが最初から搭載されています。金額にすると16万弱のモノ。重量は1750g。けっして軽くはないですが、リムの外幅は27mmで内幅は19mmとエアロ性能とトラクションコントロールをしやすいスペックのモノ。
平坦メインのロングライドやトライアスロンで淡々と同じペースを刻む場合にはうってつけのホイールです。
なにより見た目が格好いいのもいいですね。エアロフレームにディープリムは戦闘機のような見た目で最高に目の保養になります。
フレームやコンポの良さにプラスして、電動シフトがアッセンブル。長時間サドルの上に居ると、後半シフトレバーを押すのが正直億劫です。疲れ切ってますから、その行為を行いたくないんですね。電動であれば、ボタンを押すだけで簡単にシフトチェンジしますので、凄く楽です。いりさわ自身も自分の古いマドンに入れられるうちに電動を入れたいなんて思っていますが、先立つものが(笑)
ということで、少し高額ですが、後々のイベント出場や目標の事を視野に入れたときに悪くない選択肢になる一台でございます。
SLグレードはOCLV500シリーズです。
様々な機会でご紹介しておりますが、トレックにおけるSLシリーズはどの車種もOCLV500です。2つあるグレードの内のベーシックなほう。硬すぎず重すぎず、高価すぎず。バランスのよいものです。
なお、硬いバイクは長時間乗る時に後半疲れてしまいやすく、硬さに負けない脚力を身につける必要があります。
結構なトレーニングが必要かなぁとは思います。もちろん、頑張る!!と意気込みのある方は上位グレードのカーボンを目指しても良いかと。
自分はレースに出ないから。と異口同音にお客様から聞く機会が多いですが、速い自転車は楽に遠くまで行けると思ってもらってもいいです。
レースに出場する場合でも、他人と競うのではなく己を競うイメージを持つとハードルがグッと下がります。現場は結構なお祭り騒ぎで応援も居て気持ちがいいです。
一回出て自分の記録が公式に残りますので、来年は自己ベスト更新を目指すというのが楽しいです。
こんなことにチャレンジしてみたいなど、目的目標などをお伺いできれば最適な提案を致しますのでお気軽にご来店ください。