【インプレ】最大30ワット差!?ONIベアリングと純正を比べてみたらやっぱりすごかった!
by: 星野

何度も開催告知をさせていただいているONIベアリングの試乗会が遂に明日となりました!

 

ホッシーも、やっぱり比べてみないと性能差が分からないもので気になっていたのが「ONIベアリング」。

以前に、純正状態とONIベアリング仕様を、パワーメーターでどれくらい変わるのかを試させてもらったことがあるので、その結果をご紹介します!

JTEKT ONI BEARING

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工賃込み¥120,000(税込)

色んな媒体で取り上げられておりその高い性能には今大きな注目が集まっています!

産業機械や車などので培ってきた知識と経験を自転車へと落とし込み満を持して参戦してきた世界のJTEKT、一見ベアリングのみで10万円オーバーは面喰っちゃいますが、正直その価値は大きいです。

 

他社を寄せ付けない回転性能

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分かりやすい所ではやはり圧倒的回転力でしょう。

数字だけで見ても回転が如何にロスが無いかが分かります。

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乗り比べ

聞くところによると、トッププロがあまりに差があるから他の選手に供給しないで欲しいと言うほど、そのスムーズさには差があり、特にコーナーの立ち上がりは桁違いという。
純正状態とONIベアリング仕様それぞれを、タイヤ・ホイールグレード・カセットを同じものでご用意いただいたのでしっかり比べる条件でした。

 

走行感の違い

第一印象はプロ選手が言う通り、コーナリング速度が明らかに違いました。

最低限の減速でコーナーに入って、立ち上がりまでのペダリングができない間での減速具合が全然違います。
立ち上がり直前の速度がサイコンで見比べると冗談抜きで2~3km/hは確実に違います。

しかも加速時の抵抗も少ないので、全く別のホイールなんじゃないかと思うくらいスムーズに加速ができるのでベアリングの違いに驚かされます。

 

パワーメーターで比較

プラシーボ効果かも知れないので、トレーニングの味方「パワーメーター」の登場です。
走りが軽くなった気がしてるだけかもしれないので、数値で見比べるのが間違いないです。

1周800m×5周(4km)を3パターンで同じコースを走ったので、平均ワットで見比べてみましょう。

同じギアで同じ速度を維持した場合

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25km/h維持でアウターギア50Tのリア17T(6速目)で比べたら12ワットの軽減できました。

ケイデンス合わせた場合

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先ほどギア比のままケイデンス+10rpmの80rpmで、速度が30km/hで合わせたら13ワットの軽減。

ギアを上げてさらにスピードアップ

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リアギアを一段重い15Tにして35km/hを維持して走ったら、なんと30ワットも軽減していました!

 

最後に

3パターンで走行していて共通していたのが、加速が終わり速度をピタッと合わせた瞬間、必要パワーが画面を見ると分かるくらいピューっと下がっていました。
瞬間的にパワーを上げても平均値が下がっていたので、とんでもない効果がありました。
速度が上がれば上がるほど効果がハッキリとしてきます。これでロングライドをしたら疲労軽減できますし、もっとロードバイクで楽しく走れるはずです!

最強のONIベアリングを体感できる試乗会が明日明後日の29・30日12時から17時で開催されます!

天気は最高の晴れ予報なんで、熱中症に気を付けながらONIベアリングの凄さをバチバチに体験しに来てください!