#TREK ガンガン使える!? 12速105搭載の便利な一台とは、このバイクだ!! 【DOMANE AL5】
by: 入澤 司

みなさんこんにちは。
ワイズロード名古屋本館トレックスペシャルアドバイザーのいりさわです。

先日こんなお話しが店頭でありました。かなり端折って表現すると・・・。

割と雑にガンガン使いたいから、カーボンではなくアルミフレームの車体が良い。そして、コンポは段数の多い105が良い。

このようなご要望であったかと記憶しています。

しかし、現状、新型105搭載のアルミフレームの完成車は105の高性能さに合わせた超攻めたフレーム設計であることが多く、そのアルミパイプは極薄で超軽量。ミドルグレードカーボンバイクに引けを取らない性能を持っているため、見た目やイメージ反して非常に華奢というか脆いのです。云わば、気の使い方はカーボンバイクと大差ないといったところ・・・。

それでは結局ガンガン気兼ねなく使うバイクとは程遠いというワケです!!
今回はガンガン使いやすい設計のフレームに、105を搭載した日常使いに強いバイクを改めて紹介します。

TREK

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DOMANE AL 5

100シリーズ Alpha アルミ

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フレーム自体にどのような造りの素材が使われているか、トレックの車体には表記されているのです。

この車体は100シリーズ Alpha aluminum というものドマーネALはこの素材で造られています。

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ですので、コンポが違うAL2でも同じ100シリーズ。

ドマーネはマルチパーパスがテーマの車体で

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21mm幅の広いリムに32cという太いタイヤを標準装着(最大38c)というキャパシティーを持っているのです。

さて、本題の100シリーズとは何かというお話しですが、このフレームはレーシーな車体と違ってパイプの造りがシンプルになっています。

対比となるのが

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エモンダALRに採用されている300シリーズで、こちらはパイプが適宜厚みが三段階に調節されていて非常に軽量に仕上げてられています。

その代わりに薄いところが超脆いというワケですね。だから取り扱いに気を使わないと、薄い所を思い切りぶつけたらへこんだり割れたりするというコト。

100シリーズというと、その段階的な加工をしていないことがウリになります。300と比べたらちょっと重いですけど、その分頑丈ですから、キャリアを付けて重い荷物を載せたり、太いタイヤを履いて勢いに任せて砂利道に突っ込んでも大丈夫というワケです。

12速105はワイドレシオ

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そして、105。昨年12速化して、ギア比がワイドレシオな設定に大変身しました。12速のロードギアは基本的にワイドレシオ。デュラやアルテも同じ構成ですが、軽い側のギアが簡単にギア比1:1を選ばせてくれます。

お陰様で登りが楽!! 様々な坂道に対応できますので、とてもライドが楽しくなります。

頑丈なアルミフレームに軽量なギア比ということで、鬼に金棒なバイクが今回ご紹介するDOMANE AL5ということです。

キレのある走りなら、EMONDA ALR5も選択肢には入りますが、上記の説明のように少しだけ気を使わないといけないシーンは出てくるでしょう。

さいごに

 

ロードバイクに限らずですが、目的に合わせた車体やアイテムが必要です。しかし、中々自分の目的に合った物を選ぶこと自体が難しいと思います。

毎回お話ししていますが、我々はお客様の目的に対して最適な物を提案しています。ご希望や目標、目的など根掘り葉掘り聞いてしまうことも多いかと思いますが、お客様のための質問でございますので、ご了承ください。

そして最高の一台をご提案させていただきます。お気軽にお声かけ下さい!!

ご来店お待ちしております。