#BIANCHI 名古屋OG SPRINT RIM 105 DI2!? え!?105リムブレーキにDI2なんてあった!? 種明かしをしましょう!!
by: 入澤 司

みなさんこんにちはワイズロード名古屋本館のいりさわです。

大変です、とても面白い一台が完成しました。というか、先を越された!?というのがいりさわの感想です。

なんとリムブレーキモデルで105Di2搭載のオリジナル完成車です。リムブレーキの電動ギアと言えばアルテグラとデュラエースしかないはずですよね??

じゃあなんて105Di2が出来ているのでしょうか?答えは簡単でした。早速種明かしをしていきたいところですが、ディテールから確認してみたいと思います。

BIANCHI

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SPRINT 105 DI2 名古屋オリジナル完成車

サイズ:53

参考標準価格:¥418,000(税込)

特別販売価格:¥334,400(税込)

ベースは12速105

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ご覧下さい、クランクにFD,RD。きちんと12速105で、そして電動です。105グループは12速の場合、油圧しか本来設定がないハズなんですよ。そして、互換性など表をしっかりと読み込んで詳しくなっている方々にはもうピンとくるのではないでしょうか??

レバーにアルテグラを採用

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早速種明かしです!!

12速用のリムブレーキモデルはアルテとデュラしかないと最初に言いましたよね?そうです、だからレバーだけ上位グレードを使うのです。

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なお、リムブレーキのDI2のレバーは有線式です。無線ではないので、電線が出ます。それでも、全然スッキリして見えます。シフトワイヤが入る穴はグロメットで塞がれて、専用の電線が入るところからルーティング。レバー左右から出たエレクトリックワイヤーは4つ口のEW-JC304にまとめられてヘッドチューブに向かっていきます。

PROでアッセンブル

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シマノPROのPLTシリーズなどを使い、車体をアッセンブル。

ミドルグレードの製品で、軽さと低価格の両方をバランスよく実現したモデルを採用。

WH-RS100のホイールに25cのウルトラスポーツのタイヤでアッセンブルされていてもかなり軽量に感じます。

流石リムブレーキモデルというところでしょうか、重量の優位性という点ではディスクブレーキに勝る点です。

運動効率の良さから、重さで負けていても良いタイムが出るのがディスクブレーキなのですがやっぱり軽いと嬉しいですよね。

さいごに

このレバーだけアルテグレードを採用するという裏技のようなことをすると、リムブレーキモデルでも12速di2化出来る場合があります。

場合が、というのもホイールに12速カセットがちゃんと入るのか?という問題が残されていることと、バッテリーが内装出来るかという問題があるのです。

どちらもクリアにするにはテックスタッフと共に入念なチェックが必要です。

もし、今お乗りのリムブレーキフレームを近代化改修して、まだまだ乗っていきたい!!と思っている人は少なからずいるハズ。
なんならいりさわもそうしようと画策して、車体に合ったグロメットとバッテリーホルダーは確保しています。

ということで、自転車の乗り方には色々な考えがあっていいと思っています。もちろん最新の設計の車体もいいですし、速いですし。

でも、ずっと乗っていて愛着のある相棒があるというのもわかります。

是非、似たようなお悩みを抱えている方、ご相談ください。スタッフが色々とお手伝いします。

ご来店お待ちしております。