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ワイズロード 名古屋本館 Y'sRoad Nagoya Honkan
2025/03/20 18:15
みなさんこんにちは。
ワイズロード名古屋本館のいりさわです。
今回ご紹介する車体、いりさわが社内試乗会で初めて乗った時に、あまりの快適さと面白さにビックリしてコースを2周してしまったという車体。
店頭にて、お買い得になっておりますので、是非ご検討いただきたいと思って改めてご紹介します。
目次
この車体で一番面白いのはココ。キングピンと言いますが、シートステーとシートチューブが接着していなくて、それぞれ独立しています。
そこにピポットのようなピンが刺さっていて、ここを軸にして後ろの三角形が動きます。
チェーンステーがかなり柔軟で、横方向に広く縦方向に薄くなっていて、なんと動作する量は3cm。
え?大丈夫なの?と思いますよね。大丈夫です。カーボンなので、凄くしなります。これのおかげでかなり乗り心地が良い。
バインバインとした動きをしますが、決して緩慢なハンドリングになるワケじゃなくて、キビキビ感も残っている。
めっちゃ楽しいグラベルロードなのです。
フレーム各部の形状も全て計算してあるのが当たり前ですが、ところどころ目を疑うエグれ方をしているのも見物。カーボンならではの形状ですね。
トップチューブバッグやフォークパックもインストール可能。シートチューブが短くて、シートポストがたくさん露出するので、デカイサドルバッグもへっちゃらな良さがあります。
砂地から浅い砂利までこなせるキャンプツーリングに向いてるオフロード系タイヤも着いていますので、ガンガングラベルライドに使える素質があります。
なんだかんだ、フロントがダブルなので、グラベルだけじゃなくてターマックでも速度意地が楽なギア比になってます。
タイヤの真ん中のボコボコが舗装路の上では正直ジャマです。ゴロゴロゴロ・・・という割と不快に感じる細かい振動がずーっと手元に伝わるのでブロックは無い方がいいんですね。
そこでオススメなのがセミスリックタイヤ
向かって右のタイヤ。センターはブロックが無いため、舗装路ではよく転がってとても調子がいいのです。サイドノブが細かい砂利を掻いて出して、足元をなだらかにしてくれるので浅い砂利道でもへっちゃらなタイプ。
向かって左はRが付いている、ロード向け(舗装路)タイヤ。グラベル系タイヤのタフさはそのままにスリックにして完全に舗装路仕様にしたもの。通勤通学に砂利道が一切ない場合はこれが一番調子いいです。
太さは変えない
こちらはヴィットリアタイヤ。太さがトップストーンの最初のタイヤと同じなので、エアボリュームも同じです。センターがスリックなところが舗装路で活躍。
こちらはグッドイヤー。舗装路の走行性の悪路の走破性、どっちも取りたいときのタイヤ。サイドノブが一番高く作られているので、細身の35cでも不整地で一番活躍しそう。
なお、純正のWTBのタイヤは45cです。ハイボリュームがウリですが、ちょっと重たいのがたまにキズ。
単体で購入しようと思うと一本1万円を超える実は高級タイヤ。同じものに交換しようと思うとちょっと二の足を踏むレベル。
今回ご紹介のセミスリックたちならば、もう少し予算を抑えられるし、より舗装路に向いているタイヤなのでピッタリのチョイスではないでしょうか?
今回は、個人的な好みでキャノンデールのトップストーンにセミスリックを合わせるご提案をしましたが、グラベルロードやエンデュランスロードにセミスリックはかなり面白いと思っています。
いりさわが学生時代に通学と山岳部での山遊びに使っていたマウンテンバイクも、セミスリックを多用していました。パナレーサーのマッハSS。頑丈さと安価がウリのスチールビードのモデルです。いや、懐かしいな・・・。
そういった感じで一つの車体でもシーンに合わせたタイヤをチョイスすることで走りが劇的に良くなったりします。
グラベルロードでも通勤通学に大活躍する仕様に変身させることが出来ますので、是非購入時にご相談ください。
御来店お待ちしております。