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ワイズロード 名古屋本館 Y'sRoad Nagoya Honkan
2025/03/30 18:42
みなさんこんにちは。
ワイズロード名古屋本館のいりさわです。
いりさわ、ちょっと前にタイヤ交換をして軽量化に成功しました。350gくらいあったタイヤを280gにして二本合わせて140gの軽量化。
超ハイエンドのタイヤを贅沢して選んだので、グリップも超強烈で走りがめっちゃ良くなりました。
ということで、タイヤのインプレはまた次の機会にしたいと思いますが、先ずはタイヤを交換すると走りの質が良くなるということをお伝えしたいと思いますので、オススメの組み合わせをご紹介します。
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太めのタイヤとそれに合う軽量チューブです。
700 x 32C
700 x 23-32c 65mm
今回はトレックのドマーネALシリーズをピックアップしています。
このようなタイヤ。製品として一定の基準は満たしているので、悪くはないですが良くもないというのが本音。
R1の32cは通常市販品ではないですが、R2(ひとつ上のグレード)32cが364gなので多分380gくらいあると予測します。
通常のブチルゴムが大体130gです。片側510gタイヤ二組で1020gある計算です。
プロワンチューブタイプの32cは310gなのです。軽いから薄くて弱いのは?と考えますが
トレッド中央にはVガードというパンク防止の層が仕込まれているので、安心です。
そして、このタイヤのイチバンのメリットは超が付くほどしなやかというところ。めっちゃ乗り心地がよくなります。
柔軟性が高いので、タイヤが路面の凹凸に対してしっかり追従します。だから低グレードのタイヤより進みますし、ブレーキの効きもよくなります。これが強い安心感に直結するのです。
また、何故今回パナレーサーのタイヤを選択していないかというと、アジリストシリーズには32cのタイヤが存在しないからなんです。
いや、作った方がいいですよ、パナレーサーさん。
そして、チューブは凄く軽くなります。TPUはブチルゴムと違ってとても軽く、耐貫通性能も高いというメリットが。
ちょっとだけ硬い印象があるのは空気圧のコントロールでどうにでもなるのと、タイヤ自体の柔軟性がカバーします。
そして、パープルライトの良いところは23-32cのタイヤをカバーできる対応力の広さ。ここはパナレーサーの強みの一つです。
タイヤは310gが二本。チューブは36gが二本。前後で従来品より328gも軽量化することができます。
これは大化けです。回転する部品の外側を軽量化すると、回転し始めるときなどに必要なエネルギーがとても少なくなります。
なのでビックリするくらい違いが体感できます。
なお、昨今よく叫ばれているタイヤの幅とホイールの幅の関係性は、ドマーネALの場合は全く心配ありません。
標準装備のホイールが最初からワイドな21cだから。32cのタイヤに対しては21cが標準のリム幅なので、安心してお使い頂けます。
そもそも最初から32cですし、ドマーネAL GEN4は38mmまでのタイヤに対応するフレームクリアランスを持っているので、その点でも心配は要りませんね。
タイヤは消耗品です。いつかは必ず交換する必要があります。
また、文中でも触れましたが、標準装備のタイヤというのは悪くないだけで、決していいモノではありません。硬い、重い。柔軟性が低く、耐摩耗性が高いことだけがメリットというものが多いです。ごく稀に定価1万を超えるようなタイヤが標準装備のモデルも存在していますが、見つけるほうが大変です。
スポーツ性の高い乗り物はタイヤが命。車、オートバイ、自転車、全てに共通して言えます。
是非ここをこだわってもらって、違いを体験してください。
最近はタイヤをちょっと太くする事のメリットが大注目され始めていて、レーシーなモデルでも30~32mm程度までなら許容する車体も増えてきました。
幅広ホイールをアップグレード時に選択して、28Cのタイヤを引っぱって30mm程度に拡大すると走りの質が大きく変わります。
たびたび違いについて触れてきていますが、本当に重要な要素ですのでスポーツ自転車初心者の方も是非臆せずトライしてください。
ご来店お待ちしております。