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【New】FINISH LINEからハイエンドな潤滑剤が登場!!
by: 平井

どうも、アルバイトスタッフのヒライです。

みなさん、自転車のメンテナンスはしっかりできていますか??
僕は先日、フォッサマグナを横断するライドをしてきたので、約300km走行してきたことになります。これだけ走行したら必須なことといえば・・・

そう!「洗車」です。チェーン周りやフレームの汚れを落とし、そして、洗車後にはドライブトレインに注油するところまでがセットですね。
その「注油」で革命を起こす新製品があのFINISH LINEから入荷したので紹介します!

HALO(ヘイロー)シリーズ

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 超高性能チェーン潤滑剤、HALOシリーズです。
FINISH LINEからついに登場しました!最近流行のWAXタイプです。一個ずつ紹介していきます!

HALO HOT WAX Lubricant

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こちらはペレットを湯煎で溶かし、チェーンを浸してブッシングまでしっかりと塗布できる潤滑剤です。
「高精製パラフィン」によってドライで強固なコーティングを形成し、水分と汚れの吸着を大幅に低減。乾燥した環境、湿潤な環境のどちらでもドライブトレインの性能を劇的に向上させ、比類のない摩擦低減効果を発揮。

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中空のコアで振動摩擦を軽減する「球状タングステン」と、非粘着性の保護コーティングを形成する「セラミック ボロン ナイトライド プレートレット」の相乗効果によって摩擦や摩耗を低減します。
・・・なんだこれ??

まず、「セラミック ボロン ナイトライド プレートレット」というものは、日本語訳すると「セラミック 窒化ホウ素 プレート」です。要するに、表面にコーティングをして保護してくれるものです。
また、タングステン金属の中で最も硬い金属です。つまり、耐摩耗性にめちゃくちゃ優れています。球状タングステンのおかげでチェーン等の細かい部分に入り込んで駆動抵抗を減少させつつ、その効果を長く維持できるという訳です。ドライブトレインの寿命だって伸ばしてくれますよ。

約25回塗布可能。これを使い切るのはなかなか大変そうですね・・・

HALO WAX Lubricant

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こちらは塗布タイプのワックスです。
特長はHOT WAXと似ています。こちらにも「高精製パラフィン」「球状タングステン」を配合。ドライブトレインに強固なコーティングを形成しつつ、摩擦を低減してくれます。こちらはチェーンの細部にはHOT WAXより届きにくい分、湯煎不要で、従来のチェーンルブのように塗布するだけでよいのでお手軽です。
しかも、このボトルのノズル、変わった形をしています。後で説明しますが、これ、ルブをより簡単に塗布できるようにする画期的なノズルです!全部のルブにこれ搭載してくれたらいいのに・・・

HALO WET Lubricant

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こちらはルブタイプの潤滑剤。
「高精製パラフィン」の代わりに、天然ガスから合成された流体フィルムを配合。これによりドライブトレインのノイズを最小限に抑え、優れた耐水性を持ちます。極端な温度条件下でも粘度を維持することができ、乾燥した環境、湿潤な環境のどちらでも、比類のない潤滑効果を発揮してくれます。
また、「球状タングステン」は配合されているので、ドライブトレインの駆動抵抗の低減効果と寿命を延ばす効果は期待できます。

特徴的なノズルの話

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このノズル、他のルブでは見たことないですよね。チェーンルーバーっていうらしいです。
これは、

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こうやって、

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こういうことです。

めっちゃ手軽ですよね!!??
ありそうでなかったノズルです。これでルブの塗布はイージーモード突入ですね。
ちなみに。

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従来通りの塗布の仕方もできます。

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それから、先端のパッドは替えが6枚も付いているので、使っていてパッドがへたっても、しっかり塗布できますよ。

この替えパッドがよっちゃんいかに見えるのは僕だけでしょうか・・・
小さいお子さんが食べないように気をつけてください。絶対食べちゃだめですよ。

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それから、ちゃんとルブが出る・出ないもコントロールできます。
出る状態でひっくり返したり横にしたりして保管すると大惨事になりかねないのでご注意を・・・

どれを使うべきなのか?

性能的に最強なのはもちろんHOT WAXです。

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摩擦、耐水性、持続性、耐摩耗性、防汚性すべての点で優れています。
でも、毎回チェーンを外して、ワックスを湯煎して、とかなり手間がかかるんですよね・・・
そんなの面倒だ!!と、そういう方には塗布タイプが間違いなくオススメです。チェーンを外す手間も湯煎をする手間もありません。ボトルを逆さにしてぬりぬりしたら終わりです。
その中でも、WAX Lubricantは防汚性には優れるものの、耐水性には少し劣ったり、逆にWET Lubricantは耐水性はピカイチですが汚れやすいというメリット・デメリットがあります。

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↑WAX Lubricant

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↑WET Lubricant

WAX Lubricantの方がドライルブ、WET Lubricantはその名の通りウェットルブというイメージですね。

おわりに

FINISHLINEコーナーにてHALOシリーズも展開中です。
他にもさまざまなケミカル類を揃えていますので、夏のライドに出かける前に、ロングライドを終えて、洗車などメンテナンスしてみてはどうでしょうか!?

ぜひご来店ください!