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# VITTORIA タイヤ交換のオススメ!! エンデュランスロードならこの組み合わせが個人的に最強だと思っていますヨ!!
by: 入澤 司

みなさんこんにちは。
ワイズロード名古屋本館のいりさわです。

気温も落ち着いて、有酸素運動や持久系競技に向いている季節になってきました。

紅葉も始まって、遠方に走りに行くのがとても楽しい時期ですね。

ということで、今日ご紹介しますのはロングライドに合う装備。特に足元にフォーカスしてタイヤのご案内をいたします。

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Panaracer

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CORSA PRO CONTROL

LATEX TUBE

PURPLE LITE TPU TUBE

幅広タイヤがスタンダードに!?

ちょっとこの車体たちを確認してみますと

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DOMANE AL のタイヤクリアランスは38mmまで

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Defy Advanced こちらのタイヤクリアランスは38mm

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こちらはSCOTT 新型ADDICT クリアランスは38mmまで拡大しました。

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X1はピナレロのエンデュランス。こちらもクリアランスは35mmの設定です。

太いタイヤが履けます!!

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今回、オススメするタイヤは、34cです。21cのリムに装着すると34mmになるニューエトルトスタンダード準拠モデル。

360gとこの太さのタイヤの中では標準的。もっと軽いモデルもヴィットリアラインナップ内には存在しますが、このコントロールというモデルは頑丈で、ハイグリップで更にコットンケーシングらしい柔軟性も兼ね備えたハイエンドモデルというところが今回オススメの理由。

ロングライドをすると様々な環境に遭遇しますが、そのどのような路面環境や状況でもトラブルに見舞われずに走って帰ってこれるというのが最も大事なポイント。

太いタイヤは設置面積の形状が効率的で、実は転がり抵抗が少なくなる傾向にあります。また、設置面積自体は広いのでトラクションが抜けにくいため、よく進みよく止まるというメリットも。下り坂ではその恩恵を大いに受けることができて、ストレス少なく下ってこれます。

なお、新車装着のタイヤは流行り少しグレードや性能が落ちてしまう傾向になるので、ロングライドはもちろんですが、ライドクオリティを挙げて、楽しく安全になるのでタイヤのアップグレードや車体が許す限りの拡大はとてもオススメできるめっちゃいい作戦だと思います(語彙力皆無)

チューブにも拘りたい

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合成ゴムであるブチルチューブ(いつものアレ)と違って、天然ゴムのラテックスチューブは柔軟性に富んでいます。

タイヤの内部でゴムチューブが貼りついて、路面の凸凹に対して変形するのに抗います。これが転がり抵抗の一部なのですが、ブチルチューブは硬いため、顕著に出ます。

ラテックスは柔らかく伸び縮みするため、タイヤと一緒に変形しますので転がり抵抗が減るのと同時に乗り心地がかなり良くなります。

ロングライドに於ける乗り心地の良さというのは疲れにくさに直結してくるので、空気が抜けやすいデメリットを含めてもラテックスチューブの有用性は高いと考えております。

また、チューブレスで運用することが最も乗り心地が良くなる方法ではありますが、チューブレスは出先でのパンクして空気が抜けてしまったときに高確率で立ち往生してしまうので、ロングライドに於いてはチューブド(クリンチャー)で運用するほうがパンク時に素早く復帰できる可能性が高いです。ロングライドでは多少の問題はあれど自己解決して予定通りに帰ってくることが非常に重要なので、今回はチューブドで運用をオススメします。

軽量化ならコッチ

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今日は店頭在庫からのご案内ですが、軽量化も一緒に叶えるならTPU製のチューブが一番良いです。

ラテックスチューブも多少軽量で、同等サイズのブチルに比べて50g弱の軽量化ができるのですが、TPUチューブならその倍、ブチルからみたら100g程度の軽量化が出来てしまう、ここ最近一気にシェアを拡大しつつあるチューブです。

最大のメリットはその軽量性。同じ厚みであったときにゴムよりも空気の保持能力が高いのも売りです。

保持能力が高いから薄くできる、薄くできるから軽くなる。空気保持能力が高いということは素材として強いということもあり、対貫通性がありパンクしにくいというメリットもあります。

なお、素材自体はちょっと硬さがあるので、乗り心地だけで判断するとラテックスに大きく軍配が上がるので、走行性能重視派はTPUに。乗り心地重視派はラテックスを選ぶとよいでしょう。

タイヤの好みを見つけてみよう!!

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 今回は自分がオススメの組み合わせをご紹介しました。

しかし、好みや使い方は人それぞれ。太いタイヤが履ける仕様の車種が増えたというトレンドも含めたご案内でしたが、ヒルクライムやクリテリウムなどの短距離レースではこういうタイプのタイヤは相性が良くないはず。細身のもっと軽いタイヤが必要とされます。

こういった違いにも対応できるように当店ではたくさんのメーカーとサイズを用意しています。

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もちろんチューブもたくさんあります。

更に言うと、チューブレス用のシーラントも複数のメーカーでご案内できます。

またTPUチューブってどういう素材感なの? 新しいクリックバルブって何?という疑問にもお答えできるように展示品も用意しています。

みなさまそれぞれの用途にお答えしますので、タイヤ交換の際も是非ワイズロード名古屋本館をご利用ください。

皆様のご来店お待ちしております。