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【試乗会インプレッション】レッドブルと共同開発!?F1の空力を手に入れたR01乗ってみた
by: 星野

IMG_95782023年10月に発表されて、ワイドフロントフォークで話題になっていたBMC R01に、スタッフ試乗会で乗ることができる分かっていたので1番に乗りに行きました!

BMC Teammachine R01

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レッドブルと共同開発

BMCが「レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズ」とコラボレーションして開発された最新鋭のエアロロードバイクです。

元々ACEテクノロジーというスーパーコンピューターでのソフトウェア解析を2013年から採用しており、2020年にはACE+へと進化してコンピューター解析で作られた最新鋭のバイクを世に生み出してきたブランドです。
そこに、最高速度と卓越した運動性能(コーナリング、加速、減速)を両立した、地上で最も速いレーシングカーであるF1の技術もロードバイクに取り込むことで更なる高みを目指した1台です。

開発の流れを聞いただけでめちゃくちゃ興味があり、どんなロードバイクなのだろうかと思っていました。

特徴的なフロントフォーク

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まず、R01で触れなければいけないのが「フロントフォーク」です。
今では、トラックやTTバイクに採用されているワイドな形状のフォークです。昔ながらのロードバイクに慣れているせいか、フレームとタイヤの距離はぎりぎりになっていた方が前面投影面積少なそうで、このバイクだとぱっと見、空気抵抗増えていそうなのでどうなのかと疑問でした。

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ただ、ホイールの回転により発生する乱気流を流れるようにするために幅広になっているんだそうです。ほぇ~って感じですよね。

他にもBB周りや後方にかけても風の流れを考えられているとのこと。

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言われても実際に速く走れないと意味がありませんので試乗へ。

シッティングでの巡行が楽しい

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ハンドル幅が360-420mmと、今となっては他社も取り入れているハンドル幅ですが、なかなか違和感が出そうなハンドルです。

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ブラケットポジションでのダンシングでは慣れが必要なのでしたが、下ハンドルでのダンシングはかなり乗りやすかったです。
ブラケットを握ってのエアロポジションで力を込めてペダリングすると、フレームの硬さを感じることなく不思議と速度が伸びます。フレームがしなってばね勘で走るというより、そのまま踏んだ力で前に進むなんか言語化が難しいですが、進むことに抵抗を感じなかったので空力って大事なんだなぁと痛感しました。

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ダンシングでガンガン走ることもできますが、シッティングでひたすら耐えて平均速度上げて走る方があってますね。エアロフレームと謳っているので当たり前か( ´∀` )

リア辺りの剛性を全体でいなしてる感じはBMCらしさとして残っています。ワイドなフロントフォークに大幅に変わっているので、今までの細身のフォークがしなっていい感じに走れるBMCライドフィールが薄れてしまっているのでちょっと残念なポイントですが、それ以上に走りのインパクトが打ち消してくれました。これ速えっす。

名古屋本館フレーム在庫あります

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名古屋本館にはR01の在庫がフレームで1本在庫があります。
VAR 0(バージョンゼロ)という無塗装状態で最小限のクリアコート仕上げの特別版となっていまして塗装が無い分軽量です。

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51サイズ( 身長目安165cm前後 )での在庫です。

妥協しない特別な1台を作りたい方にR01はオススメします!

フレームコーナーにて展開していますので気になった方は是非実物を見に来てください!
ご来店お待ちしております。