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【入荷速報!】1セット限定!こいつぁヤバイぞ…山岳用決戦兵器ENVE SES4.5 PRO入荷しました!!
by: 古閑森 聖

いつもワイズロード名古屋本館のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

スタッフの古閑森です。

SES 4.5 PROは従来のSES4.5とは全く違う山岳ステージで勝つための PRO スペックホイール

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まずは、本来のスケジュールよりもかなり早くSES 4.5 PROが緊急入荷したことをご報告させていただきます。
今回の入荷は1セット限りですので、早い者勝ちです!

 

もう箱からワクワクが止まらない

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右下に輝くステッカー
そう、ご存知の方も多いと思いますがENVE SES 4.5 PROは、ダデイ・ポガチャルはじめ、UAEチームと共同開発を行ったホイールです。

 

付属品

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PROのロゴが入った専用のホイールカバーにF/Rそれぞれの予備スポークが2本

 

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そして、ENVEロゴ入りポーチが付属します。

 

スペック紹介

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【ENVE SES 4.5 PRO 前後セット ¥649,990-】

 

SPEC FRONT REAR SET
リム重量 369g 383g 752g
ホイール重量 587g 708g 1,295g
ハイト 49mm 55mm  
内幅 23.5mm 23.5mm  
ハブ ENVE INNERDRIVE PRO ENVE INNERDRIVE PRO  
ハブ重量 87g 194g(シマノボディ)  
フリーボディ   SHIMANO HG  / MS
Campagnolo N3W
SRAM XDR
 
スポーク Alpina Ultralite Aero R5 Alpina Ultralite Aero R5  
ニップル Alpina Nylock Alloy Alpina Nylock Alloy  
最大空気圧 100PSI(6.8bar) 100PSI(6.8bar)  
ブレーキタイプ DISC DISC  
チューブレス対応 YES YES  
ホール数 24H 24H  
付属品 チューブレスキット(リムテープ・バルブステム×2・プレッシャーリリーフバルブステムナット×2)  
最適タイヤサイズ 28mm 28mm  

■チューブレス・チューブレスレディタイヤ専用モデル。クリンチャータイヤの使用はできません。
■チューブレス・チューブレスレディタイヤにチューブを入れて使用することは可能です。
■Campagnolo N3Wフリーボディーには10/11/12速(11Tトップ)対応用アダプターは付属しません。 

SES4.5 PROは、F:49mm/R:55mmと高ハイトかつ前後1,295gと軽量ながらエアロ性能も併せ持つハイスピードヒルクライム向けホイールです。
ダデイ・ポガチャルクラスになると、ヒルクライムでもエアロ性能が重要になる速度域な為、エアロ効果の高いSES4.5を軽量化し、数えきれないほど多くのレースに勝利し、その有用性を証明してきました。

 

PROの為に見直されたリムプロファイル

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①:リムハイトを1mm低くし軽量化(F:50mm/R:56mm→F:49mm/R:55mm)

②:リム内幅を狭くし軽量化(25mm→23.5mm)

③:ワイドフックレスビードは残し耐パンク性能は維持

④:ビード下を極限まで薄くし軽量化、新しい製造技術によりチューブレス寸法を維持

⑤:フックレスタイヤの形を変えることなくフックレスの乗り心地を実現

⑥:新たな素材を使用しより薄く

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SESは各モデル、フロントがリアよりもハイトが低く前後でリムハイトが異なります。

フロントは、【安定性とハンドリングを重視】
リアは、【空気抵抗を削減することを重視】
されています。

またリムハイトのみならず、スポーク周辺の形状も

フロントは、【横風を流すような丸みを帯びた形状】
リアは、【空気抵抗を減らす尖った形状】
となっています。

 

ハブもPRO専用

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ハブもPRO用に新たに開発。
ストレートスポーク、アンチクロスなど今までのインナードライブハブの特徴はそのままに、ボディ・ベアリング・ラチェット・スプリングまで全て見直し徹底的にテストを行っております。

・軽量シェルボディ
 シェルの形状を細くすることで、ハブ全体で60gの軽量化に成功しました。

・ハイブリッドシールオリジナルセラミックベアリング
 グレード5のセラミックボールに、低摩擦ポリアミドベアリングケージと、硬化ステンレスレースを使用。
 インナードライブハブの開発と同様、市販されているベアリングの欠点を洗い出し再度設計し、ENVE内部でのテストとプロの評価の結果、独自のベアリングを開発しました。

・超軽量40tPROラチェットとスプリングキット
 抵抗と重量をさらに低下させるべく、ラチェットの直径を縮小。
 周囲の材料を削減し、軽量化。
 最小限の力で確実な噛み合わせと最小限の抵抗を実現するカスタムラチェットスプリングも新たに開発。
 より低抵抗なハブへ進化しました。

 

スタッフ古閑森の個人的考察

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ロゴまで軽量化の為にペラペラなシールに変更されています。
まさに「ここまでするか?」という領域ですね…約65万円のホイールにしては安っぽいシールなので(言い方はごめんなさい)所有欲よりも性能に全振りした決戦用兵器というENVEの本気を感じます。

ここまでの性能や重量を見たら【もうSES4.5じゃなくてSES4.5 PRO1本で良くね?】と思ったのですが、メーカー公式見解では

『新たなSES4.5PROは今までのSES4.5を置き換えるアップデート版ではありません。
名前は同じですが、それぞれ活躍するコースが異なり、SES4.5PROが登場してもSES4.5が真のオールラウンドホイールであることに変わりありません。

UAEチームでは山岳ステージではSES4.5 PROを使用し、平坦ステージやパヴェのあるようなステージでは従来のSES4.5を使用するとのことです。』

と言っております。

キャプチャ

HPへの記載も上記画像の通りで、SES4.5 PROはあくまでも【山岳専用】という立ち位置でSES4.5 が【平坦】となっています。
高性能ホイールの代名詞的存在であるENVEが平坦で最適な真のオールラウンドホイールとSES4.5を明言している事に注目してしまいますね!

SES4.5の重量は1,450gです。
そう考えると、近年の振興ブランドに見られる超軽量カーボンホイールの流行は「果たしてそこまで意味があるのか?」と考えさせられます。

もう1つ私が注目した点は【スポーク】です。ENVE SES4.5 PROのスポークはINNERDRIVE PROという【ステンレススポーク】です。
特にアジア圏の振興ブランドで近年多く見られるカーボンスポークですが、大手ブランドでカーボンスポークは一部を除いて使われていない事を考えると、「カーボンスポークもそこまで意味は無いのかな?」とも思いますね…

軽ければ軽いほど良いホイール
でもなければ
硬ければ硬いほど良いホイール
でもないのでしょう

ホイールとは【リム】【スポーク】【ハブ】の3種類でしか構成されていません
逆に言えばこの3種類の絶妙なバランスと性能でホイールの全体の性能は大きく変わります。

まぁユーザーの使用用途や脚力により【良いホイール】の定義も変化しますので
結局は【自分に合うかどうか?】が最も重要な事かもしれません。

とは言え、あのポガチャルの圧倒的な走りを支えたホイールはこれだ!!と言われると欲しくなりますね(笑)

 

リム幅どんどん広がる問題

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近年のホイールは幅がどんどん広がっております。
これは大手ブランドも振興ブランドも共通した流れです。

整流効果の問題があるので、断面の形状や波型等の全体的なリム形状の違いはありますが【幅が広がっている】という事実は間違いありません。
これは近年のグランツール等のプロトンで覇権を握っている『チューブレス(レディ)』によるタイヤ幅の増大に深い関係があります。
今では一般的な完成車標準である28Cでもかなりの少数派で30~32Cがトレンドです。
タイヤ幅が広がれば当然最適化されるリム幅も広くなる。
その結果が現代リムの幅広問題そのものなのです。

一方で一般のサイクリストにはチューブレスはどれほど普及しているのだろうか?
正直な個人的感想としては全サイクリストの2割もいないのでは無いだろうかと私は予想しています。

また、そんなに幅が広いリムやタイヤが許容OKなフレームは最新のフレームかエンデュランス系フレームしか無いのでは?
エアロフレームやハイエンドレースフレームだと2024年式辺りから「えっそもそも入らないんだけど…」という人も出てくると思うのです。

ちなみに私のDOGAMAは最新2026年モデルですが許容30Cなのでこの流れには非常に敏感です(切実)
この先どこまで幅が広がるか不安もありますが、どこまで進化するのか楽しみでもあります。
もし許容範囲ならば是非試してみたい憧れのホイールENVE SES4.5 PRO。
是非ご検討ください!

では次回のブログでお会いしましょう!