エアロロード・トライアスロンの殿堂 日本最大級トライアスロンショップ
2016/07/14 20:53
ピナレロなど一部のメーカーを除き圧入式BBは今や標準規格と言っても良い普及率。かつてはキワモノ扱いで一部のクランクしか使えないものも多かったのですが最近はアダプターも非常に豊富で互換性の問題はほぼなくなっています。フレーム設計上のメリットも多いのですが、いまだに解決しない厄介な問題も。
圧入式っていうぐらいですからフレームにベアリングを「押し込んで」行きます。このとき当然フレーム側の内寸がベアリング側よりわずかながら小さいくないといけません。(大きければ当然スカスカで固定できませんので)となる当然圧入を繰り返していればフレーム側が徐々に広がってダメージを受けてしまうという事になります。
そしてなんといってもみなさんご存じ音鳴り。最近の物は昔より音鳴りは少なくなっていますがやはりどうしてもなってしまう個体があります。そんな時にはBBを外すことになるわけですが、どうするかというとポンチを使ってハンマーで叩き出すんですね。
物によってはなかなか外れなくってガンガンガンガンたたくわけですがこれもフレームとベアリングにかなりの負荷を与えます。
そんなわけで中々難しい面もあった圧入式BBですがそんな心配や問題もこのアイテムでおさらばです。
WISHIBONE
プレスフィット用BB BB30用 BBRIGHT・PF30用 BB386用(ほか規格も取り寄せ可能です)
¥18,000-(税抜き)
ベアリングを押し込むのではなくねじを締めて左右を結合させることで、付け外しのストレスとフレームのダメージを解消した「圧入式BB用ねじ込み式BB」(今作った単語です)その中でもWISHBONEは高い精度と耐久性まで考慮した造りで一躍トップランナーに躍り出たメーカーです。
当店に入荷してきたのはBB30 PF30・BBRIGHT PF386用の3つ。(いずれもシマノ用)
いずれも本体にしっかりと規格や左右など印字してあり作業や規格間違いが起きにくくなっています。
他社とWISHBONEの大きな違いはなんといっても精度。
特にBBの精度は感動的で、ヌルヌルとスムーズにはまり付け外しだけでも楽しくなってしまいそう。精度が高いのでねじ山にゆるみ止めも必要なし。ゆるみ止めは取り付け時の負担や外せなくなるなど欠点ばかりなので付いてないのは大賛成です。
ベアリングはG5等級のセラミックベアリング。
シールがかなりしっかりしておりグリスもたっぷり。決戦用のハイグレードのベアリングを使ったメーカーとは回転の軽さこそ違いますが、逆にそれらはシールが薄く耐久性は低め。頻繁にメンテするところではないだけに耐久性重視のつくりになっているのは嬉しいところです。
さらに左右のBBが連結していることで圧入式よりかっちり感が増しペダリングも安定。
もちろん圧入していないので音鳴りも少なく、仮に鳴ってもフレームにダメージを与えず付け外しができるので取扱も安心です。
取り付け取り外しはシマノ標準工具とモノによっては専用工具を使用。いずれも扱い方は簡単ですので自宅でも行えるはずです。
気になる商品展開はコチラ。(クリックすると全体が見れます)
シマノ・スラムだけでなくなんとカンパからなにげに専用品が必要なROTORはTRACKモデルまでカバー。そしてなんと究極の専用規格LOOKのBB65。さらにさらに、現在新たに提案されている「スレッドフィット82.5」までまさにあらゆるサイズが網羅。対応できない規格はほぼありません。
現在は入り口横のGケースに在庫中。在庫がないものももちろん取り寄せ可能です。
ラインナップ、仕上げ、耐久性とも他社を寄せ付けない鉄板の逸品
音鳴りに悩んでいる方やフレームのダメージが気になる方。自分で作業をするのでBBを手軽に外したい方。そうでない方でも確実にメリットがありますので是非導入してみてはいかがでしょうか。
これ以外にも当店ではプレスフィット用のBBを多数在庫中。人気のSUGINOや人気のROTORなどもありますので是非お問い合わせください。